IZO

2005年3月22日 映画
DVD ケイエスエス販売 2004/12/22 ¥5,040

はっきり言って酷いです。カルトもカルト、アングラもアングラ、エロくてグロくてわけわかりません。

昔々いぞうさんという日本人が張り付けにされヤリで突かれて処刑されましたとさ。死後、いぞうさんはIZOという怨霊?となり、時代を越え時空を越え目の前に現れる人々を斬って斬って斬りまくる・・・という始まり。

そこからすぐにワケ分からなくなります。江戸の街並みに特殊部隊が現れたり、サラリーマン風の吸血鬼のような者が現れたり、いぞうが抱いた女郎が鉄拳メイクの怨霊になっていたり、時代も場所も飛び飛びの映像の妙をお楽しみ下さい。着いて行けません。

あらゆる時代のあらゆる場所で友川かずきさんという方が、これまたワケの分からない歌を唄います。これがもう苦痛以外の何物でもありません。

一緒に見ていた夫はたまらず避難しました。私は、これから起こるであろう大・どんでん返し!に期待してラストまで見ましたが、分かったのは映画のメッセージでもテーマでもなく、途中で避難した夫の判断は正しかったという事でした。

夫「豪華キャスト陣は、こーゆー映画だって分かって出演したんだろうか?」

みかやん「監督に呼ばれたし、みんなも出るなら出よっかな?みたいなノリだったんじゃないの?」

夫「で、最後まで観て何か分かったのか?」

みかやん「・・・・・」

分かった事は、ストーリーを追ってはいけない、単に場面毎の映像を楽しむ事、メッセージを探ってはいけない、友人知人にすすめてはならないという事。

友人いわく「殺戮シーンのオムニバスだと思えばいい」。なるほど。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索