Oくんから電話がきた。
Oくん「ちゃんとご飯食べてる?」
みかやん「珍しく食欲が無いんだよね」
Oくん「お父さんが亡くなった時でさえ”お父さ〜ん!美味しいよ〜”って泣きながらカツ丼食ってた人が?そんなのおかしいよ」
みかやん「カツ丼じゃなくて特上天丼だよ。海老天がデカくて海老好きにはたまらない天丼さ」
Oくん「そうじゃなくて!ご飯を用意したから食べに来なさい!ちゃんと食べなきゃダメ!顔も見たいし、早く来なさい!」
Oくん宅へ行くと、裏の中華レストランで海老チリや海老マヨネーズを買って、海老づくしの食事を用意していてくれた。「わーい!いっただきまーす!」とパクつくと、Oくんがぽつりぽつりと語りだした。
Oくん「おかしいよ。なんで腐った奴らが居座って、一番必要なみかやんが居なくなるんだよ。ホントにおかしいよ」
みかやん「そんな事もあるさ、25年も生きてりゃ」
Oくん「いつもみかやんとチャリで並んで走ってた道を1人で走って、いつものコンビニにも1人で行ったよ。寂しくて泣けたよ」
みかやん「Oくんの方が就職して先に辞めると思ってたよね。先に辞められたら寂しくなるところだったよ。逆になって良かった。てか、海老マヨめっちゃ美味いよ」
Oくん「みかやんが居ないなんて有り得ないよ!トドからメールきて”腐った奴らがのうのうと働いてる。めっちゃムカつく”って言ってたよ。7号君も”マジヤバイっす”って言ってたよ。みんなやりきれないんだよ。結局は俺ら、○ラノとシエ○に別れたけど、一緒に通えるからいいと思ってたよ。なのに、なんで・・・なんでだよ」
Oくんに号泣され、私も言葉を失った。
Oくん「1人での通勤は無性に寂しかったよ。いつも一緒に通ってたのにさ。○ラノでも”みかやんはどうしてるの?””みかやんは元気?”って、みかやんの話ばかりさ。なのに腐った連中が居座ってるのが、俺もトドもみんなも我慢ならないんだよ。会社全体が腐ってる!」
みかやん「雨の日も雪の日も一緒に通ったよね。まだ真っ暗な朝を2人で帰ったよね。懐かしいね。あたしゃこれから、未知の世界へ1人で飛び込むんだよ。心細いよ。Oくんみたいな同僚と出会えればいいけど、また腐った奴ばかりの職場かも知れないし、一から仕事を覚えなきゃなんないし大変だよ」
Oくん「俺、系列店の4店舗を渡り歩いたけど、みかやん以上の人には出会えなかったよ。みんながみかやんを大好きで、みんながみかやんを頼りにしてたのに、もう居ないなんて有り得ないんだってば!」
みかやん「丁度潮時だったのさ。みんなからすればあたし1人だけど、あたしは沢山の仲間と離れる事になったんだよ。あたしが一番寂しいし悔しいんだよ。かと言ってあの会社に残って戦い続けようとは思わなかったから、精一杯やったし後は割り切るだけ」
Oくん「俺だって。悔しくて悔しくて寂しくて寂しくて涙が出たよ」
みかやん「ありがとね。Oくんが一緒だったから頑張れたよ。楽しい思い出がいっぱいで、あんな会社だけど居て良かったと思えるもの。ただ、7号君てめっちゃカッコイイよね。凄くなついてくれて、いつも傍で微笑んでたり、何も言わなくても分かってくれたりで、シビれたんだよね。辞めなかったらもっと仲良くなれたのにと思うと残念だよ」
Oくん「そ〜ゆ〜オチなのかい。俺だって凄くなついたし、傍にいて微笑んだし、何も言わなくても分かってたのに!全くもう!」
みかやん「休憩時間にどんよりしてると、7号君がニッコリ微笑んで、テーブルマジックを披露してくれたんだよ。何も言わないけど”元気出して”と言われてる気がして嬉しかったんだ。それに、どうしよう?と思っただけで”こうするといいんじゃないですか”とか言って、あたしの考えてる事、全部分かってたみたいなんだよ。7号君て凄くない?」
Oくん「全然凄くない!みかやんが分かり易いだけだよ。フンだ!でも俺は、みかやんがバイトで入った会社に正社員で入りたいよ。もう悔しい思いや寂しい思いをして欲しくないからね。○ラノで再会出来たように、お互い頑張ってたらまた一緒に働ける日が来るよね?」
ダメだ!泣いてしまいそうだ!と思って、話を逸らしたり憎まれ口をたたいたのに、結局は泣かされてしまった。
Oくん「ちゃんとご飯食べてる?」
みかやん「珍しく食欲が無いんだよね」
Oくん「お父さんが亡くなった時でさえ”お父さ〜ん!美味しいよ〜”って泣きながらカツ丼食ってた人が?そんなのおかしいよ」
みかやん「カツ丼じゃなくて特上天丼だよ。海老天がデカくて海老好きにはたまらない天丼さ」
Oくん「そうじゃなくて!ご飯を用意したから食べに来なさい!ちゃんと食べなきゃダメ!顔も見たいし、早く来なさい!」
Oくん宅へ行くと、裏の中華レストランで海老チリや海老マヨネーズを買って、海老づくしの食事を用意していてくれた。「わーい!いっただきまーす!」とパクつくと、Oくんがぽつりぽつりと語りだした。
Oくん「おかしいよ。なんで腐った奴らが居座って、一番必要なみかやんが居なくなるんだよ。ホントにおかしいよ」
みかやん「そんな事もあるさ、25年も生きてりゃ」
Oくん「いつもみかやんとチャリで並んで走ってた道を1人で走って、いつものコンビニにも1人で行ったよ。寂しくて泣けたよ」
みかやん「Oくんの方が就職して先に辞めると思ってたよね。先に辞められたら寂しくなるところだったよ。逆になって良かった。てか、海老マヨめっちゃ美味いよ」
Oくん「みかやんが居ないなんて有り得ないよ!トドからメールきて”腐った奴らがのうのうと働いてる。めっちゃムカつく”って言ってたよ。7号君も”マジヤバイっす”って言ってたよ。みんなやりきれないんだよ。結局は俺ら、○ラノとシエ○に別れたけど、一緒に通えるからいいと思ってたよ。なのに、なんで・・・なんでだよ」
Oくんに号泣され、私も言葉を失った。
Oくん「1人での通勤は無性に寂しかったよ。いつも一緒に通ってたのにさ。○ラノでも”みかやんはどうしてるの?””みかやんは元気?”って、みかやんの話ばかりさ。なのに腐った連中が居座ってるのが、俺もトドもみんなも我慢ならないんだよ。会社全体が腐ってる!」
みかやん「雨の日も雪の日も一緒に通ったよね。まだ真っ暗な朝を2人で帰ったよね。懐かしいね。あたしゃこれから、未知の世界へ1人で飛び込むんだよ。心細いよ。Oくんみたいな同僚と出会えればいいけど、また腐った奴ばかりの職場かも知れないし、一から仕事を覚えなきゃなんないし大変だよ」
Oくん「俺、系列店の4店舗を渡り歩いたけど、みかやん以上の人には出会えなかったよ。みんながみかやんを大好きで、みんながみかやんを頼りにしてたのに、もう居ないなんて有り得ないんだってば!」
みかやん「丁度潮時だったのさ。みんなからすればあたし1人だけど、あたしは沢山の仲間と離れる事になったんだよ。あたしが一番寂しいし悔しいんだよ。かと言ってあの会社に残って戦い続けようとは思わなかったから、精一杯やったし後は割り切るだけ」
Oくん「俺だって。悔しくて悔しくて寂しくて寂しくて涙が出たよ」
みかやん「ありがとね。Oくんが一緒だったから頑張れたよ。楽しい思い出がいっぱいで、あんな会社だけど居て良かったと思えるもの。ただ、7号君てめっちゃカッコイイよね。凄くなついてくれて、いつも傍で微笑んでたり、何も言わなくても分かってくれたりで、シビれたんだよね。辞めなかったらもっと仲良くなれたのにと思うと残念だよ」
Oくん「そ〜ゆ〜オチなのかい。俺だって凄くなついたし、傍にいて微笑んだし、何も言わなくても分かってたのに!全くもう!」
みかやん「休憩時間にどんよりしてると、7号君がニッコリ微笑んで、テーブルマジックを披露してくれたんだよ。何も言わないけど”元気出して”と言われてる気がして嬉しかったんだ。それに、どうしよう?と思っただけで”こうするといいんじゃないですか”とか言って、あたしの考えてる事、全部分かってたみたいなんだよ。7号君て凄くない?」
Oくん「全然凄くない!みかやんが分かり易いだけだよ。フンだ!でも俺は、みかやんがバイトで入った会社に正社員で入りたいよ。もう悔しい思いや寂しい思いをして欲しくないからね。○ラノで再会出来たように、お互い頑張ってたらまた一緒に働ける日が来るよね?」
ダメだ!泣いてしまいそうだ!と思って、話を逸らしたり憎まれ口をたたいたのに、結局は泣かされてしまった。
コメント