102日目:最強ペア

2005年1月14日
22:18-8:48 B番 

今日はEさんがA番で、みっちがC番だった。

みっち「16日、俺もみかやんも休みだから、ぶっさんと飲むの16日にしない?」

みかやん「うん。ぶっさんから16日らしいって聞いてたよ」

みっち「じゃ16日で。わーっ!すげえ楽しみ」

みかやん「んで、どこ行く?」

みっち「みかやん家の界隈がいいよ。そしたら帰り、困らないでしょ」

みかやん「うちの近所だと村さ来かなぁ?キミら大酒飲みだから飲み放がないと辛いでしょ」

みっち「じゃ村さ来で!わーい♪」

そう言って嬉しそうにニコニコしてるみっちが何とも可愛らしかった。その後もみっちはニコニコのまま、懸命に私の飲料出しを手伝ってくれたり、ちょっと混んだだけでレジに走ってきてくれたり、申し訳ないぐらい猛然と私の仕事を手伝ってくれた。

みかやん「みっち、ありがとう。沢山助けて貰ってもう充分だよ。今日はそのぐらいにしといて」

みっち「俺、まだ発注の仕事がないからさ。甘えてよ。みかやんだって俺の仕事、手伝ってくれてたし、みかやんはそんな事、全然気にしなくていいんだよぉ」

と言って自信満々にニコニコしてるみっちに、またやられてしまった。

みっちの休憩中にレジでボーっとしてると、みっちが来て「はい。コレ」と、のど飴を渡してくれた。

みかやん「えっ?ありがとう」

みっち「さっき咳してたから。治すんだよ〜」

あらあら、優しいのね。咳ったって、ゲッホゲッホとしてたわけじゃなくて、時々コンコンぐらいだったのに。

朝になり、レジ締めをしてみっちより30分先に上がった。朝番で出勤してきたのは、がっちゃん曰く3悪(感じ・顔・性格)のAさんと、良い時と悪い時の差が激しく更年期障害というあだ名のUさんの最強ペアだった。「みっち、最強ペアに捕まってなきゃいいけどなぁ」と思いながら着替えてレジの方へ行ってみると、やっぱりみっちが捕まっていた。

「大変だ!みっちを救出しなければ!」と思って近付くと、最強ペアの怒りの矛先が私に向かってきた。鬼の最強ペアも可愛いみっちにはキツイ事を言えないらしく、私にギャーギャー怒鳴ってきた。戻り伝票に押すハンコがどうとかいう、全くつまんない話で、よくもまぁこんなくだらない話でここまで怒鳴れるもんだと呆れてしまった。

そもそも今までは「ハンコ貰っとけ!」なんて誰からも言われた事がなかったのに、ぶっさんが辞めたとたん「自分らでハンコ貰え」だとさ。聞いてねーよ。そんな話。

そこへタイミング良く専属美容師君のエロヒロキから電話がきた。私は終業時間を終えているので、逃げるようにその場を離れて電話にでた。

先日、エロヒロキ君から電話がきて「中央区の美容室で受付の仕事をしない?給料も今よりいいし、受付の仕事は得意でしょ?中央区の美容師にはみかやんの事を話しておくから」みたいな話だった。そうは言われても、そんなのは若くてお洒落な子の方が向いてるだろうし、どうせきっと「みかやん、ごめん。こないだ言ってた仕事、もう決まっちゃったから」みたいに断られるんだろうと思っていた。

ところが今日は「面接を受けてくれ!」という話で、ちょっとめまいがした。

みかやん「あ、あたしなんかでいいのー?」

エロヒロキ「いいべさ♪」

みかやん「えーーっ!」

エロヒロキ「面接の時は俺がタダで髪をセットしてあげるからね♪」

そうは言われても最近なんかジャージかジーンズしか持ってないよ。そんな所へ何を着て行きゃいいんだい?靴は?バッグは?化粧は?あぁ全然ダメじゃん!どうしよう!と半狂乱になっていると、みっちが逃げてきたので一緒に帰る事にした。

隣駅まで歩く間に、エロヒロキからの電話内容をかくかくしかじかと話すと、「俺、みかやんが居なくなったらイヤだよ。マジ、イヤ。辞めないでよ〜。辞めてほしくないよ〜」と言われた。

「わかりました。辞めません!」

口には出さなかったが、心の中でキッパリとそう言った。みっちみたいな可愛い子にキラキラした目で真っ直ぐ見られて「辞めないで」なんて言われたら、辞められるワケがない。やーねー、オヤジじゃないの。

ま、よそのラブホから声が掛かった時は考えるけど、そんな話もないだろうし(笑)。

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