11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク13部屋。 

今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とLさん(30代後半・元ホステス)と私の三人勤務。

昨日、BさんとKさん(50代前半・チビウザ子)がペアだったが特に話をしなかったら、昼休みにKさんが「Bさんが私と喋ってくれないから、辞めようかと思いました」と詰め寄ってきたそうだ。

Bさんは脱力して「何で私がKさんの機嫌取らなきゃなんないの?私は誰に対してもそんな事はしないよ。みんなに嫌われてるって感じるなら、も少し謙虚になったら?アンタには謙虚さが足りないんだわ」と言ったって話。

みかやん「”喋ってくれないから辞める”って、51歳の人のセリフと思えません。話にならないですね」

Bさん「でしょう!見下げ果てた女さ。KさんもAさんみたいなもんで、どーしようもなく頭が悪いのよ」

ここでLさんが出勤してきたので話を中断したが、Lさんの方からKさんの話を振ってきた。

Lさん「Kさんが”私、みんなに嫌われてるみたい”って言うんですよ。”Kさんと仲良くする事で、私まで嫌われるようなとばっちりを受けるのはイヤ!”って、ハッキリ言ったんですよ。私はこーゆー性格なんで」

Bさん「あれじゃ嫌われるわ。女の職場に居て謙虚さのカケラもなくて、先輩を先輩とも思わないような厚かましい態度だもの。何様?”Bさんが喋ってくれないから辞める”って何よ?」

みかやん「絶対、辞める気なんか無いですよ。辞めるんなら黙って辞めますって」

Bさん「本人には”引き止めない”って言ったわ」

出動時間になったので出動したら、Bさんは今度はLさんの話を始めた。

Bさん「ねえ!Lさんてお調子者でしょう!ああ言ってたけど、こっちにもいい顔、Kさんにもいい顔してんのさ。とんだ食わせ者よ。”私はこーゆー性格です”って言う人に、どんな性格さ?って聞いてやりたいよ。自分で”お調子者です。あちこちでいい顔します。あちこちフラフラこうもり女です”って言ってるようなものよ」

Bさん「後でKさんには”Bさんがこう言ってたって告げ口するのさ。姑息な手を使って私に取り入ろうとしてさ、KさんもLさんも似た者同士だわ。私はあんな者どもに絶対騙されないよ。いろんな店を経営して何百人の女の子を使ってきたと思ってるんだか」

みかやん「いろいろ言い方って有ると思うんですけど、嫌われる方、悪く思われる方しか選択できないって気の毒だと思うんですよ。私は言葉足らずで誤解され易いところがあるんで、ちょっと痛いです」

Bさん「アンタはあの二人とは出来が違うんだから気にするんでない。それにあの二人はタメグチタメ子でしょ。いいトシの人間が敬語も使えないって、それだけで非常識よ。フロントの社員相手にもタメグチって非常識きわまりないわよ。Lさんの電話応対なんか、恥ずかしいったらありゃしない」

Bさん「相手が10代20代なら注意も出来るけど今更、敬語がどうとか言えないわ。前の職場でもああやって生き恥さらしながら勤めてたんだろうさ。あんな可愛げもない連中は、一生やってろ!って感じよ」

みかやん「でもBさんがあんな輩に振り回されて、心を乱す事はないと思いますよ」

Bさんはこの手の話になると止まらなくなる。ま、私の毒舌マシンガンバッシングが始まったら、こんなもんじゃないけど(汗)。

でも、こんな話をしていてLさんと普通に話してるBさんて大人だと思う。

どうしても昔から、出しゃばりとお喋り(←この場合は、のべつ幕無しに喋る人、喋って仕事の手が止まる人、言ってはならない事を言ってはならない相手に言ってしまう人、パッと出の者がいっぱしの口を叩くなど)だけは好きになれない。

なのに何故か神様仏様は、私の元へ出しゃばりでお喋りな刺客を送り込んできた。過去に二人。今回はKさんとLさん、一度に二人はあまりにキツい。これは試練なんだ、避けては通れないんだ、と思い直してみてもどうもねぇ。

今日から館内に暖房が入った。久々に暑さにやられて、帰る頃には干涸びそうだった。仕事を終えて、BさんとLさんと三人でエレベーターに乗って、動き出したとたん「ガガーン!」と物凄い音がして激しく揺れた。

思わず三人、声を揃えて「うわーっ!」と叫んだ。「キャー!」だなんて黄色い声はもう出ない。それに私らはニューハーフ三人衆だし。

なんだか精神的に疲れた一日だった。

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