絶好調!

2005年4月7日
出勤して店内へ出たとたん、目の前に悠君が居て、私は思わずひれ伏してしまった。

みかやん「先日はご馳走になりました。ありがとうございましたっ!」

悠君「いえ、そんな。アレ、どうでした?」

みかやん「めちゃめちゃ美味しかったです〜。いろいろな意味で感激しました」

悠君「良かった。てか、こっちがいつもお世話になってるんで」

そんなお世話というほどの事はしてないじゃないの。出勤してすぐ悠君の眩しい笑顔を見られて幸せな私だわ。出勤の打刻をしてレジに入ると、悠君は既に○っちのレジでお買物を済ませて袋詰めをしていた。丁度、お客さんが居なかったので、ヒソヒソと○っちに話しかけた。

みかやん「○っち、おはよ。お土産くれたのあの人だよ」

○っち「そうじゃないかと思ってたよ。あの人、凄いいい人だよね」

みかやん「でしょう!ホントにもうめっちゃいい人だよ」

立ち入った事を聞くのもどうかと思うので尋ねた事はないが、悠君て何の会社の人なんだろ?いつも20代の男4人と女2人ぐらいで来て、お弁当類を買っていくが、どの人も爽やかで愛想が良くて、その中でも悠君が一番いつもニコニコとゴキゲンだ。

一度、悠君の上司と思われる人も一緒に来たが、それがまた芸能人のようなオーラを放つイケテる30代半ばの男性で、ドラマの中に出てくる理想の上司みたいな方だった。しかも見るからに”同期の中で一番に出世しました”って感じ。ドラマの中ならともかく、現実のあんな集団はちょっと有り得ない。ひょっとして?宗教団体とか?謎だ。

そんな事を考えていると、今度は目の前にオーナーシェフ様が現れた。

みかやん「トマトとバジルのパスタの味が恋しいです。私、バジルが大好きなんですよ」

オーナー様「僕、バジルの畑を持ってるんですよ。丁度、ココぐらいの広さかな?」

みかやん「うわぁ!素敵ですね!バジルに囲まれて幸せですね。羨ましいですぅ」

などと話をして、もうゴキゲンだった。今日は休みじゃなくて良かった。なんて幸せな私。何をしていてもついニヤニヤしてしまい、○っちに冷やかされた。

○っち「何?またイケメンでも見つけたの?」

みかやん「今日はもう充分。何かツライ事があったら言って!私が代わるから!あたしゃもう今日は絶好調だから!もうね、どんな困難にも立ち向かえるよ」

○っち「ホントに絶好調って感じだね」

自分の仕事が物凄くはかどって、余力有りまくりで○っちの飲料出しを手伝った。○っちも○っちで今日も懸命に私の仕事を手伝ってくれた。インフルエンザ前の陰鬱な感じはすっかり消え去って、私の傍でニコニコと作業をしていた。

この4ヶ月の短い間にそれはそれは物凄〜い様々な事があったけど、○っちが笑っていれば私も嬉しいし、あれだけの事の後も助け合って仲良く働けるって、実はかなり凄い事だと思う。

そう考えると○っちって意外と大人なのかもね。やっぱり○っちはいい奴だ。多分。

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