理由

2005年6月26日 映画
DVD 角川エンタテインメント 2005/04/28 ¥4,935 宮部みゆきの第120回直木賞を受賞したベストセラー小説を、名匠・大林宣彦監督が完全映画化した問題作。東京の超高層マンションで起きた一家4人殺人事件。しかし、さまざまな証言や調査の結果、被害者はみなまったくの他人同士であったことが発覚する……。 出演者107人をみな主役とみなし、しかも全員がノーメイク。またドキュメント…

事件関係者の証言集というか、事件の関係者が次々と登場しては、事件について次々と証言し、いいタイミングで再現フィルムに切り替わるというような特殊な映画の形態で、最初は「おおっ!新しい!面白そう!」と思ったし、関係者それぞれの人生や生活が垣間みれて、実際に面白かったんだけど、それが延々と繰り返されるうちに飽きてきた。

犯人の生い立ちや人となりがクローズアップされていれば、犯人に感情移入する事ができたかも知れないけど、証言している間は誰しもが主役という形態に馴染めず、私的にはグダグダな感じに。しかも長い。

飽きる前までは一緒に謎解きをしているような気になって楽しめたけど、途中でグダグダになって、ラストはショボいCGと奇天烈な歌にトドメを刺されたという感じ。

好き嫌いがハッキリ分かれる映画だと思う。私には難しかったし、兎に角長くて疲れたという印象しか残らなかった。

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