朝ご飯友達の○斗君21才と、モーニングカラオケ。

時々朝ご飯をご馳走してくれる○斗君は弱冠21才ながら物凄い人だ。

○斗君に限らず朝ご飯友達とは主にモスか○ンキーか○卯など24時間営業の店へ行っていたけど、先月いきなり○斗君にカラオケへ連れて行かれて「○斗とサシでカラオケなんて初めてだよ。何を歌おう?」なんて思ってたら、「誰かに話したいけど誰にも言えないような事があんだろ?俺に話せよ!今日はとことん付き合ってやるから」と言われてビックリした。

年下の友人達には最初に「”みかやんさん”じゃなくて”みかやん”でいいし、敬語なんか使わなくていいから」と言っているが、○斗は何も言わなくても最初から私を”お前”呼ばわりだったし、かなり口が悪い。ま、口が悪いのはお互い様だけど、口が悪い男って結構熱い奴だったりする。

遂に重い口を開いて「や、実は・・・」と話し始めると、散々なダメ出しをくらいというか説教されて、「後悔したところで現実は変わらない。今後はどうするよ?」と詰め寄られ、優等生的な回答をすると今度は「普通のオバサン的な発想はよせ!心にもない事を言うな!」と見透かされて更に叱られた。

本音しか言えない状態に持ち込まれ、その時その時の自分の感情の移り変わりを素直に認めて話していくうちに、強がりばかり言ってて自分でも分からなくなっていた自分の本当の気持ちに気付かされて、まざまざと自分の悪い所を知らしめられ、改めて反省した。

このトシになって初めて「そっか。本当の意味での反省ってこんなのなんだ」みたいに思った(恥)。今までは他人のせいにしたり、様々なしがらみのせいにしたり、諸悪の根元は自分以外のところに有ると思いたい傾向が強かった。何だかもう今更ながら目からウロコな気分になった。

みかやん「何か隠してるって何で分かったの?」

○斗「俺を誰だと思ってんだよ!職場の事、何も話さなくなったし”聞いて下さい”みたいな顔してたんだよ!だから話しやすいように、こーゆー空間を用意したんだよ。ったく世話の焼けるオバ・・だよ」

みかやん「ちょっと!今、オバって言わなかった?」

○斗「言ってねえよ!普通のオバサンになるなよ。どっかハジケてないとお前らしくない」

みかやん「はい(いや確かにオバって言った)」

そうじゃなくて。私が話しやすいように個室空間を用意してくれたのが有り難かったし、同情してくれる友達は多いけど、本気でダメ出ししたり説教してくれる友達って○斗ぐらいだし、なんだかんだと気に掛けてくれて朝飯に誘って貰えるのって、かなり幸せな事だ。

周りに若くても大人な友達が多くて助かる。

今日は、その後と今後の話。

「お前は自分で思ってるほど強い人間じゃない。肩の力を抜け!余分なオバ意識は捨てろ!いっぱいいっぱいな時に素直に他人に甘えられる人間と、ずーずーしーオバ(タリアン)とは根本的に違う。こんな事したらオバと思われるなんてふうに言動をセーブしてたら逆に老け込むし、強がりばかり言ってたらろくなババアにならないぞ」と言われて本当に力が抜けた。

はい。素直な可愛いババアを目指します。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索