ラブホ45日目:貰いゲロ
2005年10月6日 らぶほ2昨夜、Bさんから電話がきた。明日は勤務表上では私とウザKさんの二人になっているが、新人Lさんも出番なので、「ウザKがまた出しゃばるようならビシッと言ってやりなさい」との事。だけど昨日、既にBさんがウザKにキツいお灸をすえたそうだ。
Bさんは「まぁ51歳にもなって、あんなはんかくさい女、初めてみたわ。言いたい事は全部言ったけど、”そうですか”で終わったんだよ。スミマセンの一言も無いのさ」と怒り狂っていたけど、私は”はんかくさい”という言葉を久々に聞いた事に感動していた。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
今日はKさん(51歳・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)と私との3人勤務。一昨日は新人M君が出勤だったので、仕事を教える為に新人M君にEさんとCさんがついて、残ったKさんとLさんでベアになったそうだ。本来ならKさんとLさんの新人同士をペアにはしないが、仕方なかったらしい。
んで、一昨日に新人同士助け合って組んだせいか、KさんとLさんがめっちゃ仲良くて、何となく疎外感を感じていた。Lさんはホステス上がりだけあって話好きで、私にも話しかけてはくれたけど。
Lさんのお友達がホテルKで働いていたFJさんだったそうだ。ホテルKと言えば、先輩Hさんの異動先で、フロントF氏が長く働いていたところで、ホテルQの改装中はOくんもお世話になったところだ。懐かしい、あまりにも懐かしい。
Lさん「FJさんが”こんなラクな仕事は他にないわ。3人でやってたけど3人で充分。暇で暇で”って言ってから、ラブホで働く事にしたのに全然忙しいんだもの。FJさんに騙されたよ」
みかやん「だってホテルKって特別に暇な所だもの。部屋だって9部屋しかないんだよ。私の先輩と後輩も寝たり起きたりしながら働いてるって言ってたもの」
Lさん「9部屋って!ココの6分の1じゃない!そんなラブホも有るんだぁ。それじゃ暇なハズだよねぇ。私もそーゆー小さいラブホへ行けば良かった。ココは大き過ぎるよね」
みかやん「ねえ・・・」
ホテルQ時代を思い出すと、何だかホームシックみたいな気持ちになる。
次の部屋ではKさんとベッド組み。大した話もしなけど、Kさんて結構独り言が多い。相づちしていいやら悩むよ。「あれ?スタンドどこ行った?あぁコレだ。いや違ったコレはタクシーだった」とか言ってたけど意味が分からない。
タクシーって何?と思ってよく考えたら、ベッドの枕元に置いてあるバイアグラの仲間”MAX”の広告の事じゃないか。マックスをタクシーだなんて。でも相手がKさんなので笑えなかった。
次の部屋では私が風呂係。部屋に入ったとたん、物凄い中華料理の匂いがした。
みかやん「うわっ!コレ中華の匂いだよね」
Lさん「何かは分からないけど絶対中華料理の匂いだわ」
なんて話しながら、私はいそいそと「何も〜言わずに〜気持ち〜通じ合えたら〜多分〜素晴らし〜いだろ〜お〜お〜(中華料理/山崎まさよし)」と鼻歌を歌いながら風呂へ向かった。
風呂にも中華料理の匂いが充満していた。しかし軽く酸っぱいような匂いMIXバージョンではないか。辺りを見回しても怪しいモノは無いが、もしや?と恐る恐る排水溝の蓋を開けてみたら、おじや状になったご飯がてんこ盛りになっていたではないか。
思わず「うわっ!ゲロご飯だぁ」と叫ぶと、洗面係だったKさんが風呂に入って来た。Kさんは「うわっ!臭っ!」と叫んで、凄い勢いでトイレへ駆け込み「うえっ!おえっ!」と言いながら口元を押さえて涙目になっていた。
Kさんは「危なかった〜。もうちょっとで本当に貰いゲロするとこだった。酷い匂いだもの。おえっ!あぁダメ。今度は思い出しゲロしそう」と言いながら、今にも吐きそうな様子。そういや私は最近風邪気味で犬並みの嗅覚が働かなかった。良かった。
そうじゃない。風呂にはまだてんこ盛りのゲロご飯が有る。辞めたAさんのようにゴム手袋をして、大量のティッシュでゲロご飯をつかんだ。一度で取りきれなかった残飯は「ごめん」と言いながらシャワーのお湯をかけたら、残飯は無事流れてくれたけど、今度は匂いが上がってきて酷く臭い(泣)。
ゲロはトイレで吐くか、汚物入れにでも吐いて持ち帰って欲しいものだわ。これで暫く中華料理とおじやは食べられない身体になってしまいましたとさ。
Bさんは「まぁ51歳にもなって、あんなはんかくさい女、初めてみたわ。言いたい事は全部言ったけど、”そうですか”で終わったんだよ。スミマセンの一言も無いのさ」と怒り狂っていたけど、私は”はんかくさい”という言葉を久々に聞いた事に感動していた。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
今日はKさん(51歳・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)と私との3人勤務。一昨日は新人M君が出勤だったので、仕事を教える為に新人M君にEさんとCさんがついて、残ったKさんとLさんでベアになったそうだ。本来ならKさんとLさんの新人同士をペアにはしないが、仕方なかったらしい。
んで、一昨日に新人同士助け合って組んだせいか、KさんとLさんがめっちゃ仲良くて、何となく疎外感を感じていた。Lさんはホステス上がりだけあって話好きで、私にも話しかけてはくれたけど。
Lさんのお友達がホテルKで働いていたFJさんだったそうだ。ホテルKと言えば、先輩Hさんの異動先で、フロントF氏が長く働いていたところで、ホテルQの改装中はOくんもお世話になったところだ。懐かしい、あまりにも懐かしい。
Lさん「FJさんが”こんなラクな仕事は他にないわ。3人でやってたけど3人で充分。暇で暇で”って言ってから、ラブホで働く事にしたのに全然忙しいんだもの。FJさんに騙されたよ」
みかやん「だってホテルKって特別に暇な所だもの。部屋だって9部屋しかないんだよ。私の先輩と後輩も寝たり起きたりしながら働いてるって言ってたもの」
Lさん「9部屋って!ココの6分の1じゃない!そんなラブホも有るんだぁ。それじゃ暇なハズだよねぇ。私もそーゆー小さいラブホへ行けば良かった。ココは大き過ぎるよね」
みかやん「ねえ・・・」
ホテルQ時代を思い出すと、何だかホームシックみたいな気持ちになる。
次の部屋ではKさんとベッド組み。大した話もしなけど、Kさんて結構独り言が多い。相づちしていいやら悩むよ。「あれ?スタンドどこ行った?あぁコレだ。いや違ったコレはタクシーだった」とか言ってたけど意味が分からない。
タクシーって何?と思ってよく考えたら、ベッドの枕元に置いてあるバイアグラの仲間”MAX”の広告の事じゃないか。マックスをタクシーだなんて。でも相手がKさんなので笑えなかった。
次の部屋では私が風呂係。部屋に入ったとたん、物凄い中華料理の匂いがした。
みかやん「うわっ!コレ中華の匂いだよね」
Lさん「何かは分からないけど絶対中華料理の匂いだわ」
なんて話しながら、私はいそいそと「何も〜言わずに〜気持ち〜通じ合えたら〜多分〜素晴らし〜いだろ〜お〜お〜(中華料理/山崎まさよし)」と鼻歌を歌いながら風呂へ向かった。
風呂にも中華料理の匂いが充満していた。しかし軽く酸っぱいような匂いMIXバージョンではないか。辺りを見回しても怪しいモノは無いが、もしや?と恐る恐る排水溝の蓋を開けてみたら、おじや状になったご飯がてんこ盛りになっていたではないか。
思わず「うわっ!ゲロご飯だぁ」と叫ぶと、洗面係だったKさんが風呂に入って来た。Kさんは「うわっ!臭っ!」と叫んで、凄い勢いでトイレへ駆け込み「うえっ!おえっ!」と言いながら口元を押さえて涙目になっていた。
Kさんは「危なかった〜。もうちょっとで本当に貰いゲロするとこだった。酷い匂いだもの。おえっ!あぁダメ。今度は思い出しゲロしそう」と言いながら、今にも吐きそうな様子。そういや私は最近風邪気味で犬並みの嗅覚が働かなかった。良かった。
そうじゃない。風呂にはまだてんこ盛りのゲロご飯が有る。辞めたAさんのようにゴム手袋をして、大量のティッシュでゲロご飯をつかんだ。一度で取りきれなかった残飯は「ごめん」と言いながらシャワーのお湯をかけたら、残飯は無事流れてくれたけど、今度は匂いが上がってきて酷く臭い(泣)。
ゲロはトイレで吐くか、汚物入れにでも吐いて持ち帰って欲しいものだわ。これで暫く中華料理とおじやは食べられない身体になってしまいましたとさ。
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