21:15-6:37 A番 

今日はB君がB番で、EさんがC番だった。夕方〜夜のレジ係に早く帰って頂く為に、30分繰り上げのA番になり、ナマ物の値引きや撤去をしてから予定どおり22時にレジに入ろうと思っていたら、今日の夕方〜夜のレジ係が2人とも新人さんだった為に「すぐにレジに入れ」と店長命令。

22時少し前にレジが暇になったので、レジを出て値引きや撤去の続きをして22時に電話を切り替えて、そしたらまたレジに入ろうと思っていたら、再度「電話早く切り替えて!」と店長命令。店長は40代半ばの大男で、身体がデカければ態度もデカい。無愛想で高圧的なものの言い方をするので、B君に似ているがB君よりタチが悪い。

スーパーの店長って、陰じゃ無愛想にしてても一歩店内へ出たらニコニコと笑みを浮かべて「いらっしゃいませ〜」と言って歩いているイメージがあったが、ここの店長は店内へ出てもお客さんに対しても無愛想で、店長の接客を見ているとハラハラしてしまう。スーパーの店長でありながら、誰よりも接客向きではなく、客商売をしているというのに、店長の笑顔は今まで一度も見た事がない。

電話の切り替えは22時を過ぎてからにしてくれ!と本部から言われているのに、店長が「電話早く切り替えて!」と騒いだのは22時前だ。私が「まもなく22時ですから、22時に電話を切り替えます」と、さりげなく22時過ぎだろ!という事を訴えても、「早く切り替えて!」と怒鳴るあたり、とてもとても店長という器の男ではない。どういう基準で選ばれて店長になったのか教えて頂きたい。

お陰で何も出来ないまま23時までレジに入り、仕事が全て遅れ遅れになってしまい、レジを出た23時にはパニック状態になった。ったく、だから店長は年上のヒラ社員達に「店長の言う事をまともに聞いていたら大変な事になる」「うちの店長は物知らず」「店長は現場の事を何も知らない」と陰口をたたかれるんだ。

ま、いつまでも店長め!と思っていても仕方ないので、気持ちを切り替えて黙々と仕事をした。何としても休憩までには遅れを取り戻さなければと必死だった。しかし、そんな時に限ってボケ婆さんどもに間の抜けた会話を求められる。

婆さんA「お茶漬けを探してるんですが、どこでしょうか?」

みかやん「はい。お茶漬け・・・」

婆さんA「あっ!目の前に有った!有った有った、こんな所に」

-----婆さん、自問自答

婆さんB「孫に頼まれてトン・ガーリコンというお菓子を買いにきたんですが」

みかやん「はい。”とんがりコーン”は、こちらです」

-----トン・ガーリコンと言われたら、まるで別物の印象

婆さんC「あの。ぶぃぶぃ、ぶぃひづ、ぶぃ、ぶぃ、ぶいひ〜・・・」

みかやん「ビフィズス菌の何かですか?」

婆さんC「それ、それ!その、ぶいひ〜づつらいすとかいう奴」

みかやん「はい。ビフィズスライフはこちらです」

-----どうしてもビフィズスと言えないのは入れ歯のせい?

婆さんD「ええと。肉じゃがだから〜。玉葱買った、白滝買った、絹さや買った、豚肉買った、にんじん買った、あとは、、、ええとええと」

みかやん「・・・(ま、まさか)」

婆さんD「あらイヤだ。じゃがいも買ってないじゃないの。いや〜ね〜もう」

みかやん「・・・(その、まさかかい)」

-----中高年特有(?)の大きな声での独り言

はあぁ。疲れる。なんだって今日に限って婆さんどもがわさわさと。しかもこんな夜更けに。徘徊の一種なのか、もう起きてしまったのか・・・イカンイカン。これは”慌てるとろくな事が無いぞ”という神様仏様からのメッセージなのかも知れないと思い直し、自分で作ったA番チェックリストを見ながら1つずつ着実に仕事を進め、気が付けば6時半には普通に仕事を終えていた。

みかやん「今日も折りコン(折りたたみコンテナ)が無くて、無事終了しました。大丈夫とは思うんですが」

B君「僕は例によって余裕が無いので信じます!お疲れ様でした!」

なるほど。B君がいつも無愛想なのは余裕がなかったからなんだ。人一倍責任感が強い人だし、完全主義できっちり仕事をしなきゃ気が済まないタイプの人だから、仕事が遅れ遅れになってくると人一倍イライラするのだろう。なんだ。そうだったのか。言ってよね!みたいに思った。まるでつかみどころがなかったB君の事が少しだけ分かって、何となくホッとした。

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