某ラブホで面接を受けてきた。

求人広告に「駅から徒歩5分」と書いてても5分だった試しがないよ!と思いながら、地下鉄駅から歩いた。10分も15分も歩いたら顔テカテカよ!どーしてくれるの?と思ったら、目の前がそのラブホで、本当に徒歩5分だった。こりゃ通勤に便利だわ。

ホテルQの作業室のような所へ通されて、そこで面接。面接官を待つ間、客が部屋に入ったらモニターから鳴る”春が来た”の音楽や、客が退室した時に鳴る”突撃ラッパ”の音が聞こえて、懐かしくて涙が出そうになった。ホテルQは新しくなってから”緊急清掃して下さい”って音声案内に変わったからね。

面接官は20代後半の男性、私の事は聞かず、黙々と作業内容や業務形態について話してくれた。ホテルQ時代のB班(昼の部隊)の事はよく知らなかったが、ココでは”Bメイク”と呼ぶそうだ。ちょっと洒落てる。ちなみに本送の事は”本メイク”で、仮送の事は”クイックメイク”と言うそうだ。

面接の最中、ホテルQでいうところのA班の人とB班の人が居たが、幅広い年齢層を募集してるだけあって、お姉様ばかり。私なんか若い方だったよ。しかも15時にフロント陣が4人も居て、ちょっとビックリ。

面接官は一通りの説明の後、私に何度も「何か聞きたい事はありませんか?」と聞いてくるので、つい聞いてしまうじゃないの。

「1部屋、何人での作業ですか?」→2人×2組
---ちょっと!数十部屋もあるのに2人メイクかい?

「フロントの方は部屋には入らないんですか?」→ハガシに入る
---2人メイクなので、フロント陣が全部屋ハガシに入るそうだ。納得。

「移動中にお客様と遭遇する事は有るんですか?」→有る
---バッタリ出くわしても目を会わさず一礼。ホテルQと同じ。

「リネンを折る作業も有るんですか?」→ナイト班の作業
---昼にリネン折りをする事は殆ど無いそうだ。

「本メイクとクイックメイクの違いは?」→本メイク30〜40分 クイックメイク10〜15分
---本メイクはカビ取りや掃除機がけがあり、ホテルQのA班と同じ。

「Bメイクは一日に何部屋ぐらい作業をするんですか?」→本メイク6 クイック10程
---2組だから32部屋か。ホテルQのB班と同じぐらい?

「制服貸与とはどんな物ですか?」→エプロンとハーフパンツ
---ホテルQじゃ、7つ道具入れのウエストポーチもどきだけだったわ。

経験者だってバレてないよね?誘導尋問じゃないよね?(汗)「熱心な人」と思ってくれたよね?って誰に聞いてるのさ?

特に経験者を嫌う業界で”未経験者に限る!”って求人広告出してるラブホまで有るんだからね。ホテルQ時代も、外道だってラブホ3軒目だって隠してたし、ヤンTさんも経験者だって事を隠してた。

そういえば、ホテルQのB班にはホテルQ一のイケメンH君(当時23歳)が居たんだけど、ココにはそんな人は居なかった。でも面接をしてくれたフロントの人はイケテる人だった。

客室はここ2〜3年のうちに改装したそうなので、新し目なんだろうけど、バックヤードはボロボロのズタズタで、休憩室なんかは見るのもおぞましい気がして見なかったよ。ま、どこも裏側なんてそんなもんかも知れないけどさ。

それと目についたのは、ホテルQでもホテルRでも、風呂掃除セット用のバッグと、洗面&部屋掃除セット用のカゴが有ったんだけど、ふと見たらココは普通のポリバケツだったよ。

女性二人が「そろそろ行くかい?」とか言ってるのが聞こえて様子を見てたら、二人ともバケツ持って出動してた。バケツに風呂スポンジとか風呂スリッパが入ってたのを見て、ちょっと笑えちゃったよ。部屋セットもバケツなのかい?それと、胸にガムテープを貼って出動してた。懐かしいねぇ。

ホテルQとあまり変わらなくて、何だかホッとした。

この光景をOくんにも見せたかったよ。懐かしくて胸がいっぱいになった。19日に採用不採用が分かるけど、どうかなぁ?経験者だとバレてそうだし、なんと言っても、あたしゃココには若過ぎる!(←二度と言えないセリフだから、声を大にして言っておく)

でも、駅から近くて便利なんだよね。交通費もほぼ満額出るんだよね。私が希望する時間帯の求人広告が出てるのって、ココともう1軒だけなんだよね。や、早起きすれば選択肢は増えるんだけど、朝8時頃に家を出てぎゅうぎゅうの地下鉄に乗るのがイヤなんだもーん!

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