22:49-9:07 C番 

今日はEさんがA番で、B君がB番だった。私がC番の時に、B君以外の人がB番だった場合は私なりにB番の人の仕事を手伝っていたが、B君がB番の時は手伝わずに自分の仕事だけをしていた。相手がB君だと「アンタ、他人の事より自分の仕事はちゃんとやってるの?アレはやったの?コレはやったの?」と言われそうで怖かったからだ。

しかし今日は日曜なので、お菓子の納品は無いし、バックヤードの在庫も殆どなく、アッという間に暇になった。自分なりに自分のした仕事をチェックしても尚、暇だった。どうしようもないので、B君が休憩に行った隙に飲料の品出しをする事にした。

私が人間関係で悩んだ時に、いつも母が「自分が変わらなければ相手も変わらない」と言っていたのを思い出した。他の人の仕事を手伝うように、B君の仕事も手伝わなければ!と妙な使命感に燃えて黙々と飲料の品出しをした。

すると休憩から戻ったB君に「ああっ!ジュースの品出しをして頂けたんですね?ありがとうございます!」と大声でお礼を言われて物凄く驚いた。しかもB君の眩しいような笑顔を久しぶりに見た。B君は元々がイケメンなので、久々の笑顔が私には眩しすぎてそれはそれは照れてしまったし、無性に嬉しかった。

気を良くしたのかB君は更ににこやかに私に話しをしてきた。

B君「毎度毎度、S君やEさんが休日出勤してアイスや冷食の品出しや発注をしてるのはシャレにならないんで、冷食やアイスの仕事をA番の仕事に組み込もうと思うんだけど、どうだろう?」

みかやん「はい。それでS君やEさんが休日出勤しなくても済むようになるのであれば異存ありません」

B君「A番の仕事はますます辛くなるけど、残業になる場合は終わった時間に退勤の打刻をしていいですから。今までのように正規の時間に打刻をしてから残業をしていたら、会社には”正規の時間内に仕事が終わってるなら”と、どんどん仕事を増やされるんで、これ以上、仕事を増やされないようにする為にも、仕事が終わってから退勤の打刻をして下さいね」

みかやん「はい。わかりました。で、冷食やアイスの仕事はどのように?」

B君「明日、みかやんにはX番をして貰おうと思っているので、時間がある時にMさんと一緒に、S君やEさんにアイスと冷食の品出しの仕方を教わって下さい。それと、みかやんにはそろそろ発注の仕事も覚えて欲しいので、これから教えます」

とB君はにこやかに「発注の機械の操作自体は簡単なので問題ないと思います」と言いながら、発注の仕方を教えてくれた。最初に出会った時のB君のようだった。いつしかB君から笑顔が消えたのは、B君がどうこうという前に私に問題があったのだろう。深く反省もしたがあまりの嬉しさに、ちょっと涙がでそうだった。

それ以後、ゴキゲンで仕事をした。レジにお客さんが来たのでレジに走った。お客さんを見るとそれがイケメン君だったので、緊張しながらレジ作業をしていると、そのイケメン君が食い入るように私の胸元を見ているではないか。おっと、この場合は胸元と言っても乳ではなく、胸元に付いている名札の事だ。それで相手はイケメンだし一段と緊張してしまった。

イケメン君「もしかしてみかやんさんですか?」

みかやん「は、はいぃ〜」

イケメン君「納涼です。はじめまして」

みかやん「うわぁ!はっ、はじめまして。きゃー!(←この感激をどう表現して良いか分からない)」

感激と動揺で、その後どう接したか定かではないが、納涼氏は非常に私好みのお上品で優しい愛らしいお顔建ちのお方だったので、激しく動揺しつつクラクラしつつも玄関まで見送ったハズだ。

ついでにまた母の言葉を思い出した。母は「気分のいい時に出会った人は、結果的に自分にとって付き合いやすい凄くいい人ばかり。だからいつも気分良く過ごすように」と言っていた。そう言えば、以前仲良くしてたドラマー君は今、東京で何をしているのだろう?納涼氏とは随分違うタイプのドラマー君だった。いろんな事を思い出しながら、休憩に入った。

久々のB君の眩しい笑顔と、素敵な納涼氏の姿が目に焼き付いた。いい一日だった。

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