11:30-18:00 本メイク2+クイックメイク15

今日はAさんとDさんEさんとの4人勤務。今迄は自分でクジを引いてAさんとペアになっていたのを思い出し、今日は先輩達に先にクジを引いてもらったら、運良くディーさんとのペアになった(喜)。

Dさんとはラブホ3日目に組んだ以来で、その日のクイックメイク20部屋+ベッドのみ1部屋が私の最高記録になっている。Dさんはとにかく仕事が早い人だけど、まだまだ若い者には負けないわよ!とオバの意地を見せて、Dさんに「姉さん!早いよぉ」と言って頂けるまでになった。

20歳のDさんと一番トシが近いのがいきなり私だからね(汗)。音楽の話など振ってみた。

Dさん「古い音楽が好きで、筋少とかアナーキーとかラフィンノーズや人間椅子が好きなの」

みかやん「それめっちゃ私世代じゃないですかっ!ケンヂ大好き、アナーキーの曲は今でも歌詞覚えてるし、人間椅子といえばリアルタイムでイカ天見てたし、ラフィンノーズは私より上の世代に人気でしたよ」

Dさん「姉さん、凄い!私の好きなバンド全部知ってる人に初めて会った」

みかやん「若い人の口から人間椅子の名を聞くとは思いませんでしたよ」

Dさん「ヒップホップなんか何がいいんだか分かんないし、昔のバンドの方がよっぽどいいよ。あとね、あんま人に言ってないけど実は昭和歌謡やフォークも好き」

Dさん&みかやん「いいよねー!あははは!」

若いDさんが妙にお姉様がたのあしらいが巧いワケが、ちょっと分かった気がした。

Dさん「姉さんが客としてココに来るなら、どこの部屋へ行きたい?」

みかやん「この部屋(ベッド2つ)か、露天風呂」

Dさん「あはは!この部屋で”じゃ、おやすみ”って別々に寝るのもいいかもね。露天とか循環風呂って思ったより全然奇麗なんだって」

みかやん「そーなんですかっ!私、前々から気になってたんですよ」

Dさん「だよね!私も、風呂の中でヤっちゃう人も居れば、小便しちゃう人だっているだろうし、普通の風呂があれだけ垢や泥で汚れてるって事は、身体を洗わないでツラッと風呂に入っちゃう人が居るって事でしょ?大丈夫かな?キモくないのかな?って思うよね」

みかやん「はい!とっても心配でした」

Dさん「でもココのは最新式だし、何工程も濾過やら殺菌やらしてるから、衛生的らしいよ」

みかやん「そーなんですかっ!じゃあ私はやっぱり露天風呂付きの部屋がいいです」

Dさん「露天はさぁ、冬に入りたいよね」

Dさん&みかやん「ねぇ〜!」

前回はDさんの仕事の早さに着いていくのが精一杯だったけど、こうして話をしてみたらDさんとはウマが合う。Dさんてば本当に可愛らしい子で(先輩だけど)、お姉様がたみんなに可愛がられているのがよく分かった。

帰りは、Eさんと帰った。従業員通用口を出て、客用玄関の前を通りかかると、玄関からキャミソールにミニスカートの、大荷物を背負った巨乳の若い女性が出てきて、凄い勢いで玄関前に止まっていた車に飛び乗った。

Eさん「見た?今の、デリヘル嬢だよ」

みかやん「見ました。凄い武器を持ってましたよね」

Eさん「あぁ武器っておっぱいの事かい。あはは。メロン並みの大きさだったね。女から見たら、あそこまで大きいと下品だと思うのは妬みかい?あはは!」

みかやん「ハリウッド女優なんかも、乳が大きいとオバカな役しかこないと嘆いているそうですよ。あ、これって妬みですね」

Eさん「今は良くてもトシとったら垂れて大変だよ」

みかやん「垂れた乳がパンツのゴムに挟まったら悲しいですよね」

Eさん「大きけりゃいいってモンじゃないよね。顔や性格よりおっぱいが大きいってだけで、客のウケはいいんだろうね。そう考えると男って馬鹿だよね。で、今日ね、Aさんに”仕事が遅過ぎる”って言っといたから」

みかやん「そーなんですかっ!」

Eさん「Bさんに、みかやんが悲しんでるって聞いたから。Aさんに”喋って手が止まってるよ”とか”ほら!早く行くよ!”とか”新人に負けてるよ!”って言ったの」

みかやん「ありがとうございます」

なんだかねぇ。みんな庇ってくれるのは嬉しいんだけど、やっぱり恐れ多い気が・・・。てか、Aさんて何者?

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