82日目:新人W君
2004年12月12日21:49-7:16 A番
今日はMさんとG君がB番で、B君と新人W君(19才)がC番だった。初めて新人W君を見て、店長が「若くてカッコイイ」と言っていたのは、G君じゃなくて、この子の事なんだろうと思った。私の母親がW君を見たら「やんややんや、ずんぶめんこいごと(訳:いやいや、随分可愛いこと)」と泣いて喜ぶ事だろう。
母親に元彼を会わせた時「やんや、めんこいねぇ。ハマグリみだいだわ」と言ったが、ハマグリが可愛いかどうかは疑問だった。次の元彼に会わせた時も同じ事を言ったので、「またハマグリかい?何でハマグリさ?」と聞くと「えっ?アマグリ(甘栗)って言ったべさ」と言われた。母親の感性はよく分からないが「可愛い」と思う対象は親子共通のようだ。
函館人の場合、言葉も訛っていれば耳も訛っていて、悲劇を生む場合が多い。弟のJが、化粧をおとしてシミだらけの母の顔を見て「まるでケダモノ(獣)」と言ったのに、母は「Jがわちの事をクダモノ(果物)みたいだどさ」と言って喜んでいた。
話が逸れた。それにこの話は前にも書いた。
W君はカッコイイと言うより可愛い。162cmのOくんより小柄で、横顔なんか中学生みたいに可愛いらしい。B君がW君を連れて挨拶に来ると「Wです!宜しくお願いします!」と言った声まで可愛らしくて、近くで見るともっと可愛くて、W君の自信ありげな笑顔に年甲斐もなくポーッとなった。
男友達には「男はいつも自信満々でいなきゃダメ!」とよく言っているが、実際に自信満々な男に、自信アリな笑顔を見せられるとコロリとオチる。しかし相手は19才、こんなオバハンがこんな事を思っていては、さぞキモイだろうと、冷静を装ってキビッと挨拶をした。
いやしかし、俄然仕事が楽しくなった(爆)。自分のオヤジ化に自覚症状アリ。
そうこうしている間に、昨日のコウちゃんが来店されたので、深く深くお詫び申し上げた。コウちゃんは俯きながらか細い声で「いえ。いえ。大丈夫です」と言って笑顔を見せてくれた。なんて奥ゆかしい!ますますコウちゃんファンになった。
大慌てで事務所へ走り、B君に「昨日のS様がお見えになったので、お詫びしました」と報告すると、私より先にB君もコウちゃんにお詫びしてくれていたそうだ。
B君は事故だと言ってくれるが、お客さんからしたら私のミスだ。私のミスのせいで、コウちゃんがココへ来にくくなって、もう来店されなかったらどうしよう?と思ったが、昨日の今日、また来てくれて有り難かった。
朝になり、トラック便が到着し、コンテナ運びを迎えた。外へ出たW君は「さーみーいっ!」と言ったり、「マジーッ?」「マジーッ?」と叫びながら、コンテナを運んでいた。小柄だけど、やっぱり男の子、しかも若いだけあって、グイグイとコンテナを運ぶ姿は頼もしかったが、何が「マジーッ?」なのかよくわからず、ひょっとして変な子なの?と、ちょっと不安になった。
しかもW君、あまり敬語というものを知らないみたいだが、若い男の子に舌を噛むような敬語を使われるよりよっぽどいい。今までも後輩君には「仕事だけで充分疲れるんだから、無理に敬語なんか使って疲れなくていいから」と言ってきた。私にはタメ口で全然OKだけど、客前では気を付けましょうね。という感じ。
G君に対してはヲイヲイと思うような事でも、W君だと何でも許してしまいそうな自分が怖い。心の中は既に「しゃくだけど〜やっぱりあなたが〜好きだから〜今日も 許して〜しまうの〜♪」2人は恋人by森高千里だ。
W君がパンの品出しをしているのが見えた。慣れない為にパンを置く場所を探すのに時間はかかるが、品出しそのものはとても早かった。直感的に「B君の後継者はこの子しかいない!」と思った。
ココへ先に入ったのもG君だし、G君の方がトシも上(25才)だけど、やっぱりB君の後継者はビジュアル的にもW君の方だろう(そんな根拠でいいのか?)と確信した。
ところがB君の話だと「Gはしっかり者だが、Wは結構抜けてる」との事。いやしかし、そんなのは経験の差だ。頑張れW君!私がついてる!
言い忘れたていたが、店長の事を「酷いセンス」だなんて思っててゴメンナサイ!だ。
今日はMさんとG君がB番で、B君と新人W君(19才)がC番だった。初めて新人W君を見て、店長が「若くてカッコイイ」と言っていたのは、G君じゃなくて、この子の事なんだろうと思った。私の母親がW君を見たら「やんややんや、ずんぶめんこいごと(訳:いやいや、随分可愛いこと)」と泣いて喜ぶ事だろう。
母親に元彼を会わせた時「やんや、めんこいねぇ。ハマグリみだいだわ」と言ったが、ハマグリが可愛いかどうかは疑問だった。次の元彼に会わせた時も同じ事を言ったので、「またハマグリかい?何でハマグリさ?」と聞くと「えっ?アマグリ(甘栗)って言ったべさ」と言われた。母親の感性はよく分からないが「可愛い」と思う対象は親子共通のようだ。
函館人の場合、言葉も訛っていれば耳も訛っていて、悲劇を生む場合が多い。弟のJが、化粧をおとしてシミだらけの母の顔を見て「まるでケダモノ(獣)」と言ったのに、母は「Jがわちの事をクダモノ(果物)みたいだどさ」と言って喜んでいた。
話が逸れた。それにこの話は前にも書いた。
W君はカッコイイと言うより可愛い。162cmのOくんより小柄で、横顔なんか中学生みたいに可愛いらしい。B君がW君を連れて挨拶に来ると「Wです!宜しくお願いします!」と言った声まで可愛らしくて、近くで見るともっと可愛くて、W君の自信ありげな笑顔に年甲斐もなくポーッとなった。
男友達には「男はいつも自信満々でいなきゃダメ!」とよく言っているが、実際に自信満々な男に、自信アリな笑顔を見せられるとコロリとオチる。しかし相手は19才、こんなオバハンがこんな事を思っていては、さぞキモイだろうと、冷静を装ってキビッと挨拶をした。
いやしかし、俄然仕事が楽しくなった(爆)。自分のオヤジ化に自覚症状アリ。
そうこうしている間に、昨日のコウちゃんが来店されたので、深く深くお詫び申し上げた。コウちゃんは俯きながらか細い声で「いえ。いえ。大丈夫です」と言って笑顔を見せてくれた。なんて奥ゆかしい!ますますコウちゃんファンになった。
大慌てで事務所へ走り、B君に「昨日のS様がお見えになったので、お詫びしました」と報告すると、私より先にB君もコウちゃんにお詫びしてくれていたそうだ。
B君は事故だと言ってくれるが、お客さんからしたら私のミスだ。私のミスのせいで、コウちゃんがココへ来にくくなって、もう来店されなかったらどうしよう?と思ったが、昨日の今日、また来てくれて有り難かった。
朝になり、トラック便が到着し、コンテナ運びを迎えた。外へ出たW君は「さーみーいっ!」と言ったり、「マジーッ?」「マジーッ?」と叫びながら、コンテナを運んでいた。小柄だけど、やっぱり男の子、しかも若いだけあって、グイグイとコンテナを運ぶ姿は頼もしかったが、何が「マジーッ?」なのかよくわからず、ひょっとして変な子なの?と、ちょっと不安になった。
しかもW君、あまり敬語というものを知らないみたいだが、若い男の子に舌を噛むような敬語を使われるよりよっぽどいい。今までも後輩君には「仕事だけで充分疲れるんだから、無理に敬語なんか使って疲れなくていいから」と言ってきた。私にはタメ口で全然OKだけど、客前では気を付けましょうね。という感じ。
G君に対してはヲイヲイと思うような事でも、W君だと何でも許してしまいそうな自分が怖い。心の中は既に「しゃくだけど〜やっぱりあなたが〜好きだから〜今日も 許して〜しまうの〜♪」2人は恋人by森高千里だ。
W君がパンの品出しをしているのが見えた。慣れない為にパンを置く場所を探すのに時間はかかるが、品出しそのものはとても早かった。直感的に「B君の後継者はこの子しかいない!」と思った。
ココへ先に入ったのもG君だし、G君の方がトシも上(25才)だけど、やっぱりB君の後継者はビジュアル的にもW君の方だろう(そんな根拠でいいのか?)と確信した。
ところがB君の話だと「Gはしっかり者だが、Wは結構抜けてる」との事。いやしかし、そんなのは経験の差だ。頑張れW君!私がついてる!
言い忘れたていたが、店長の事を「酷いセンス」だなんて思っててゴメンナサイ!だ。
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