ラブホ奮戦記442日目:外道最後の日
2004年5月12日0:00-6:00 9部屋掃除+リネン折り+ビニール折り+ワックス+館内清掃
今日は丸々子ちゃんとOくんとヤンTさんとお喋りとの5人勤務。出勤するハズの新人6号君が、母親の体調が悪いという理由で欠勤した。
みかやん「ええっ!6号君、たった1日で辞めるの?」
Oくん「昨日、6号君は血まみれのバスタオルを見て”うわぁひでぇ!”と言いながら、よろめいてたよ。俺が見ても、ひでぇ!と思うような血まみれだったんだけどさ。”血は無理!”と思ったのかなぁ」
ヤンT「それが。母1人子1人の母子家庭なんだって。母親が心配だなんていい子じゃないの。明日はきっと出勤するよ」
一同「だといいけどねぇ」
今日は1部屋目で、ヤンTさんが部屋係1、お喋りが部屋係2、Oくんがトイレ&階段係、私が洗面係、丸々子ちゃんが風呂係になった。お喋りは首尾良くOくんとベッドを組めて、Oくんの風呂掃除を手伝える係をゲッツ!していた。2,3部屋掃除をした後、丸々子ちゃんが異変に気が付いた。
丸々子「お喋りの奴、随分とOくんにご執心じゃないの!もしかしてストーカー?」
ヤンT「昨日も、かくかくしかじかで、お喋りがOくんを付け狙って酷かったんだ」
みかやん「まさにストーカー状態だったよ。Oくんも気味悪がってた」
丸々子「そりゃマズイね。Oくんが可哀相だよ!何とかしなきゃ!」
というわけで、丸々子ちゃんとヤンTさんがOくんの徹底ガードを始めた。Oくんとお喋りがベッドを組む番になると、ヤンTさんが順番を間違えたフリをしてOくんとベッドを組み、お喋りとOくんがベッドを組まないように邪魔をして、お喋りがOくんの風呂掃除を手伝う番になると、お喋りが手伝う前に丸々子ちゃんが先にOくんの風呂掃除を手伝って、お喋りがOくんを手伝うのを邪魔していた。
丸々子ちゃんとヤンTさんの連携があまりにも見事で、思わず笑ってしまった。そうまでされるお喋りは何だろうと思うが、昨日の事を何も知らない丸々子ちゃんが、たった2,.3部屋で気が付いてしまう程のストーカーぶりなので仕方ない。
休憩室では、思うようにOくんに近づけないせいかお喋りはおとなしかったが、外道が明日から新ホテルQの準備に入る為にココでの勤務は今日で最後になるので、丸々子ちゃんとヤンTさんはゴキゲンだった。
丸々子「もう外道のあの黒い顔を見なくて済むと思えば気分爽快だね!」
ヤンT「本当だよね。私達、随分苦労させられたもん。もう充分だよ」
みかやん「分かんないよ。まだあたしらの人事異動は決まってないんだからね」
丸々子「新ホテルQ行きは、みかやんと6号君で決まりだよ」
みかやん「6号君が辞めたら繰り上げ当選するかも知れないよ」
ヤンT「その場合はお喋りを献上します」
みかやん「イヤだーっ!お喋りは要らなーい!」
丸々子&ヤンT「うちらも外道はイヤーッ!」
なかなか人事異動が発表されないので、落ち着かなくて仕方がない。
出動するとOくんが風呂係だった。手はずどおりにお喋りより先に丸々子ちゃんがOくんの風呂掃除を手伝っていたが、シャンプーが減っていたので丸々子ちゃんが新しいシャンプーを取りに行った。と、その時に、お喋りが待ってました!とばかりにOくんの風呂掃除を手伝い始めた。あまりの抜け目の無さにヤンTさんも私も驚いた。今日もめげずに虎視眈々とOくんを狙っていたのかと思うと怖かった。
丸々子ちゃんが新しいシャンプーを持って戻って来た頃には、Oくんとお喋りが入った浴室のドアが閉められ、中からお喋りの甘えた笑い声が聞こえてきたので、丸々子ちゃんも驚いた。
丸々子「油断も隙も無いね。お喋りの奴、ずっとこのチャンスを狙ってたんだろうさ」
一同「うわ〜、怖い!あ〜、寒い!イヤ〜、お気の毒!」
5時になると空室が10部屋も有り、折るリネンも無くなり、やるべき事は全てやった。誰もが「もしかしたら6時で帰れるかも知れない」と思うが、外道の場合はそうはいかない。外道は8時まで1人で残るのがイヤなので、なんだかんだ言って6時では帰して貰えない。すると珍しく外道の方から「今日みたいな日は全員6時上がりでしょうかねぇ?」と聞いてきたので、「でしょうねぇ」と答えた。
外道の気が変わらないうちに大急ぎで後片付けをして、逃げるように全員で6時上がりをした。ココに来て6時に全員が帰るのは初めてだった。外道の最後のご奉公だった。
今日は丸々子ちゃんとOくんとヤンTさんとお喋りとの5人勤務。出勤するハズの新人6号君が、母親の体調が悪いという理由で欠勤した。
みかやん「ええっ!6号君、たった1日で辞めるの?」
Oくん「昨日、6号君は血まみれのバスタオルを見て”うわぁひでぇ!”と言いながら、よろめいてたよ。俺が見ても、ひでぇ!と思うような血まみれだったんだけどさ。”血は無理!”と思ったのかなぁ」
ヤンT「それが。母1人子1人の母子家庭なんだって。母親が心配だなんていい子じゃないの。明日はきっと出勤するよ」
一同「だといいけどねぇ」
今日は1部屋目で、ヤンTさんが部屋係1、お喋りが部屋係2、Oくんがトイレ&階段係、私が洗面係、丸々子ちゃんが風呂係になった。お喋りは首尾良くOくんとベッドを組めて、Oくんの風呂掃除を手伝える係をゲッツ!していた。2,3部屋掃除をした後、丸々子ちゃんが異変に気が付いた。
丸々子「お喋りの奴、随分とOくんにご執心じゃないの!もしかしてストーカー?」
ヤンT「昨日も、かくかくしかじかで、お喋りがOくんを付け狙って酷かったんだ」
みかやん「まさにストーカー状態だったよ。Oくんも気味悪がってた」
丸々子「そりゃマズイね。Oくんが可哀相だよ!何とかしなきゃ!」
というわけで、丸々子ちゃんとヤンTさんがOくんの徹底ガードを始めた。Oくんとお喋りがベッドを組む番になると、ヤンTさんが順番を間違えたフリをしてOくんとベッドを組み、お喋りとOくんがベッドを組まないように邪魔をして、お喋りがOくんの風呂掃除を手伝う番になると、お喋りが手伝う前に丸々子ちゃんが先にOくんの風呂掃除を手伝って、お喋りがOくんを手伝うのを邪魔していた。
丸々子ちゃんとヤンTさんの連携があまりにも見事で、思わず笑ってしまった。そうまでされるお喋りは何だろうと思うが、昨日の事を何も知らない丸々子ちゃんが、たった2,.3部屋で気が付いてしまう程のストーカーぶりなので仕方ない。
休憩室では、思うようにOくんに近づけないせいかお喋りはおとなしかったが、外道が明日から新ホテルQの準備に入る為にココでの勤務は今日で最後になるので、丸々子ちゃんとヤンTさんはゴキゲンだった。
丸々子「もう外道のあの黒い顔を見なくて済むと思えば気分爽快だね!」
ヤンT「本当だよね。私達、随分苦労させられたもん。もう充分だよ」
みかやん「分かんないよ。まだあたしらの人事異動は決まってないんだからね」
丸々子「新ホテルQ行きは、みかやんと6号君で決まりだよ」
みかやん「6号君が辞めたら繰り上げ当選するかも知れないよ」
ヤンT「その場合はお喋りを献上します」
みかやん「イヤだーっ!お喋りは要らなーい!」
丸々子&ヤンT「うちらも外道はイヤーッ!」
なかなか人事異動が発表されないので、落ち着かなくて仕方がない。
出動するとOくんが風呂係だった。手はずどおりにお喋りより先に丸々子ちゃんがOくんの風呂掃除を手伝っていたが、シャンプーが減っていたので丸々子ちゃんが新しいシャンプーを取りに行った。と、その時に、お喋りが待ってました!とばかりにOくんの風呂掃除を手伝い始めた。あまりの抜け目の無さにヤンTさんも私も驚いた。今日もめげずに虎視眈々とOくんを狙っていたのかと思うと怖かった。
丸々子ちゃんが新しいシャンプーを持って戻って来た頃には、Oくんとお喋りが入った浴室のドアが閉められ、中からお喋りの甘えた笑い声が聞こえてきたので、丸々子ちゃんも驚いた。
丸々子「油断も隙も無いね。お喋りの奴、ずっとこのチャンスを狙ってたんだろうさ」
一同「うわ〜、怖い!あ〜、寒い!イヤ〜、お気の毒!」
5時になると空室が10部屋も有り、折るリネンも無くなり、やるべき事は全てやった。誰もが「もしかしたら6時で帰れるかも知れない」と思うが、外道の場合はそうはいかない。外道は8時まで1人で残るのがイヤなので、なんだかんだ言って6時では帰して貰えない。すると珍しく外道の方から「今日みたいな日は全員6時上がりでしょうかねぇ?」と聞いてきたので、「でしょうねぇ」と答えた。
外道の気が変わらないうちに大急ぎで後片付けをして、逃げるように全員で6時上がりをした。ココに来て6時に全員が帰るのは初めてだった。外道の最後のご奉公だった。
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