○っち11日ぶり
2005年4月3日スーパーに到着して、出勤前に必ず飲む缶コーヒーを買い、バックヤード入口へ向かうと、何物かが真正面で私を待ち受けているようだが、ブレブレにブレて見えて誰なのか分からず、かなり近付いてから、今朝会ったばかりの年賀状の人だと分かった。目が悪いって本当に不自由だわ。
年賀状の人「こんばんわーっ!」
みかやん「ああっ!いらっしゃいませ。こんばんわ〜」
年賀状の人「いっ、今、お帰りなんですか?」
みかやん「いえ、今、出勤なんですよ。今朝お目に掛かった後、すぐ仕事が終わって、これからまた朝まで仕事なんです」
年賀状の人「そうなんですかぁ。お疲れ様です。頑張って下さい」
みかやん「ありがとうございます」
悠君にしろ年賀状の人にしろ、私が朝早くから夜や夜中まで働いていると思っていたようだ。そうじゃなくて、夜から朝までなんですよ。はい。
年賀状の人と私が話してるのを半笑いで見てる人が居ると思ったら、○っちだった。先月23日に一緒に朝スガイした後、インフルエンザに倒れ実に11日ぶりに○っちに会った。実際に○っちが半笑いだったかどうかは見えなかったが、奴の事なら半笑いで居たに違いない。
ヒトサマの顔も満足に見えないのにレジに入って大丈夫なのか?と自分でも不安になるが、今日はB番でレジ専属。それでも何とかなるものだ。8ヶ月も居たらレジのキーボードにも勝手に指が動いてくれるし、あとは動物的勘で何とか対応できた。
一瞬、レジ周りにお客さんが誰も居なくなり「あらっ?何てヒマなの?」とボーッとしていた時、ふと何かを感じた。ん?と何気に飲料の方を見ると、黒い人影。黒い人影にしか見えなかったのに「絶対にオーナーシェフ様だ!」と確信して、思わず走り寄った。
みかやん「いらっしゃいませ!こんばんわ〜」
オーナー様「どうも〜。こんばんわ〜」
みかやん「全然目が見えないのに、オーラで分かっちゃいましたっ!オーナー様ったら、凄いですっ!」
オーナー様「や、また、そんなぁ。ははは」
嬉しくなって1人で興奮してついレジから走り出てしまったが、自分がレジ専任だと気づき、慌ててレジへ戻った。何をやってるんだか私は。
発注の機械を取りに事務所へ行くと○っちが休憩していた。
○っち「はい。煙草。一服していきなよ」
みかやん「あら、ありがとう」
○っち「体調悪かったんだって?インフルエンザうつんなかった?」
みかやん「ボウリングの時さ、煙草の回し飲みしてたから絶対うつったと思ったけど、大丈夫だったよ。でも焦った」
○っち「あはは!ホントだよね。よくうつんなかったね」
・・・から始まってお互いの近況報告。○っちのインフルエンザの話や、私の眼鏡の話。すると○っちが「眼鏡はいいよぉ」と言った。そう言えば○っちは大の眼鏡っ娘好きだった。や、でも私は眼鏡っ婆だし(笑)。
その後、Mさんが「○っち、病み上がりかも知れないですけど、賞味期限切れのチェック漏れが多すぎます!」と言ってきた。EさんもMさんも○っちに対する苦情を私に言ってくる。私は○っちの苦情承り係なのか?いいんだけどさ。
Mさんは、○っちのチャラチャラした性格が仕事にも現れていると思っているようで、○っちがバイトの掛け持ちをしようとしていた時も「この仕事をナメてる」とそれはそれは憤慨していた。
仕事の面で言ったら○っちより私の方が全然いい加減なんだけどなぁ(汗)。どう見たって私より○っちの方が仕事が早いのに、それでもMさんが褒めてくれるのは○っちではなくて私の方だ。私はMさんが認めてくれたのが嬉しくて頑張れたので、一生懸命なのに認められない○っちを気の毒に思う。
若い男の子とオバサンとを比べたら、若い男の子は「早くて当たり前」「出来て当然」と思われて損かも知れないし、オバサンの方が贔屓されるのかも知れないけどね。
前に○っちは私に「主婦だから俺等より疲れてると思うから贔屓してる」と言った。それからは私の仕事を手伝うのが当たり前だと思ってくれているようだし、今日も「A番だから手伝えないよ。ごめんね」と言った。仕事の面では凄くいい後輩だと思う。
○っちをこんなふうに思えるのも、丁度良いタイミングでインフルエンザになって、丁度良い期間全く会わないでいたからかも知れない。一度失った信用を取り戻すのって本当に難しい事だけど、私も協力するし○っちなら出来るから頑張りなさい!と言ってあげたい気分になった。
年賀状の人「こんばんわーっ!」
みかやん「ああっ!いらっしゃいませ。こんばんわ〜」
年賀状の人「いっ、今、お帰りなんですか?」
みかやん「いえ、今、出勤なんですよ。今朝お目に掛かった後、すぐ仕事が終わって、これからまた朝まで仕事なんです」
年賀状の人「そうなんですかぁ。お疲れ様です。頑張って下さい」
みかやん「ありがとうございます」
悠君にしろ年賀状の人にしろ、私が朝早くから夜や夜中まで働いていると思っていたようだ。そうじゃなくて、夜から朝までなんですよ。はい。
年賀状の人と私が話してるのを半笑いで見てる人が居ると思ったら、○っちだった。先月23日に一緒に朝スガイした後、インフルエンザに倒れ実に11日ぶりに○っちに会った。実際に○っちが半笑いだったかどうかは見えなかったが、奴の事なら半笑いで居たに違いない。
ヒトサマの顔も満足に見えないのにレジに入って大丈夫なのか?と自分でも不安になるが、今日はB番でレジ専属。それでも何とかなるものだ。8ヶ月も居たらレジのキーボードにも勝手に指が動いてくれるし、あとは動物的勘で何とか対応できた。
一瞬、レジ周りにお客さんが誰も居なくなり「あらっ?何てヒマなの?」とボーッとしていた時、ふと何かを感じた。ん?と何気に飲料の方を見ると、黒い人影。黒い人影にしか見えなかったのに「絶対にオーナーシェフ様だ!」と確信して、思わず走り寄った。
みかやん「いらっしゃいませ!こんばんわ〜」
オーナー様「どうも〜。こんばんわ〜」
みかやん「全然目が見えないのに、オーラで分かっちゃいましたっ!オーナー様ったら、凄いですっ!」
オーナー様「や、また、そんなぁ。ははは」
嬉しくなって1人で興奮してついレジから走り出てしまったが、自分がレジ専任だと気づき、慌ててレジへ戻った。何をやってるんだか私は。
発注の機械を取りに事務所へ行くと○っちが休憩していた。
○っち「はい。煙草。一服していきなよ」
みかやん「あら、ありがとう」
○っち「体調悪かったんだって?インフルエンザうつんなかった?」
みかやん「ボウリングの時さ、煙草の回し飲みしてたから絶対うつったと思ったけど、大丈夫だったよ。でも焦った」
○っち「あはは!ホントだよね。よくうつんなかったね」
・・・から始まってお互いの近況報告。○っちのインフルエンザの話や、私の眼鏡の話。すると○っちが「眼鏡はいいよぉ」と言った。そう言えば○っちは大の眼鏡っ娘好きだった。や、でも私は眼鏡っ婆だし(笑)。
その後、Mさんが「○っち、病み上がりかも知れないですけど、賞味期限切れのチェック漏れが多すぎます!」と言ってきた。EさんもMさんも○っちに対する苦情を私に言ってくる。私は○っちの苦情承り係なのか?いいんだけどさ。
Mさんは、○っちのチャラチャラした性格が仕事にも現れていると思っているようで、○っちがバイトの掛け持ちをしようとしていた時も「この仕事をナメてる」とそれはそれは憤慨していた。
仕事の面で言ったら○っちより私の方が全然いい加減なんだけどなぁ(汗)。どう見たって私より○っちの方が仕事が早いのに、それでもMさんが褒めてくれるのは○っちではなくて私の方だ。私はMさんが認めてくれたのが嬉しくて頑張れたので、一生懸命なのに認められない○っちを気の毒に思う。
若い男の子とオバサンとを比べたら、若い男の子は「早くて当たり前」「出来て当然」と思われて損かも知れないし、オバサンの方が贔屓されるのかも知れないけどね。
前に○っちは私に「主婦だから俺等より疲れてると思うから贔屓してる」と言った。それからは私の仕事を手伝うのが当たり前だと思ってくれているようだし、今日も「A番だから手伝えないよ。ごめんね」と言った。仕事の面では凄くいい後輩だと思う。
○っちをこんなふうに思えるのも、丁度良いタイミングでインフルエンザになって、丁度良い期間全く会わないでいたからかも知れない。一度失った信用を取り戻すのって本当に難しい事だけど、私も協力するし○っちなら出来るから頑張りなさい!と言ってあげたい気分になった。
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