遂に爆発

今日はMさんだけが休みの久々の4人勤務だった。ずっと○っちゃんから朝昼夜と「体調どうですか？」というメールがきていて、さすがに本気でウンザリしていたのに、今日も職場に着いたとたんに「体調どうですか？目は？」というメールが届いて、キレそうになった。そんなの職場に来れば分かるじゃんか！

それをわざわざ今まさにこれから仕事という時に聞いてこなくたっていいじゃないか？ムカつきながら久々に「目が最悪。メールの文字もよく見えないから！」と返信した。遠回しに「ごめん。メールは遠慮して」と言ったつもりだったし、もうこれで暫くメールはこないだろうと思ったのに、返信してからものの何秒かで○っちゃん専用のメール着信音が鳴った。

「そっか。レジとか大丈夫？」

もうね・・・「だから見えねえって言ってるべ！」と叫びながら自分の携帯をぶん投げてしまいましたとさ（怖）。

百歩譲って「そっか。お大事に」ならいいさ。「レジとか大丈夫？」って何さ？この期に及んでまだ質問する気かい？結局は「体調どうですか？目は？」なんて言いながら、あたしの事なんか微塵も心配してなくて、ただただ返事が欲しくてメールのやりとりがしたくて仕方ないだけじゃん！あいつ、ビョーキだよ。

苛立ちついでに返信してしまった自分や、携帯をぶん投げた自分、奴のイカレ加減に腹が立って腹が立って、なんだかもう目に涙が浮かんだよ。このまま帰りたかった。

売場へ出ると、今日は今までの中で最も目の調子が悪く、パンの値引きをしようにもパンの袋に書いてある賞味期限がよく見えないし、異常に売れ残りが多く苦戦した。それにしても何か妙だと思ったら、昨日の時点で10円引きもしくは30円引きになっているハズのパンの値引きがされていない物があまりにも多かった。

「昨日、放置で今日いきなり半額かよ。誰だい？昨日のA番は？」と思ったら、昨日のA番は○っちだった。全くもう！私だったから良かったけど、こんな状態をMさんに発見されてたら大変だったよ。仕方ないので「パンの値引き漏れがあまりにも多くてビックリしたよ。気を付けないと」と注意しておいた。

続いて惣菜の値引きをしようにもラベルの賞味期限が見えずパンや惣菜と睨めっこしながら必死で作業するハメになった。しかし最も苦戦を強いられたのは発注業務だった。今日はMさんが休みの為に、私がMさんの担当場所の発注もするが、棚に貼ってあるラベルに発注単位が3ミリ大で書かれているのが、見えなくて見えなくて（涙）。

休憩時間に○っちと話をした。○っちとはお互い散々キレたり逆ギレしたりで、いがみ合ってても当然といえば当然の仲なのに、それでも○っちは私と「仲良くしたい」と言ってきた。実際に、私がおとなしいと「元気ないよ」と両肩をポンと叩いたり、目が合えば微笑みかけてくる。こないだまではフン！クソガキ！と思ってたけど、最近はいい奴だと思い始めている。

私の周りには、M君をはじめ一緒にいると凄く楽しくてお姫様気分にさせてくれる男友達が多いが、自分の彼氏だったら最悪だと思う。女として付き合わなければ何の問題もないし、たまに会うからこそ、楽しく仲良く過ごせるのだろう。

○っちもそんな部類なんだろう。会社では最高の後輩だけど、プライベートは・・・みたいな。

ぶっちゃけ、一緒に話してて笑顔を見せられると、やっぱり「可愛い♪」と思ってしまうのよね。そもそもあのメール依存症のビョーキ野郎さえいなければ、○っちと私がキレたり逆ギレしたりする事もなかったのよ。あのメール依存症のビョーキ野郎が「みかやんがこう言ってた」「○っちがこう言ってた」って、引っかき回してくれたんだよね。

はあぁ。思い出すと疲れる。

こんな時こそ「これでいい」「大丈夫」「全て上手くいってる」「私は絶好調！」と自分に言いきかせる。こうすれば、脳が勝手に答を探し出して”これで良かった”という結果に導いてくれるそうだ。

出勤早々すっかりイライラしてしまったが、○っちや警備のAさんにも助けられ、朝には大はしゃぎでコンテナを運んでいた。あのメール依存症のビョーキ野郎に仕事の事で質問を受けたが、普通に事務的に答えて乗り切った。