スーパー58日目:S君とサッカーの話
2004年11月5日22:46-9:04 C番
今日はEさんがA番でS君がB番だった。C番だったのでバックヤードから菓子を運んでいる途中、肉コーナーの前を通りかかると、何か色鮮やかな商品が目の隅に映った。地味な彩りの肉コーナーの中で、一際目立つこの派手な色合いの物は何だろう?と見ると、それが先日血眼になって探した(11月3日の日記)煮込みハンバーグソースだった。
「あぁこんな所に・・・なんてこった」と脱力してしまった。先日は焦って様々な所を探したが、肉のコーナーで挽き肉と一緒に売っているとは考えつかず、急に恥ずかしくなった。今度、ヤンパパさんに会ったら知らせなければ。恥の上塗りだが仕方がない。
異常にレジが忙しく、飲料の準備をしながらも何度もレジに入った。レジは忙しいというのに、昼番の人が飲料や米や酒の納品を放置して帰った為に、バックヤードが足の踏み場も無い状態になっていて、泣く泣くC番の私が片付けるハメになった。40袋もの米を片付け、数十ケースの酒や飲料を片付けながらも、レジの方をチラ見して、レジが混んできたらレジへ走りを繰り返してヘロヘロになった。
「昼間の人達はあたしを殺す気かい?もう走れないよ」と泣きそうになりながらレジへ走ると、レジに来たのはいつも来る吉沢悠君似の男の子の一派だった。吉沢悠君似の一派とは、いつも22時過ぎに仕事帰りに弁当を買いに来る3〜5名の若手社員のご一行様で、「この会社、絶対(社員を)顔で選んでる!」と思うほど、みんなイケメン君で、しかもみんなニコニコと愛想が良い。
どんなに忙しくても、吉沢悠君似の男の子の笑顔を見ながら一言二言会話をすると、かなり癒されたりする。しかも、この子達は律儀にニコニコと「ありがとうございます」と言って帰っていくので、どんな会社にお勤めで、どんな教育を受けたのか一度聞いてみたいものだ。
走って走って身体はオーバーヒート気味で、頭から湯気を出しながら「昼の奴らめ!バックヤードはキッチリ片付けて帰りやがれ!」と怒りだすところを、今日も吉沢悠似の一派に救われた。地下鉄の最終が最寄り駅を通り過ぎた頃に、ようやく少し暇になった。S君との会話で課長の話になった。
みかやん「思いがけない所で課長に会ってから、何かと話しかけられるし、私がA番の時は電話を切り替えてくれるので大助かりですよ」
S君「えっ?飲み屋とか?」
みかやん「いえ。厚別競技場です」
S君「もしかしてサッカーですか?」
みかやん「はいっ!」
S君「俺がココの面接を受けた時、面接担当が課長だったんですよ。俺はサッカーの事を語ったのに、課長は俺には何も言いませんでしたよ」
みかやん「課長は学生時代に15年ぐらいサッカーをしていたそうですよ。来年は一緒に赤黒の試合を観戦する事になりました」
S君「ええっ!めっちゃ仲良しじゃないですか。実は俺、社会人サッカーをやってるんですよ。その事を課長に話したのに」
みかやん「S君ていい人だと思ってたらやっぱりサッカー好きだったんですか。私の友達も社会人サッカーをやってて、1人は室蘭大谷卒の人が居るチームでMFをしてて、もう1人はまだ大学生なんだけどNTT系のチームのキーパーをしてて、もう1人は監督がフランス人のチームでFWやってるんですよ」
S君「俺は、○部チームのFC○○○○ってところにいるんです」
みかやん「ああっ!友達の対戦表で見た事があります!インパクトが有るチーム名なので覚えてますよ。みんな元ヤンなのか、みんなゾク上がりのチームなのか?と思いました」
S君「あはは!うちは元ヤンチームでもゾク上がりのチームでもないですけど、監督がフランス人のチームって凄いですね」
みかやん「もっと凄いチームは韓国あたりへ遠征してるそうですよね」
S君「ええっ?札幌の社会人チームで?海外遠征ですか?知らなかったです」
みかやん「私も聞いた時は驚きました」
仕事も忘れすっかりS君と話し込んでしまったが、お互い忙しい身の上だった。お陰で朝になっても、お互いの持ち場がメチャメチャだった。たまにはこんな日があってもいいだろうさ・・いや良くない。S君と顔を見合わせて苦笑した。
今日はEさんがA番でS君がB番だった。C番だったのでバックヤードから菓子を運んでいる途中、肉コーナーの前を通りかかると、何か色鮮やかな商品が目の隅に映った。地味な彩りの肉コーナーの中で、一際目立つこの派手な色合いの物は何だろう?と見ると、それが先日血眼になって探した(11月3日の日記)煮込みハンバーグソースだった。
「あぁこんな所に・・・なんてこった」と脱力してしまった。先日は焦って様々な所を探したが、肉のコーナーで挽き肉と一緒に売っているとは考えつかず、急に恥ずかしくなった。今度、ヤンパパさんに会ったら知らせなければ。恥の上塗りだが仕方がない。
異常にレジが忙しく、飲料の準備をしながらも何度もレジに入った。レジは忙しいというのに、昼番の人が飲料や米や酒の納品を放置して帰った為に、バックヤードが足の踏み場も無い状態になっていて、泣く泣くC番の私が片付けるハメになった。40袋もの米を片付け、数十ケースの酒や飲料を片付けながらも、レジの方をチラ見して、レジが混んできたらレジへ走りを繰り返してヘロヘロになった。
「昼間の人達はあたしを殺す気かい?もう走れないよ」と泣きそうになりながらレジへ走ると、レジに来たのはいつも来る吉沢悠君似の男の子の一派だった。吉沢悠君似の一派とは、いつも22時過ぎに仕事帰りに弁当を買いに来る3〜5名の若手社員のご一行様で、「この会社、絶対(社員を)顔で選んでる!」と思うほど、みんなイケメン君で、しかもみんなニコニコと愛想が良い。
どんなに忙しくても、吉沢悠君似の男の子の笑顔を見ながら一言二言会話をすると、かなり癒されたりする。しかも、この子達は律儀にニコニコと「ありがとうございます」と言って帰っていくので、どんな会社にお勤めで、どんな教育を受けたのか一度聞いてみたいものだ。
走って走って身体はオーバーヒート気味で、頭から湯気を出しながら「昼の奴らめ!バックヤードはキッチリ片付けて帰りやがれ!」と怒りだすところを、今日も吉沢悠似の一派に救われた。地下鉄の最終が最寄り駅を通り過ぎた頃に、ようやく少し暇になった。S君との会話で課長の話になった。
みかやん「思いがけない所で課長に会ってから、何かと話しかけられるし、私がA番の時は電話を切り替えてくれるので大助かりですよ」
S君「えっ?飲み屋とか?」
みかやん「いえ。厚別競技場です」
S君「もしかしてサッカーですか?」
みかやん「はいっ!」
S君「俺がココの面接を受けた時、面接担当が課長だったんですよ。俺はサッカーの事を語ったのに、課長は俺には何も言いませんでしたよ」
みかやん「課長は学生時代に15年ぐらいサッカーをしていたそうですよ。来年は一緒に赤黒の試合を観戦する事になりました」
S君「ええっ!めっちゃ仲良しじゃないですか。実は俺、社会人サッカーをやってるんですよ。その事を課長に話したのに」
みかやん「S君ていい人だと思ってたらやっぱりサッカー好きだったんですか。私の友達も社会人サッカーをやってて、1人は室蘭大谷卒の人が居るチームでMFをしてて、もう1人はまだ大学生なんだけどNTT系のチームのキーパーをしてて、もう1人は監督がフランス人のチームでFWやってるんですよ」
S君「俺は、○部チームのFC○○○○ってところにいるんです」
みかやん「ああっ!友達の対戦表で見た事があります!インパクトが有るチーム名なので覚えてますよ。みんな元ヤンなのか、みんなゾク上がりのチームなのか?と思いました」
S君「あはは!うちは元ヤンチームでもゾク上がりのチームでもないですけど、監督がフランス人のチームって凄いですね」
みかやん「もっと凄いチームは韓国あたりへ遠征してるそうですよね」
S君「ええっ?札幌の社会人チームで?海外遠征ですか?知らなかったです」
みかやん「私も聞いた時は驚きました」
仕事も忘れすっかりS君と話し込んでしまったが、お互い忙しい身の上だった。お陰で朝になっても、お互いの持ち場がメチャメチャだった。たまにはこんな日があってもいいだろうさ・・いや良くない。S君と顔を見合わせて苦笑した。
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