スーパー29日目:運転手さん達
2004年9月16日22:18-8:48 B番
今日はS君がA番でEさんがC番だった。私がB番の時にC番がB君だと異常に緊張してしまうが、今日はEさんがC番だ。しかしレジが混雑するとEさんが不自由な身体で走ってきてくれるので、何だか申し訳なく思ってしまう。何とか素早くレジをこなさなければ!と思った。
しかし、いくら私がレジを急いでも、お客さんにお金を1枚1枚のんびりと出されてはどうしようもない。私の場合は昔から、レジで並んでいる間に5円玉と1円玉4枚や50円玉と10円玉4枚など小銭を握りしめているが、私が「お会計○○円です」と言ってからのそのそと札入れを探し、ゆっくりと千円札を出してから、のそのそとポケットから小銭入れを出し、ゆっくりと小銭を出されてはたまったものではない。
こんなお客さんが来たら、アッという間にレジ大行列だ。お年寄りなら仕方ないとも思えるが、若い女性にも異常にのんびりしている人が多い事に閉口してしまう。個人的に元々若い男性は好きだが、この点でも若い男性はスマートに千円札1枚を出して、素早く帰ってくれるので大助かりだし、やっぱり好きだ(笑)。
ふいにバタバタと玄関からお客さんが入って来た。お客さんはタクシーの運転手さんで、グレー地に黄色の斑模様が入ったあまり見かけない鳥を抱えていた。よく見るとその鳥は血を流していたのでひるんでいると、運転手さんが「箱!箱!すみません!小さいダンボールを貰えませんか?」と叫んだ。
大慌てでバックヤードへ走り、手頃な大きさのダンボールを持って店内へ戻った。ひるんでいる私に代わって今夜の警備さん(若い方)がダンボールを組み立てて、傷ついた鳥を入れてくれた。その間の運転手さんの話によると、信号待ちで停車しているとフラフラと鳥が飛んできて、ボンネットの上に静かに落ちたそうだ。
運転手さん「これも何かの縁と思いますので私はこの鳥を飼ってみます」
みかやん「怪我、早く治るといいですね」
運転手さん「車内でこいつに飛び回られても困るんで助かりました」
運転手さんは鳥が入った小さなダンボールを抱えて、にこやかに帰っていった。やれやれと見送ると、今度は玄関から別のタクシー会社の運転手さんが血相を変えて走ってきた。1万円札を握りしめ「す、すみません。あの、本当に申し訳ないんですが、両替して頂くわけにはいきませんでしょうか?無理は承知ですが、そこを何とかお願いできませんでしょうか?」と、とてもに低姿勢だ。
コンビニやスーパーで「両替お断り」や「両替のみのご利用はご遠慮願います」などと張り紙をしている所が多いのは、運転手さんも承知でその上でお願いしてきているのでむげに断る事など出来ないというか、その運転手さんは私より2〜3才年上だがあまりにも男前で、久しぶりに年上の男前の人に出会った。私が年下好きなのは、自分より年上でカッコイイと思える男性に出会えなかったからだ。
みかやん「はい。両替ですね。宜しいですよ」
運転手さん「ありがとうございます!本当に助かります」
みかやん「いえ、お困りのご様子でしたので。千円札10枚で宜しいですか?」
運転手さん「本当に本当に助かります。こんな事はもう2度と言いません。ありがとうございます!」
運転手さんは何度も何度も私に向かって頭を下げながら後ずさりして帰っていった。年下の男の子には甘い私だが、年上の男前の男性にも甘い(爆)。
ラブホ時代に寝坊してタクシーで駆け付けた事を思い出した。その時の運転手さんは「お互い何の因果かこんな夜中に働く事になりましたねぇ。夜中に働く者同士助け合いましょう」と言って、タクシー料金をかなり割り引いてくれた事があった。それ以来、深夜のタクシー運転手さんには愛想良く親切にしよう!と思っていたので、少しはお役に立てて良かった。
朝になると、三たび違う制服の運転手さんが来た。近くにバスターミナルがあるので、今度はバスの運転手さん風だった。「おはようございます」と満面の笑みをたたえて声をかけてくれたので、私も笑顔でご挨拶をした。運転手さん達のお陰で気持ちの良い朝を迎えられた。こんな運転手さんばかりだったら移動も楽しいだろうなぁと思った。私も常に清々しくありたい。
今日はS君がA番でEさんがC番だった。私がB番の時にC番がB君だと異常に緊張してしまうが、今日はEさんがC番だ。しかしレジが混雑するとEさんが不自由な身体で走ってきてくれるので、何だか申し訳なく思ってしまう。何とか素早くレジをこなさなければ!と思った。
しかし、いくら私がレジを急いでも、お客さんにお金を1枚1枚のんびりと出されてはどうしようもない。私の場合は昔から、レジで並んでいる間に5円玉と1円玉4枚や50円玉と10円玉4枚など小銭を握りしめているが、私が「お会計○○円です」と言ってからのそのそと札入れを探し、ゆっくりと千円札を出してから、のそのそとポケットから小銭入れを出し、ゆっくりと小銭を出されてはたまったものではない。
こんなお客さんが来たら、アッという間にレジ大行列だ。お年寄りなら仕方ないとも思えるが、若い女性にも異常にのんびりしている人が多い事に閉口してしまう。個人的に元々若い男性は好きだが、この点でも若い男性はスマートに千円札1枚を出して、素早く帰ってくれるので大助かりだし、やっぱり好きだ(笑)。
ふいにバタバタと玄関からお客さんが入って来た。お客さんはタクシーの運転手さんで、グレー地に黄色の斑模様が入ったあまり見かけない鳥を抱えていた。よく見るとその鳥は血を流していたのでひるんでいると、運転手さんが「箱!箱!すみません!小さいダンボールを貰えませんか?」と叫んだ。
大慌てでバックヤードへ走り、手頃な大きさのダンボールを持って店内へ戻った。ひるんでいる私に代わって今夜の警備さん(若い方)がダンボールを組み立てて、傷ついた鳥を入れてくれた。その間の運転手さんの話によると、信号待ちで停車しているとフラフラと鳥が飛んできて、ボンネットの上に静かに落ちたそうだ。
運転手さん「これも何かの縁と思いますので私はこの鳥を飼ってみます」
みかやん「怪我、早く治るといいですね」
運転手さん「車内でこいつに飛び回られても困るんで助かりました」
運転手さんは鳥が入った小さなダンボールを抱えて、にこやかに帰っていった。やれやれと見送ると、今度は玄関から別のタクシー会社の運転手さんが血相を変えて走ってきた。1万円札を握りしめ「す、すみません。あの、本当に申し訳ないんですが、両替して頂くわけにはいきませんでしょうか?無理は承知ですが、そこを何とかお願いできませんでしょうか?」と、とてもに低姿勢だ。
コンビニやスーパーで「両替お断り」や「両替のみのご利用はご遠慮願います」などと張り紙をしている所が多いのは、運転手さんも承知でその上でお願いしてきているのでむげに断る事など出来ないというか、その運転手さんは私より2〜3才年上だがあまりにも男前で、久しぶりに年上の男前の人に出会った。私が年下好きなのは、自分より年上でカッコイイと思える男性に出会えなかったからだ。
みかやん「はい。両替ですね。宜しいですよ」
運転手さん「ありがとうございます!本当に助かります」
みかやん「いえ、お困りのご様子でしたので。千円札10枚で宜しいですか?」
運転手さん「本当に本当に助かります。こんな事はもう2度と言いません。ありがとうございます!」
運転手さんは何度も何度も私に向かって頭を下げながら後ずさりして帰っていった。年下の男の子には甘い私だが、年上の男前の男性にも甘い(爆)。
ラブホ時代に寝坊してタクシーで駆け付けた事を思い出した。その時の運転手さんは「お互い何の因果かこんな夜中に働く事になりましたねぇ。夜中に働く者同士助け合いましょう」と言って、タクシー料金をかなり割り引いてくれた事があった。それ以来、深夜のタクシー運転手さんには愛想良く親切にしよう!と思っていたので、少しはお役に立てて良かった。
朝になると、三たび違う制服の運転手さんが来た。近くにバスターミナルがあるので、今度はバスの運転手さん風だった。「おはようございます」と満面の笑みをたたえて声をかけてくれたので、私も笑顔でご挨拶をした。運転手さん達のお陰で気持ちの良い朝を迎えられた。こんな運転手さんばかりだったら移動も楽しいだろうなぁと思った。私も常に清々しくありたい。
コメント