ナイトのメガネデブ

2005年4月14日
いつもより早く出勤したので、バックヤードをチェックすると、折りコン7個、長台車にダンボールてんこ盛り、冷蔵庫をチェックすると豆腐の山、冷凍庫にはアイスと冷食が崩落せんばかりの勢いで山積みになっていた。「これは大変だ!」と最初からすっ飛ばして作業をした。

頭の中は「何時までにコレをして、何時からアレをして・・・」って事でいっぱいで、走り回っていると、警備の新人爺さんに呼び止められた。

警備爺さん「や〜。大したもんだよ。女性の中でも一番年上なのに一番身体がよく動くよね。ガーッと来てバーッと片付けてワーッと戻って涼しい顔してるもの。何かスポーツやってたの?」

みかやん「陸上とかボートとか球技以外を少々(ガーッとかバーッとかワーッって、あなた長嶋さんかい?)」

警備爺さん「陸上ね。だからフットワークが軽いんだ。凄いよね。ガーッと来てバーッと片付けてワーッだもんね。仕事がえらい早い」

みかやん「ありがとうございます(はい。軽い女ですよ。てかあなた、インフルエンザの事はインフレって言うでしょ?長嶋さんみたいに)」

半笑いで焼きそばの品出しをしていると、後ろから「こんばんわ〜」と声をかけられ、振り返ると年賀状の人だった。今日はデニムのツナギを着ていて、それが良く似合っていた。つい「今日もめちゃイケですね」と言ってしまい、相手は照れそれ以上に私が照れてしまう。どうしても思った事がすぐに口を突いて出てしまう。

年賀状の人「あぁ、あ、あの(動揺)。このパンいくらでしょうか?値段が付いてなくて」

みかやん「それはすみませんでした。き、昨日、私もそのパンを10円引きで買って138円だったので、それは半額だから、な、74円ですね(動揺)」

年賀状の人「や、すみません。忙しそうだったのに」

みかやん「いえいえ。全然です。そんな。ぜーんぜん・・・」

何だかギクシャクしてしまい恥ずかしかった。

朝になり、Mさんと○っちが休みって事は、私が売場の後ろ全部を発注しなきゃなんないって事だと気付いて愕然としつつも、これでもか!と言わんばかりにハンパなく発注した。頑張ったけど1時間遅れの8時に業務終了。POP作成も有ったし8時なら早い方だ。

後はA番が持っている会社の携帯電話をC番に渡して終わり。私がA番でブ男がC番だったが、ニッコリと「電話、お願いします♪」と言ったのに、あのブ男は「もう、朝の事務の人、来ました!」と吐き捨てるように言ってきた。俺に渡すなよ!って喧嘩売ってんのかい?

結局は、事務の人は出勤していたけど、着替えてもいなくて、携帯電話をナイトのC番が持っていないと困る状況だった。事務の人もブ男に対して怒りを顕わにした。

事務の人「電話の切り替えは8時半って決まってるのに、ナイトさんが大変だろうと厚意で早めに切り替えてたのよ!それを出勤して”おはよう”って言っただけで、着替えてもいない間に電話を戻されちゃ困るわ!着替えたり一服する猶予も貰えないの?あのブ男って何様?」

みかやん「結構、俺様ですね。勘違い野郎とも言います」

朝レジの人「だから”ナイトのメガネデブは使えない”って言われてるのよ。昼の人はみんなそう言ってるわ。それに比べてナイトの女は優秀だって。言っちゃ悪いけど、私もあのブ男の無愛想な顔は見たくもない!と思ってたのよね」

やっぱり昼の人達の間でも評判悪かったんだ。最近一段と無愛想だし、○っちに仕事を押しつけて自分はラクしてるし仕方ないか。あ、でも私もメガネをかけたら、メガネデブって私の事だと思われやしないかと不安だったり(汗)。

事務の人のセリフをそのままブ男に伝えると、鬼の形相で「そうですかっ!」と逆ギレしやがった。あんな喧嘩口調で言ってきたのに「すみません」の一言も言えないのか。これがもうすぐ26才になる男の言動だろうか?

本気で呆れた。

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