スーパー28日目:人生初の始末書
2004年9月14日22:47-9:02 C番
今日はEさんがA番でMさんがB番だった。出勤すると事務所で夜間店長に声をかけられた。
夜間店長「今日ね、何だかんだやる事がいっぱいあって、飲料には全然手をつけられなかったんだ。申し訳ないけど頼むね」
みかやん「ええっ?今日の飲料出しは私なんですよ。そんなぁ」
夜間店長「じゃあ大丈夫だ。それじゃ帰るから。宜しく〜」
みかやん「全然大丈夫じゃないですってばぁ」
店内へ出て確認すると飲料の棚も酒の棚も見事にスカスカになっていた。「死んだ気になって準備しなきゃ」と心の準備が出来たから、まぁいいか。いや良くない。バックヤードで必要な飲料を積み店内へ運ぶを数回繰り返し既にヘロヘロになるが、こんな時に限って用意しなければならない物が、バックヤードの在庫の一番下に積まれていたりして萎える。
先輩達は皆「B番は嫌い。レジが混んだら何も出来ないし、細かい作業ばかり」と言うが、私はC番が嫌いだ。C番は飲料やら米やら牛乳やら重い物の運搬ばかりで非常に体力を消耗する。
2回目の休憩に入ってからMさんに始末書やレジチェックシートを見て貰った。人手不足ゆえに先輩に話せば長い話をする時や、先輩に何かを確認して貰わなければならない時は、自分の休憩時間を割くしかない。
Mさん「よくまとめましたね。充分過ぎるぐらいだと思いますよ。あとはこれを朝晩のRさんへ提出すればいいけど、Rさんが休みだから他の人にでも渡して下さい」
みかやん「過不足を出した当日の朝は朝番のAさんしか居なかったので、Aさんにチェックの仕方や始末書の書き方を教わって、Aさんへ提出してAさんからRさんへ渡して貰う事になったんです」
Mさん「ええっ!Aさん?」
みかやん「はい。Aさんです」
Mさん「Aさんはとても怖い人だから、本当はAさん以外の人が良かったんですけど仕方ないですね。Aさんは物凄く怖い人なので本当に気を付けて・・・と言うか頑張って下さい」
みかやん「はい。何とか頑張ります(マジっすか〜?)」
朝になり、朝番の人達が出勤してきた。噂のAさんも出勤してきたので、Aさんの元へ過不足セット一式を持って行った。
みかやん「先日はありがとうございました。教えて頂いたとおりジャーナルをチェックしましたが、ジャーナルに不審な点がなかったので、やはり私の釣り銭渡し間違いと思われます。申し訳あり・・・」
私が「申し訳ありません」と言い終わらないうちに、その朝番のAさんは「どれっ!」と言って私が作った表やら始末書やらをもぎ取った。
Aさん「この表、何?何で手書きじゃないの?今までは全員手書きだったよ」
みかやん「すみません。私が手書きするより早くて正確と思いましたので、パソコンを使いました」
Aさん「それとこの始末書は何?あなたが書いた文章からは”会社に対して申し訳ない”という気持ちが少しも感じられないわ!こんな物、Rさん(朝番の大親分)に見せられないから書き直して!」
みかやん「はい(こんな物って・・・)」
ともあれ、このテの女性にはもはや慣れてしまったので特に怖いとも思わず、”申し訳ない”という部分を強調して書き直した。
Aさん「うーん。どうも何か違うのよね!そもそもいきなり”ジャーナルに不審な点が無く”じゃなくて、まずは”ジャーナルを確認したところ”でしょう!主語が無いのよ主語が!それともっと、こうゆう経緯でこうなって今後こうする!みたいに書いて欲しいんだけど、ああもう!根本的に何か違うのよ!」
みかやん「すみません。では新しい用紙を頂いて最初から書き直します」
Aさん「もういいわ!Rさん宛のメモを付けて、そこへ置いておいて!根本的に何か違うんだもの、何回書いたって同じ!もういいから!」
みかやん「申し訳ありませんでした(だから根本的にどう違うのか言ってくれよ)」
怖いと言うよりAさんがあまりにも怒鳴るので、お客さんに振り返られ遠巻きに注目されて恥ずかしかった。Aさんは私より年下で20代後半か30そこそこだろう。あの位のトシであのヒステリーじゃ先が思いやられる。Aさんの旦那や子供が気の毒だ。
そうは言っても、人生初の始末書を書く事になるようなミスを犯した私が悪い。良い薬になりました。お陰で一度で懲りました。
今日はEさんがA番でMさんがB番だった。出勤すると事務所で夜間店長に声をかけられた。
夜間店長「今日ね、何だかんだやる事がいっぱいあって、飲料には全然手をつけられなかったんだ。申し訳ないけど頼むね」
みかやん「ええっ?今日の飲料出しは私なんですよ。そんなぁ」
夜間店長「じゃあ大丈夫だ。それじゃ帰るから。宜しく〜」
みかやん「全然大丈夫じゃないですってばぁ」
店内へ出て確認すると飲料の棚も酒の棚も見事にスカスカになっていた。「死んだ気になって準備しなきゃ」と心の準備が出来たから、まぁいいか。いや良くない。バックヤードで必要な飲料を積み店内へ運ぶを数回繰り返し既にヘロヘロになるが、こんな時に限って用意しなければならない物が、バックヤードの在庫の一番下に積まれていたりして萎える。
先輩達は皆「B番は嫌い。レジが混んだら何も出来ないし、細かい作業ばかり」と言うが、私はC番が嫌いだ。C番は飲料やら米やら牛乳やら重い物の運搬ばかりで非常に体力を消耗する。
2回目の休憩に入ってからMさんに始末書やレジチェックシートを見て貰った。人手不足ゆえに先輩に話せば長い話をする時や、先輩に何かを確認して貰わなければならない時は、自分の休憩時間を割くしかない。
Mさん「よくまとめましたね。充分過ぎるぐらいだと思いますよ。あとはこれを朝晩のRさんへ提出すればいいけど、Rさんが休みだから他の人にでも渡して下さい」
みかやん「過不足を出した当日の朝は朝番のAさんしか居なかったので、Aさんにチェックの仕方や始末書の書き方を教わって、Aさんへ提出してAさんからRさんへ渡して貰う事になったんです」
Mさん「ええっ!Aさん?」
みかやん「はい。Aさんです」
Mさん「Aさんはとても怖い人だから、本当はAさん以外の人が良かったんですけど仕方ないですね。Aさんは物凄く怖い人なので本当に気を付けて・・・と言うか頑張って下さい」
みかやん「はい。何とか頑張ります(マジっすか〜?)」
朝になり、朝番の人達が出勤してきた。噂のAさんも出勤してきたので、Aさんの元へ過不足セット一式を持って行った。
みかやん「先日はありがとうございました。教えて頂いたとおりジャーナルをチェックしましたが、ジャーナルに不審な点がなかったので、やはり私の釣り銭渡し間違いと思われます。申し訳あり・・・」
私が「申し訳ありません」と言い終わらないうちに、その朝番のAさんは「どれっ!」と言って私が作った表やら始末書やらをもぎ取った。
Aさん「この表、何?何で手書きじゃないの?今までは全員手書きだったよ」
みかやん「すみません。私が手書きするより早くて正確と思いましたので、パソコンを使いました」
Aさん「それとこの始末書は何?あなたが書いた文章からは”会社に対して申し訳ない”という気持ちが少しも感じられないわ!こんな物、Rさん(朝番の大親分)に見せられないから書き直して!」
みかやん「はい(こんな物って・・・)」
ともあれ、このテの女性にはもはや慣れてしまったので特に怖いとも思わず、”申し訳ない”という部分を強調して書き直した。
Aさん「うーん。どうも何か違うのよね!そもそもいきなり”ジャーナルに不審な点が無く”じゃなくて、まずは”ジャーナルを確認したところ”でしょう!主語が無いのよ主語が!それともっと、こうゆう経緯でこうなって今後こうする!みたいに書いて欲しいんだけど、ああもう!根本的に何か違うのよ!」
みかやん「すみません。では新しい用紙を頂いて最初から書き直します」
Aさん「もういいわ!Rさん宛のメモを付けて、そこへ置いておいて!根本的に何か違うんだもの、何回書いたって同じ!もういいから!」
みかやん「申し訳ありませんでした(だから根本的にどう違うのか言ってくれよ)」
怖いと言うよりAさんがあまりにも怒鳴るので、お客さんに振り返られ遠巻きに注目されて恥ずかしかった。Aさんは私より年下で20代後半か30そこそこだろう。あの位のトシであのヒステリーじゃ先が思いやられる。Aさんの旦那や子供が気の毒だ。
そうは言っても、人生初の始末書を書く事になるようなミスを犯した私が悪い。良い薬になりました。お陰で一度で懲りました。
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