22:20-8:34 B番

今日はMさんがA番でG君がC番だった。こないだ、B君に新年早々3人目の新人が入るという話を聞いたが、明日から新人が来るそうだ。残念ながら明日は私とG君が休みだった。

みかやん「ねぇ、明日から来る新人て、男なの?女なの?」

G君「40代のオヤジって噂もあれば、若いって噂もあって、男なのか女なのかも分かりません」

みかやん「ふーん。若くて凄〜く可愛い女の子だったら、どうする?」

G君「どうもしませんよーっ!」

G君てば凄い勢いで「どうもしませんよーっ!」と言いながら、一瞬にして耳まで真っ赤っ赤になった。笑っちゃ悪いと思いながら、大笑いしてしまった。ふと、みっちもこんな風に私の事をからかっているんだろうと思った。

G君「あの、これはどうすればいいんですか?」

みかやん「あ、それは、みっちも聞いてたんだけど、こうしてああして・・・」

G君「分かりました。ところで”みっち”って誰ですか?」

みかやん「W君の事だよ」

G君「・・・・」

みかやん「あ、そうだ!がっちゃんも、こーゆー時はああしてこうしてね」

G君「俺は”がっちゃん”なんですか?」

みかやん「うん。がっちゃん!ほんじゃ宜しく、がっちゃん!」

G君はまるで「W君の事は、もうみっちなんて呼んでるんだ」みたいな寂しい顔をしたので、つい「がっちゃん」だなんて言ってしまったけど、がっちゃんて高校時代の1コ下の男の子で、めっちゃ可愛い男の子で、G君にがっちゃんは勿体ない!とちょっと後悔した。

その後、がっちゃんの飲料地獄に落ちた。前回も思ったけど、がっちゃんの飲料の用意の仕方が酷い。台車に乗せたまま放置してるし、驚くほど大量だし、1本も品出しできない物までご丁寧に持って来てくれちゃって、片付けるのに大忙しで、死ぬ目に遇う。ホントまさに地獄だよ。もしかして嫌がらせなんだろうか?と本気で思うもの。

がっちゃんは罪の意識とは別のところで飲料の品出しを手伝ってくれるが、手伝ってくれるポイントが他の人と違うし、がっちゃんより後に入ったみっちだって、先輩がしてるとおりにやってるじゃないの。私が入った時、B君に「飲料の出し方なんか、慣れとあとはセンスの問題だから」と言われたが、それならがっちゃんは物凄くセンスが悪い。と言うかセンス無し!

私はB君の一番弟子だが、がっちゃんの飲料の用意の仕方は明かにB君のとは違う。だとしたらがっちゃんは誰に習ったんだろう?EさんかMさんに習ったのだろうが、となると迂闊に口を挟むわけにもいかないような気がして、泣き寝入り状態になった。

いやしかし、がっちゃんがC番で、みっちがB番になったら、可愛いみっちが地獄を見る。これは早急にMさんなり、Eさんなり、B君に相談しなければ!と思った。

お陰で飲料出しに朝までかかってヘロヘロのところに、例の半額クソジジイが来た。心の中では「新年早々、もう来やがって!黙って寝正月してやがれ!」と思っていると、警備さんがピッタリとクソジジイをマークしてくれた。そのせいか、クソジジイは一言もしゃべらず、すごすごと帰っていった。

今日の警備さんはAさんという方で、元々居る物凄く良く働く人で、物凄くよく気が利く人なので助かった。警備のウザ爺が居なくなり、その次に入った老警備さんも居なくなり、今はこのAさんと牛若丸が交互に来てくれて、たまに変な警備員が来るぐらいで、Aさんにはいつも助けられている。

警備Aさん「あのクソジジイ、新年早々もう来やがって!」

みかやん「私も同じ事、思ってました。新年早々、ムカつきたくないとも思いました」

警備Aさん「本当だよね。こんなのどかな正月に一番来て欲しくない客だよ」

みかやん「でもお陰で助かりました」

警備Aさん「いやいや、新年早々イヤな思いはしたくないからね」

クソジジイが大人しく帰ってくれて何よりだった。というか今日は、クソジジイよりがっちゃんの方がよっぽど手強いと思った。

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