90日目:W君倒れる
2004年12月25日23:20-9:04 C番
今日はB君とG君がA番で、W君がB番だった。そそくさと自分の仕事を片付けて、ゆっくりとW君のお手伝いをしようと思ったのに、W君ったら物凄い早さで走りまくって品出しをしていて、あまり手伝えなかった。G君と違ってW君はホントに手が掛からない。
W君と目が合うと相変わらず自信満々な笑顔を見せてくれて、その度にクラクラする。W君が休憩に入ったので、レジを見ながら飲料の品出しをコッソリと手伝っていた。すると1時半だというのに昼間の事務さんが残っていて「私の事は見なかった事にして!幻よ!幻覚よ!こんな時間まで残ってた事は誰にも言わないで」と言いながら買い物をしていた。
レジには朝方に来るロック好きなオジサンと昼間の事務の人とたまに見かけるおばさまの3人が並んだ。何故か知らないが、みんな牽制し合うかのように店内をウロウロしているのに、1人がレジに来ると全員がレジに来るみたいな状態になる。今日もそのパターンで中途半端な時間に一気に3人がレジに並んだ。
最初に並んだロック好きなオジサンは50代半ば、若い頃はバンドをやっていた風で、ロックなスカジャンにロックなベルトにロックなTシャツを着ていて、ジーンズにスニーカーという、いかにも元はロッカーで今はロック好きなオジサンになったという感じのお方。いつもはおとなし〜くて派手な服装のわりには存在感が薄かった。なのに今日は酔っていた。
ロックおやじ「おい!お前は何の為に働いてるんだ!」
みかやん「私は留学と老後の為・・・ですかねぇ。うーん」
ロックおやじ「世界平和の為に働け!」
みかやん「そうですね。そうします!」
見るとロックオヤジのジャンパーの背中が雪だらけになっていた。酔ってその辺で転んだのだろう。後ろに並んでいた事務の人が雪を払いながら「大丈夫ですか?」と聞いているのに、返事をせずに私に酒臭い顔を近づけてきた。私の顔をめっちゃ近くでしげしげと見ているので怖くなった。
ロックおやじ「お前、いい顔してるな!」
みかやん「そうですか?ありがとうございます」
ロックおやじ「釣りはお前にやる!受け取れ!チップだ!」
みかやん「頂くわけにはいきませんので募金箱の方へ。。。」
ロックおやじ「ダメだ!俺はお前に釣りをやりたいんだ!」
みかやん「わかりました。ありがとうございます。世界平和の為に働きます」
ロックおやじ「そうだ!世界平和の為に働くんだぞ!」
みかやん「はい」
大威張りでチップだなんて言っといて、お釣りは192円だよ。
事務の人「酔っぱらいも来る時間だもんね。大変だよねぇ、ナイトさんて」
みかやん「はい。世界平和の為に働かなきゃなんないですし」
一同「あはははは!」
後ろのおばさま「じゃ、世界平和の為に頑張ってね」
みかやん「はい」 192円を募金箱に入れたらドッと疲れた。普段、おとなし〜い人に限って酔ったらあんなもんだ。
朝になり、パンの品出しをしているとB君が走ってきた。「W君が倒れたからレジに入ってくれ!」と言われ、急いでレジに入った。W君を見ていた警備さんが「突然、胸を押さえてうずくまって、真っ青だったから”大丈夫かい?”って聞いたんだけど、ダメっぽいから事務所で休んでるよ。不整脈って言ってた」教えてくれた。
W君に代わってレジに入っていると奇しくも天敵のクソジジイが来た。今日は半額の弁当が結構残っていたので、弁当についてはモンクは言わなかった。ところが・・・。
クソジジイ「189円だって?俺は188しか持ってない!1円ぐらいまけろ!」
みかやん「レジのお金が合わなかったら大変な事になるんですが」
クソジジイ「1円の金にもグダグダ言うのかっ!」
みかやん「(グダグダ言ってんのお前だろ)レジ係は正確でなければ意味がありません」
クソジジイ「話にならん!」
みかやん「・・・・(丸無視)」
やがてW君が戻ってきた。「心配かけて、すみませんでした!」と言われ、思わず「そりゃめっちゃ心配したさ!倒れる前に言ってよね!あたしゃそりゃもう驚いて。心配しないわけないじゃん・・・あわわ」みたいになった。
今日はB君とG君がA番で、W君がB番だった。そそくさと自分の仕事を片付けて、ゆっくりとW君のお手伝いをしようと思ったのに、W君ったら物凄い早さで走りまくって品出しをしていて、あまり手伝えなかった。G君と違ってW君はホントに手が掛からない。
W君と目が合うと相変わらず自信満々な笑顔を見せてくれて、その度にクラクラする。W君が休憩に入ったので、レジを見ながら飲料の品出しをコッソリと手伝っていた。すると1時半だというのに昼間の事務さんが残っていて「私の事は見なかった事にして!幻よ!幻覚よ!こんな時間まで残ってた事は誰にも言わないで」と言いながら買い物をしていた。
レジには朝方に来るロック好きなオジサンと昼間の事務の人とたまに見かけるおばさまの3人が並んだ。何故か知らないが、みんな牽制し合うかのように店内をウロウロしているのに、1人がレジに来ると全員がレジに来るみたいな状態になる。今日もそのパターンで中途半端な時間に一気に3人がレジに並んだ。
最初に並んだロック好きなオジサンは50代半ば、若い頃はバンドをやっていた風で、ロックなスカジャンにロックなベルトにロックなTシャツを着ていて、ジーンズにスニーカーという、いかにも元はロッカーで今はロック好きなオジサンになったという感じのお方。いつもはおとなし〜くて派手な服装のわりには存在感が薄かった。なのに今日は酔っていた。
ロックおやじ「おい!お前は何の為に働いてるんだ!」
みかやん「私は留学と老後の為・・・ですかねぇ。うーん」
ロックおやじ「世界平和の為に働け!」
みかやん「そうですね。そうします!」
見るとロックオヤジのジャンパーの背中が雪だらけになっていた。酔ってその辺で転んだのだろう。後ろに並んでいた事務の人が雪を払いながら「大丈夫ですか?」と聞いているのに、返事をせずに私に酒臭い顔を近づけてきた。私の顔をめっちゃ近くでしげしげと見ているので怖くなった。
ロックおやじ「お前、いい顔してるな!」
みかやん「そうですか?ありがとうございます」
ロックおやじ「釣りはお前にやる!受け取れ!チップだ!」
みかやん「頂くわけにはいきませんので募金箱の方へ。。。」
ロックおやじ「ダメだ!俺はお前に釣りをやりたいんだ!」
みかやん「わかりました。ありがとうございます。世界平和の為に働きます」
ロックおやじ「そうだ!世界平和の為に働くんだぞ!」
みかやん「はい」
大威張りでチップだなんて言っといて、お釣りは192円だよ。
事務の人「酔っぱらいも来る時間だもんね。大変だよねぇ、ナイトさんて」
みかやん「はい。世界平和の為に働かなきゃなんないですし」
一同「あはははは!」
後ろのおばさま「じゃ、世界平和の為に頑張ってね」
みかやん「はい」 192円を募金箱に入れたらドッと疲れた。普段、おとなし〜い人に限って酔ったらあんなもんだ。
朝になり、パンの品出しをしているとB君が走ってきた。「W君が倒れたからレジに入ってくれ!」と言われ、急いでレジに入った。W君を見ていた警備さんが「突然、胸を押さえてうずくまって、真っ青だったから”大丈夫かい?”って聞いたんだけど、ダメっぽいから事務所で休んでるよ。不整脈って言ってた」教えてくれた。
W君に代わってレジに入っていると奇しくも天敵のクソジジイが来た。今日は半額の弁当が結構残っていたので、弁当についてはモンクは言わなかった。ところが・・・。
クソジジイ「189円だって?俺は188しか持ってない!1円ぐらいまけろ!」
みかやん「レジのお金が合わなかったら大変な事になるんですが」
クソジジイ「1円の金にもグダグダ言うのかっ!」
みかやん「(グダグダ言ってんのお前だろ)レジ係は正確でなければ意味がありません」
クソジジイ「話にならん!」
みかやん「・・・・(丸無視)」
やがてW君が戻ってきた。「心配かけて、すみませんでした!」と言われ、思わず「そりゃめっちゃ心配したさ!倒れる前に言ってよね!あたしゃそりゃもう驚いて。心配しないわけないじゃん・・・あわわ」みたいになった。
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