89日目:おんぶカップル
2004年12月24日23:18-8:31 X番
今日はEさんがA番で、G君がB番、MさんがC番の4人勤務だった。出勤すると早速Eさんに「クソジジイに焼きそばを叩き付けられたんですって〜」と声を掛けられた。クソジジイの話で何日も引っ張りたくないが、みんなそれぞれあのクソジジイに対しては腹に据えかねるものが有る。
みかやん「”賞味期限9時なのに半額にも何にもなってないだろ”って怒鳴られたんで、さらっと”明日の9時ですよ”って言ってやりました」
Eさん「あーっはっはっは!ひゃーはっはっは!最高!ざまあみろですよね〜。あはははは!」
何故かEさんには大ウケだった。やれやれと思うと今度はG君に話しかけられた。
G君「俺、B番なんすけど、あの二重顎ジジイ来るでしょうか?」
みかやん「二重顎?あんまり顔は見てなかったよ。G君もやられたんだってね」
G君「こんなの半額だろ!って急にブチキレて、お前が決めるな!って思いましたよ。シカトしてたらずっと怒鳴ってるし。B番じゃなくてもあの二重顎を見ただけでムカつきますよ」
みんな見事に同じ事を言ってる(笑)。
今日はクリスマスイブの夜、若いカップルのお客さんも多かったが、それ以上に若い男2人組や若い男1人客が妙に多くて、見ていて痛々しかったが、そんなのは余計なお世話なのだろう。だけどやっぱり見ていてわびしい気持ちになった。
そこへ男の子が女の子をおんぶしたカップルが現れた。おんぶしたままずっと店内を練り歩いていて、おんぶされた女の子が「あっち!」「こっち!」と指示していて、注目の的だった。女の子はローライズジーンズをはいていて、おんぶされた事で見事な半ケツになっていた。
あれじゃまるで男の子が「見るがいい!俺の彼女の半ケツを!」「俺の彼女の半ケツ!どうよ!」と言って歩いているようなものだ。他のお客さんの失笑を買っている事さえ、若い2人は気付かないようだった。長い間おんぶのまま店内を練り歩いていた為、もはや失笑というより他のお客さん達は苦笑していた。我々は転んで怪我でもされたら困るというかむしろ迷惑なので、気が気じゃなかった。
ようやくおんぶカップルが帰って、お客さん達も私達もドッと疲れが出たような感じになった。
Eさん「何て言ったらいいか。あーゆーの」
みかやん「私は恥ずかしくて見てられませんでした」
Eさん「ほんと、こっちの方が恥ずかしいですよね」
みかやん「若いって素晴らしいとは思いませんでした」
Eさん「羨ましくも何ともないですよ。男の方はカッコイイのに女の方は見た目も中身も、ちょっとなぁ。。。って。あは、あはははは」
みかやん「正直言って、あの女の子に、あんなにイケてて、ずっとおんぶしてくれて、ニコニコ笑って指図を受けてるような彼氏は二度と現れないですよ」
Eさん「私も、そう言いたかったんですよ」
やっぱりこれは我々のヒガミなんだろうか(汗)。
確かに男の子も「見るがいい!俺の彼女の半ケツを!」と思っているフシがあったが、女の子の方が「見るがいい!私のイケてる彼を!」「見るがいい!私の言いなりの彼を!」と言わんばかりだった。
そこへ、おんぶカップルがまた店内に入って来た。お客さんも我々も愕然としたが、若いカップルは良い意味で注目されていると勘違いして気を良くしてまた来たらしい。「もう勝手にしてくれ」という雰囲気になった。
例え転んで怪我をしても、おんぶして帰ってくれ!と思いながら黙々と品出しをしていると、G君が走ってきた。「品出ししててお酒を割ってしまいました」との事だが、「こんな時もあたしかい?」と泣く泣くモップを持って駆け付けた。
G君は手伝おうともせず、私が割れたガラスを片付けたりモップで酒を拭いたりしているのを黙って見ていた。なんだかなぁと思った。今時の子ってこうなの?G君て25才でしょ?同い年のOくんでも「俺がやるよ」って言いそうだし、19才のW君だってきっと「ごめんなさい。俺、やるから」と言いそうだ。
ったくG君ときたら、もはや朴訥という言葉では片付けられないぞ!と、イブの夜に思いっきり脱力した。
今日はEさんがA番で、G君がB番、MさんがC番の4人勤務だった。出勤すると早速Eさんに「クソジジイに焼きそばを叩き付けられたんですって〜」と声を掛けられた。クソジジイの話で何日も引っ張りたくないが、みんなそれぞれあのクソジジイに対しては腹に据えかねるものが有る。
みかやん「”賞味期限9時なのに半額にも何にもなってないだろ”って怒鳴られたんで、さらっと”明日の9時ですよ”って言ってやりました」
Eさん「あーっはっはっは!ひゃーはっはっは!最高!ざまあみろですよね〜。あはははは!」
何故かEさんには大ウケだった。やれやれと思うと今度はG君に話しかけられた。
G君「俺、B番なんすけど、あの二重顎ジジイ来るでしょうか?」
みかやん「二重顎?あんまり顔は見てなかったよ。G君もやられたんだってね」
G君「こんなの半額だろ!って急にブチキレて、お前が決めるな!って思いましたよ。シカトしてたらずっと怒鳴ってるし。B番じゃなくてもあの二重顎を見ただけでムカつきますよ」
みんな見事に同じ事を言ってる(笑)。
今日はクリスマスイブの夜、若いカップルのお客さんも多かったが、それ以上に若い男2人組や若い男1人客が妙に多くて、見ていて痛々しかったが、そんなのは余計なお世話なのだろう。だけどやっぱり見ていてわびしい気持ちになった。
そこへ男の子が女の子をおんぶしたカップルが現れた。おんぶしたままずっと店内を練り歩いていて、おんぶされた女の子が「あっち!」「こっち!」と指示していて、注目の的だった。女の子はローライズジーンズをはいていて、おんぶされた事で見事な半ケツになっていた。
あれじゃまるで男の子が「見るがいい!俺の彼女の半ケツを!」「俺の彼女の半ケツ!どうよ!」と言って歩いているようなものだ。他のお客さんの失笑を買っている事さえ、若い2人は気付かないようだった。長い間おんぶのまま店内を練り歩いていた為、もはや失笑というより他のお客さん達は苦笑していた。我々は転んで怪我でもされたら困るというかむしろ迷惑なので、気が気じゃなかった。
ようやくおんぶカップルが帰って、お客さん達も私達もドッと疲れが出たような感じになった。
Eさん「何て言ったらいいか。あーゆーの」
みかやん「私は恥ずかしくて見てられませんでした」
Eさん「ほんと、こっちの方が恥ずかしいですよね」
みかやん「若いって素晴らしいとは思いませんでした」
Eさん「羨ましくも何ともないですよ。男の方はカッコイイのに女の方は見た目も中身も、ちょっとなぁ。。。って。あは、あはははは」
みかやん「正直言って、あの女の子に、あんなにイケてて、ずっとおんぶしてくれて、ニコニコ笑って指図を受けてるような彼氏は二度と現れないですよ」
Eさん「私も、そう言いたかったんですよ」
やっぱりこれは我々のヒガミなんだろうか(汗)。
確かに男の子も「見るがいい!俺の彼女の半ケツを!」と思っているフシがあったが、女の子の方が「見るがいい!私のイケてる彼を!」「見るがいい!私の言いなりの彼を!」と言わんばかりだった。
そこへ、おんぶカップルがまた店内に入って来た。お客さんも我々も愕然としたが、若いカップルは良い意味で注目されていると勘違いして気を良くしてまた来たらしい。「もう勝手にしてくれ」という雰囲気になった。
例え転んで怪我をしても、おんぶして帰ってくれ!と思いながら黙々と品出しをしていると、G君が走ってきた。「品出ししててお酒を割ってしまいました」との事だが、「こんな時もあたしかい?」と泣く泣くモップを持って駆け付けた。
G君は手伝おうともせず、私が割れたガラスを片付けたりモップで酒を拭いたりしているのを黙って見ていた。なんだかなぁと思った。今時の子ってこうなの?G君て25才でしょ?同い年のOくんでも「俺がやるよ」って言いそうだし、19才のW君だってきっと「ごめんなさい。俺、やるから」と言いそうだ。
ったくG君ときたら、もはや朴訥という言葉では片付けられないぞ!と、イブの夜に思いっきり脱力した。
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