らわんぶき

2005年6月6日
昨日、帰宅すると玄関に今まで見たことがないような巨大なフキが有った。私の留守中に知人が届けてくれたのを夫が受け取っていてくれたが、なんと私の腰や胸までの長さのフキで、葉がついていたらまさに傘だっただろう。

知人へお礼の電話をすると、うちの近所に自生しているようなフキとは違う「らわんぶき」という品種で、高さ2〜3メートル、茎の直径10センチにも育つ日本一巨大な種類のフキで、北海道では知人の実家が有る足寄町方面にしか自生しないそうだ。

夫を知っている知人からは、気を使ってくれるのか夫サイズの大きさや夫サイズの量の物を頂く事が多い。こないだのスイカは巨大で今回のフキも巨大、先日の根曲がり竹は大量だった。夫は何ほどの大食漢と思われているのか?頂き物をせっせと食べているのは私で、夫より私の方が大食漢なのに(汗)。

これほどの量のフキをどう調理したら良いものか、母親へ電話してみた。

母「まず鍋さ入る長さに切るべさ。して・・・あれ?水から茹でるんだったがい?お湯からだったべが?」

みかやん「”地面の下さおがる物は水から茹でて、地面の上さおがる物はお湯で茹でる”って、こないだ言ってなかった?」

母「あ、したら沸騰したお湯で茹でるんだべさ。やんやそんな長いフキだら茹でるったってゆるぐないべさ。して、あれだべさ、油揚げと煮だり、竹輪と煮だり、かまぼごでも美味しいもね。あ、茹でだら皮むいで水さはなすんだよ。して水はったまま冷蔵庫に入れで、水は毎日取りがえないば、ぬるぬるすっからね。茹でるどき、塩入れるんだよ」

みかやん「わがった。したらやってみるわ。せばね。ごきげんよう」

母「はい。ごぎげんよう」

函館弁はすぐうつる(笑)。

大鍋2つにお湯を沸かしてフキを投入。茹で上がった物を水にさらして皮を剥いている間に、またお湯を沸かしてフキを投入。剥いて剥いて剥きまくった。1回目に剥きまくった大皿の上のフキ↓。

http://www.asp.to/diary/mikayan/photo/29.jpg

煮物が苦手な私は、ウインナーとフキのバター炒めや、油揚げとフキを炒めてめんつゆをかけて更に炒めるとか、せいぜいフキの天ぷらになるだろう。そう言えば、実家にいる頃は母がよくフキとかまぼことみがきにしんを煮た物を作ってくれていてアレは美味かったが、私には無理だ。

茹でまくり剥きまくりで汗だくになった。夫はフキが嫌いなので、今夜から私はフキパーティーだ。

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