0:00-8:00 12部屋掃除+リネン折り

今日はオバ男君とOくんとヤンTさんとお喋りとの5人勤務に、期待の星・新人6号君が加わった。新人6号君は19才だが、履歴書のガクラン写真よりずっと可愛らしく、爽やかなスポーツマンという感じで、ヤンTさんと私はゴキゲンだった。そんなイケメン6号君に、男に見境の無いお喋りが興味を持たないのが不思議だった。

例によってオバ男君が新人6号君の指導係になり、風呂掃除を教えていたので、その間に部屋が空くとオバ男君と6号君を残して4人で次の部屋へ進んでいた。

先日、ヤンTさんに「私が風呂係でお喋りが洗面係の時は、お喋りが風呂掃除を手伝わない。丸々子ちゃんやオバ男君が風呂係の時は、お喋りは風呂の中まで入って手伝うのに!」と愚痴っていたが、今日はヤンTさんが風呂係の時にお喋りが洗面係になった。

お喋りは洗面掃除を終えるとヤンTさんの風呂掃除を手伝わず、何故かトイレ掃除を始めた。トイレ係は私だったが、Oくんとベッドを組んでいたので手が離せず、私がトイレへ駆け付けた頃にはお喋りは階段掃除を始めようとしていた。

みかやん「階段はあたしがやるよ。だから風呂・・・」

お喋り「じゃお願いします」

と言ってお喋りは、部屋係のOくんの仕事を手伝い始めた。何故、ヤンTさんそっちのけでOくんの仕事を手伝うのだろう?と呆れながら、私がヤンTさんの風呂掃除を手伝った。

ヤンTさん「あの女、風呂を全然手伝わないよ!今日はストーカーみたいにOくんの後をつけ回してさ、今度はOくんを狙ってるみたいだね。私達に話す時とOくんに話しかける時と声が全然違うもん!」

みかやん「こんなふうにあたしの時も全然手伝わないで、他の仕事をするんだよ!丸々子ちゃんとオバ男君の時は手伝うけど、あたしらの事は関係無いって事?自分の仕事を放り出してもOくんを手伝うって何?」

ヤンT「やっぱりお喋りの次のターゲットはOくんなんだよ。ふぇ〜キモイ!Oくん、可哀相!」

みかやん「お喋りみたいな女につけ込まれたら、モテナイ君だって証拠だからね!って言っといたのに」

次の部屋でも次の次の部屋でも、お喋りはOくんに影のように寄り添い、ああだこうだと懸命に話しかけていた。

休憩に入ってから自己紹介をし、休憩室は新人6号君の記者会見場と化した。新人6号君は小学生から今までずっとサッカー少年で、今は社会人のクラブチームでFWをしているそうだ。血液型はAB型、家から10丁歩いて通勤、痩せているのにダイエット中、等々の事を本人から聞き出した。

Oくん「みかやん!良かったね!待望の本格派サッカー少年だよ」

みかやん「うん!もう感激。6号君は赤黒ユースには入らなかったの?」

6号君「受けたけど落ちました。300人の中の数名には入れませんでしたよ」

Oくん「へええ!赤黒ユースに入りたい人、300人も居るんだ」

6号君「赤黒ユース時代の新居選手には何回か会いましたよ」

Oくん「ええっ!ウチの新居に?」

みかやん「ウチのって。アンタ、赤黒の人かい?」

お喋り「んもぉ〜!Oくんとぉ、みかやんてぇ、本当に仲がい〜い〜。姉弟みたぁい〜」

一同「・・・(寒)」

休憩後、今日は擦れ違い勤務だったハズのOくんとお喋りがベッドを組んでいた。お喋りが順番を間違ったフリをして、ちゃっかりOくんとベッドを組む係になったらしい。お陰で次の部屋から順番など関係なく好きな係を選ぶ事になってしまった。Oくんが風呂係になると、お喋りは誰よりも先に「私、洗面やります」と叫び、まんまと洗面係をゲッツ!してしまった。

ヤンTさんと私がベッドを組みながら様子を見ていると、お喋りはかつてない早さで洗面係を終わらせ、いそいそとOくんの風呂係を手伝い始めた。

ヤンT「ほらやっぱり!私が風呂の時は全然手伝わなかったのに、何、アレ?」

みかやん「信じらんないね。Oくん、狙われちゃったしヤバイよ」

また部屋が空いたので、ヤンTさんと私が先に次の部屋へ向かう事になったが、後ろ髪を引かれる思いでOくんとお喋りを部屋に残した。Oくんとお喋りはかなり遅れて次の部屋へ来たが、Oくんは憮然としていた。振り払っても振り払っても、お喋りが着いてくる事に腹を立てていたようだ。さすがにOくんも、お喋りに付け狙われていると気が付いたらしい。明日もどうなる事やら?だ。

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