函館人

2005年4月8日
出勤時間ギリギリに目覚めてあたふたしていると、九州の友人から郵便が届いているのを発見し、分厚い封筒を開けてみた。封筒の中には小さなタッパが入っていて、その中は桜の花と花びらが散りばめられていて、とてもキレイだった。

やっぱ日本人は桜だよね!ケータイの着うた、ケツメイシのさくらだし。まだこっちは桜舞い散るどころか、つぼみすら無い。とにかくめっちゃ和んで出勤した。

今日は私がB番で○っちゃんがC番。ぶっちゃけ、なんだかなぁと思ってたけど、桜が和ませてくれたので、○っちゃんにも普通にニッコリと「おはようございます」と言えたさ。

そしたらあのブ男・・・(爆)。

私とは目も合わせないどころか、斜め後ろの下の方を見ながら凄く早口でぶっきらぼうにそれでいてボソボソと「おはようございます」だとさ。感じ悪っ!元気が無いとか落ち込んでる様子とか、そーゆーのじゃなくて明らかに感じが悪い。なにソレ?って感じ。カチーン。

「あたしもブサイクだよ!おまけにあたしゃババアだよ!そのハンデがある分、人当たりは明るく爽やかに!とか、客にも愛想良く親切に!とか思うのさ。アンタも少しはそう思ったら?ココは客の居ない事務所じゃないんだから、辛気くさい顔してんじゃないよ」と言おうとして面倒臭くてやめた。

その後もあのブ男は私とは目も合わせず傍にも寄らず終始無言で・・・ちょっとこれって、いい感じじゃないのぉ?ようやく私の敬遠している気持ちに気付いてくれたのね。遅いから。でも良かった。これで奴が出勤でも金魚のフンになられずに済む。

奴の金魚のフンぶりなんかも病的だった。どこで何をしてても話しかけられて話しかけられて、忙しいから逃げても追い掛けてきて話しかけるし、楽しい話題じゃなくて「あたしの一度の過ちを一生責める気かい?」的な耳の痛い話や、特に聞きたくもない○っち情報だとかで、うざいうざい。

しかも「○っちが今度、元カノと会うんだって。あ、でも”元カノと会う事は、みかやんには言わないで”って言われてたんだぁ。あっはっは!」みたいな、情報というより告げ口。ホントにお喋りな男もいたもんだよ。

奴に”言わないで”と言った話は必ずチクるもんだから、私も何度か自滅したさ。さすがに懲りたよ。奴は○っちや私の”言わないで”をお笑い芸人の”カットして下さい”=”使って下さい”と同じ意味だと思っているフシがあるから手が付けられなかった。

全くよくもまぁ今まで我慢してきたよね。「みかやん、お人好しにも程があるよ」byK君。ホントだよね。

これで長かったウザく忌々しい日々ともお別れかしら?

気を良くしていると、目の前に赤×青のFC東京カラー風ジャージ姿の男性が現れた。よく見ると年賀状の人だった。更によくみるとジャージには函館の高校名が書いてあるではないか。

みかやん「こんばんわ。あの!函館の人だったんですか?ちなみに私も函館の某公立高校でした」

年賀状の人「ええっ?俺も18才まで函館に居たんですよ。今、テレビ局の仕事の帰りなんで、こんな恰好で」

みかやん「(ここで”やんやあんたもはごだでがい?”等と言ってはイケナイ。若くなる程、函館人も極端に訛ってはいない)テレビ局だなんてカッコイイじゃないですかっ!私なんか、今の仕事の前はラブホでしかたら」

年賀状の人「えっ?ら、らぶ・・・?」

みかやん「ココの前はラブホテルで働いてたんですよ」

年賀状の人「えーっ!あはは!興味ある!一度やってみたいですよ」

みかやん「や、それがかくかくしかじかで、こんな事やあんな事で大変でしたよ」

年賀状の人「あはは!マジっすか?面白そうじゃないですか?」

みかやん「そーゆー意味ではめっちゃ面白かったですし楽しかったですよ」

(中略・・・血が!とか、白子が!とか、ウン○が!とかゆう話ね)

年賀状お人「それにしても函館の人だっただなんて奇遇ですね」

みかやん「はい。ジャージを見て驚きましたよ〜」

いかんいかん。ラブホの事となるとつい喋り過ぎてしまう。ちょっと喋り過ぎたけど、他にお客さん居なかったし、仕事はかどってたし、たまにはいっか。

なんだかんだ言って、やっぱりラブホは楽しかった。

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