22:19-8:38 B番

今日はB君がA番でMさんがC番だった。普通の水曜の夜と思って油断して出勤すると、明日は祝日で巷の皆さんはお休みの為に、レジ大混雑で酷い目に遇った。2号レジにMさんが入り、1号レジで私がスキャンをしてB君が会計をし、久々にB君と2人でレジに入る程の忙しさだった。

1度目の休憩の前には、各レジにレジ袋や箸などを補充したり、引継書を見て普段と値段の違う商品を書き出したり、惣菜に賞味期限シールを貼ったり、あわよくば飲料の前出しなどもしておきたいのに、本当に何も出来なかった。

泣く泣く休憩時間になってから、レジから遠い飲料の品出しをしてから休憩に入った。しかし、あまり休憩時間に作業をしているとB君に「休憩時間に作業をしていて怪我でもしたら、労災云々の時に問題になります」と注意されるので、空いたダンボールやゴミやらは申し訳ないが放置した。

休憩しても残した仕事の量を考えると気が気でない。おやつのパンケーキをリテールブランド商品の88円オレンジジュースで流し込んで、休憩もそこそこに店内へ出た。すると、さっき放置したダンボールやゴミが無くなっていて、Mさんがビールの品出しをしていてくれた。

みかやん「Mさん!ありがとうございます。ダンボールまで捨てて頂いてすみません!」

Mさん「気にしないで下さい。レジが忙しかったですからね」

みかやん「助かります!ありがとうございます」

Mさん「そんなぁ。お互い様ですよ〜」

その後もわさわさとレジにお客さんが来て、いっこうに仕事がはかどらなかった。もう、お客さんを見ると「若いんだからススキノにでも遊びに行ったらどうなの?」とか「買い物なんかしないで真っ直ぐ家に帰って寝た方がいいよ」と思ってしまう。お客様は神様なのに。しくしく。その間もMさんが甲斐甲斐しく私の分の品出しをしていてくれた。

2回目の休憩の後は、トラック便が届き、惣菜の品出しをしている間に朝のレジラッシュに巻き込まれるので、なんとしても2回目の休憩前までに仕事を片付けてしまいたくて、それはそれは必死だった。

通路が空きダンボールと缶ビール6缶パックの紙ケースまみれになったが、それはトラック便が着く前に片付ければ良い。ようやく目処がついたので、安心して2回目の休憩に入った。やれやれと座り込み、放心状態になっていると、ドアをノックする音が聞こえた。誰か?と思うとS君だった。

S君「休み、代わって頂いてありがとうございます。コレ、差し入れです」

みかやん「ええーっ!すみません!ありがとうございます〜。もう、Sさんたら、こんな事をして私を泣かせようとして〜」

S君「あはは!いえいえ、ほんのちょっとですけど、食べて頑張って下さい」

みかやん「ご馳走様になります〜」

S君が持ってきてくれたコンビニの袋の中には、アップルキャラメリゼフレーバーラテ(りんご風味のコーヒー)と、私の一番の好物であるシュークリームが入っていたので、大喜びでいただいた。ゴキゲンで店内へ戻ると目の前にS君が居た。

みかやん「ご馳走様でした。一番の好物がシュークリームなので感激しました」

S君「良かった。あんなんで申し訳ないんですが明日は宜しくお願いします」

みかやん「はいっ!こちらこそ明後日は宜しくお願いします」

ふと通路を見ると、ダンボールやゴミが綺麗に片付けられ、品出しをして余った酒や飲料を積んだ台車までなくなっていた。Mさんの仕業だ。お陰でトラック便が届くまでゆっくりと作業日報を書いたり、レジ締めの準備が出来る。今日という今日は本当にMさんの存在が有り難く、涙が出そうなほどだった。

みかやん「Mさん!本当に何から何までやって頂いて大助かりです。ありがとうございます!」

Mさん「いえいえそんな。私だって随分助けて貰ってたんですから」

一時は休憩ナシ+ボランティア残業も覚悟したが、Mさんのお陰で本当に助かった。

しかし、帰宅後は厚別へ行かなければならないのに、すっかり疲れてしまった。

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