スーパー73日目:本物の休憩室
2004年11月28日22:49-9:08 C
今日はMさんがA番で、B君がB番だった。出勤するとB君から電気点検についての説明があった。2時〜3時の間に電気点検がある為、店を一度1時半で閉店して電気点検の準備をし、2時になったら我々は4階の休憩室へ避難し、閉店中は警備さんが玄関でお客様に事情を説明して、3時過ぎに開店という事だった。
みかやん「ええっ?4階って?ココは2階建てじゃないんですか?それに休憩室って事務所かロッカー室じゃないんですか?」
B君「ココはマンションの1階と2階にテナントとして入ってるんだよ。だって上はマンションでしょ。4階休憩室へ行った事なかった?一度、外へ出て裏へ回ってマンションの入口から入るんだ」
みかやん「ええーっ!初めて知りました」
B君「三人で2時から3時まで休憩だから、後で案内するよ」
へえぇ。年中無休24時間営業でも2時間程とはいえ閉店させる事が有るんだ。マンションの休憩室ってどんなのだろ?3人揃って休憩なんて素敵!と、どうにもワクワクした。
1時半に電気点検準備を始めた。電気点検で電気が止まっている間に冷蔵庫や冷凍庫の冷気が逃げないように、透明シートでカバーするという作業だった。どこにそんなシートが?と思ったら、各冷蔵庫にそのシートが内蔵されている事も初めて知った。
私は遠足前の子供のように飲み物やおやつを買い込み、いざ3人で本物の休憩室へ向かった。店を出てグルリと裏手へまわるとマンションの玄関があり、エレベーターで4階へ。するとごく普通のマンションの廊下にドアが並んだ光景だった。
その中の1室が店が休憩室として借り上げている部屋だった。中へ入ると当然の事ながら普通にトイレや台所や押入があった。テーブルに椅子にTVにストーブが有り、自販機以外はまるで一般家庭だった。
みかやん「ロッカー室や事務所で休憩だなんてショボ過ぎる!と思ってたら、こんなちゃんとした休憩室があったんですね!感激です!」
Mさん「ええっ!ココ、初めてだったんですか?私、入ったばかりの頃はよく来てましたよ」
B君「俺らは面接をココで受けたけど、面接はどこで受けたの?」
みかやん「事務所です」
Mさん「あんな落ち着かない所で面接だったんですか?」
みかやん「試験や面接の間もいろんな人が出入りしたり、電話が鳴ったりで何度も”少々お待ち下さい”って言われました」
B君&Mさん「えーっ!あっはっはっは!有り得ない〜」
B君「でも移動に多少時間がかかるし、事務所やロッカー室でいっかぁ!って事になって、最近はナイトの人間は誰も来てないね。昼の人達は必ずココだけど」
言われて台所を見ると、昼の人達の各自のマグカップや各種調味料に鍋やらフライパンやら皿に丼、アリとあらゆる台所用品が揃っていた。これこそ休憩室だ。でも1人じゃ広すぎる。ともあれ、ストーブをつけ、TVをつけ、おやつを食べながらくつろいだ。
B君「何だか戻るの、面倒になってきた。あはは!」
みかやん「じゃ朝までココにいましょうか?あはは!」
Mさん「それともコッソリ帰っちゃいますか?あはは!」
3人で過ごす特別な場所での特別な時間に私は大満足だった。
その後、明日はEさんと私がA番だが、どちらかがX番をしなければならないのに、Eさんと事前に打ち合わせをするのを忘れていた事をB君に告げると、B君は自分の携帯でEさんに電話をしてくれて、Eさんの携帯番号も教えてくれた。
しかもB君は「あはは!絶対やる(打ち合わせを忘れる)と思ってたよ〜」と言って笑っていた。こんな時のB君は頼りになるし、よく気が利いていていつも感心する。
2度目の休憩に入るとOくんやら友人達から「地震だよ!スーパーは大丈夫?」と言うメールが届いていた。
みかやん「さっき地震があったそうで、結構揺れたみたいですよ」
B君「ええっ?何時頃?」
みかやん「3時半頃らしいです」
B君「休憩から戻って来た頃だよね。あはは!全然気付かなかったよね」
みかやん「はい」
B君「てか誰も気付かなかったよね。あははは!」
B君&みかやん「あはははは!」
いつもあんなふうにみんなで休憩できたら、こんなふうに和やかに過ごせるのかな?と思った。ラブホ時代はみんなで休憩するのが当たり前だったのに、ココは孤独だからなぁ。またみんなで休憩できるといいな♪
今日はMさんがA番で、B君がB番だった。出勤するとB君から電気点検についての説明があった。2時〜3時の間に電気点検がある為、店を一度1時半で閉店して電気点検の準備をし、2時になったら我々は4階の休憩室へ避難し、閉店中は警備さんが玄関でお客様に事情を説明して、3時過ぎに開店という事だった。
みかやん「ええっ?4階って?ココは2階建てじゃないんですか?それに休憩室って事務所かロッカー室じゃないんですか?」
B君「ココはマンションの1階と2階にテナントとして入ってるんだよ。だって上はマンションでしょ。4階休憩室へ行った事なかった?一度、外へ出て裏へ回ってマンションの入口から入るんだ」
みかやん「ええーっ!初めて知りました」
B君「三人で2時から3時まで休憩だから、後で案内するよ」
へえぇ。年中無休24時間営業でも2時間程とはいえ閉店させる事が有るんだ。マンションの休憩室ってどんなのだろ?3人揃って休憩なんて素敵!と、どうにもワクワクした。
1時半に電気点検準備を始めた。電気点検で電気が止まっている間に冷蔵庫や冷凍庫の冷気が逃げないように、透明シートでカバーするという作業だった。どこにそんなシートが?と思ったら、各冷蔵庫にそのシートが内蔵されている事も初めて知った。
私は遠足前の子供のように飲み物やおやつを買い込み、いざ3人で本物の休憩室へ向かった。店を出てグルリと裏手へまわるとマンションの玄関があり、エレベーターで4階へ。するとごく普通のマンションの廊下にドアが並んだ光景だった。
その中の1室が店が休憩室として借り上げている部屋だった。中へ入ると当然の事ながら普通にトイレや台所や押入があった。テーブルに椅子にTVにストーブが有り、自販機以外はまるで一般家庭だった。
みかやん「ロッカー室や事務所で休憩だなんてショボ過ぎる!と思ってたら、こんなちゃんとした休憩室があったんですね!感激です!」
Mさん「ええっ!ココ、初めてだったんですか?私、入ったばかりの頃はよく来てましたよ」
B君「俺らは面接をココで受けたけど、面接はどこで受けたの?」
みかやん「事務所です」
Mさん「あんな落ち着かない所で面接だったんですか?」
みかやん「試験や面接の間もいろんな人が出入りしたり、電話が鳴ったりで何度も”少々お待ち下さい”って言われました」
B君&Mさん「えーっ!あっはっはっは!有り得ない〜」
B君「でも移動に多少時間がかかるし、事務所やロッカー室でいっかぁ!って事になって、最近はナイトの人間は誰も来てないね。昼の人達は必ずココだけど」
言われて台所を見ると、昼の人達の各自のマグカップや各種調味料に鍋やらフライパンやら皿に丼、アリとあらゆる台所用品が揃っていた。これこそ休憩室だ。でも1人じゃ広すぎる。ともあれ、ストーブをつけ、TVをつけ、おやつを食べながらくつろいだ。
B君「何だか戻るの、面倒になってきた。あはは!」
みかやん「じゃ朝までココにいましょうか?あはは!」
Mさん「それともコッソリ帰っちゃいますか?あはは!」
3人で過ごす特別な場所での特別な時間に私は大満足だった。
その後、明日はEさんと私がA番だが、どちらかがX番をしなければならないのに、Eさんと事前に打ち合わせをするのを忘れていた事をB君に告げると、B君は自分の携帯でEさんに電話をしてくれて、Eさんの携帯番号も教えてくれた。
しかもB君は「あはは!絶対やる(打ち合わせを忘れる)と思ってたよ〜」と言って笑っていた。こんな時のB君は頼りになるし、よく気が利いていていつも感心する。
2度目の休憩に入るとOくんやら友人達から「地震だよ!スーパーは大丈夫?」と言うメールが届いていた。
みかやん「さっき地震があったそうで、結構揺れたみたいですよ」
B君「ええっ?何時頃?」
みかやん「3時半頃らしいです」
B君「休憩から戻って来た頃だよね。あはは!全然気付かなかったよね」
みかやん「はい」
B君「てか誰も気付かなかったよね。あははは!」
B君&みかやん「あはははは!」
いつもあんなふうにみんなで休憩できたら、こんなふうに和やかに過ごせるのかな?と思った。ラブホ時代はみんなで休憩するのが当たり前だったのに、ココは孤独だからなぁ。またみんなで休憩できるといいな♪
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