ラブホ63日目:リピート攻撃
2005年11月6日 らぶほ211:00-18;00 クイックメイク24部屋+リネン折り
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・元チビウザ子)、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とCさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。60代2人との3人勤務ってキツいかも…と多少凹みながらスタートした。
私の心配をよそに60代ペアはゴキゲンで、何だか知らないけど部屋で大笑いしているのが、風呂に居る私に聞こえてきていた。
次の部屋で、部屋係のCさんと洗面係の私がベッドを組んだ。
Cさん「さっきの部屋に、パンツの忘れ物が有ったんだの。にゃははは!パンツだよ、パンツ!」
みかやん「フロントへ電話したんでしょ?」
Cさん「してないよ!だってパンツの忘れ物なんか取りにこないべさ。汚かったもの、捨てたんだべさ。ねえ!Bさん!フロントへ電話してないもね?」
Bさん「さっきのパンツかい?だってアレはゴミだもね〜」
みかやん「で、でも、通達が届いてて”どんな忘れ物でも自分で判断しないで必ずフロントへ一報”って。じゃないと”横領”とか”窃盗”とかって…」
Bさん「ゴミ、ゴミ。汚いから捨てたんだよね〜、Cさん」
Cさん「あんな汚いパンツだらゴミだもね〜」
みかやん「や、だから”自分で判断しないでフロントへ”って…」
Bさん「気持ち悪くて拾うの大変だったよね、あのパンツ」
Cさん「ちょっと見ただけでもドロドロのパンツだもの。ゴミ、ゴミ」
って、二人して人の話を全然聞いてない。こう言っちゃ何だけど、お年寄りって一度で話が通じなくて疲れる時があるし、かと思えば同じ話を何度もされて疲れる時もある。
昼休み、休憩室へ戻る途中、Bさんは何気にフロント二宮和也似君に話しかけた。
Bさん「や〜、ちょっと〜!さっき部屋にパンツの忘れ物有ったのさ〜。あははは!」
二宮君「あはははってあの、何時頃何番の部屋ですか?連絡くれました?」
Bさん「連絡?しないよ、だってゴミだもの?見るかい?汚いパンツさ、ねえ!」
Cさん「ゴミ、ゴミ。だってドロドロのパンツだもの」
二宮君「通達見てないんですか?フロントへ連絡を貰えないと、最悪”窃盗”って事になるんですよ」
Bさん&Cさん「・・・・」
で、休憩室へ戻ると何故か二人で怒りだした。
Bさん「ちょっと!聞いたかい?窃盗だってさ、大袈裟な!」
Cさん「あんな汚いパンツ、誰がわざわざ盗むってさね〜」
Bさん※「パンツ渡したら、二宮の奴、食い入る様に見てたよね」※
Cさん※「イヤラシいねぇ〜」※
みかやん「あのぅ。コレが噂の通達ですよ」
Bさん※「通達なんて見てないもの!」※
Cさん※「見てない、見てない!初めて見たよ」※
「見てないって自慢になりませんよ!」とは言えないし、「見とけ!」と言えるワケがない。
Bさん※「あんな汚いパンツのために盗人扱いだなんて冗談じゃないよね」※
Cさん※「汚いから捨てたんだべさね〜。あんなの」※
夕方になっても、BさんとCさんはまるで歌詞カードのように「※」の部分の台詞を繰り返していた。しかも二人とも”今、初めてする会話”みたいなノリで話してる…何度も…。端で聞いててビックリするもの。
BさんとCさんは同い年で、私の母親とも同い年だ。私の母もこのノリなのか?と思うとちょっと哀しくなった。
お年寄り一人の相手でも私はいっぱいいっぱいなのに、一度に二人はキツい。私は老人介護の仕事には向いてないようだ。
BさんとCさんは帰る頃になっても、※印をリピートしていて、私は本気で萎えてきた。困った事に二人はその都度、真剣に話しているので笑えるような状態ではない。
「ああ見えてあの二人は女優さんで、台詞の練習をしてるのよ」と思い直して諦める事にした。
私は一度で話が通じて、同じ話を何度もしない年寄りになりたい。
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・元チビウザ子)、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とCさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。60代2人との3人勤務ってキツいかも…と多少凹みながらスタートした。
私の心配をよそに60代ペアはゴキゲンで、何だか知らないけど部屋で大笑いしているのが、風呂に居る私に聞こえてきていた。
次の部屋で、部屋係のCさんと洗面係の私がベッドを組んだ。
Cさん「さっきの部屋に、パンツの忘れ物が有ったんだの。にゃははは!パンツだよ、パンツ!」
みかやん「フロントへ電話したんでしょ?」
Cさん「してないよ!だってパンツの忘れ物なんか取りにこないべさ。汚かったもの、捨てたんだべさ。ねえ!Bさん!フロントへ電話してないもね?」
Bさん「さっきのパンツかい?だってアレはゴミだもね〜」
みかやん「で、でも、通達が届いてて”どんな忘れ物でも自分で判断しないで必ずフロントへ一報”って。じゃないと”横領”とか”窃盗”とかって…」
Bさん「ゴミ、ゴミ。汚いから捨てたんだよね〜、Cさん」
Cさん「あんな汚いパンツだらゴミだもね〜」
みかやん「や、だから”自分で判断しないでフロントへ”って…」
Bさん「気持ち悪くて拾うの大変だったよね、あのパンツ」
Cさん「ちょっと見ただけでもドロドロのパンツだもの。ゴミ、ゴミ」
って、二人して人の話を全然聞いてない。こう言っちゃ何だけど、お年寄りって一度で話が通じなくて疲れる時があるし、かと思えば同じ話を何度もされて疲れる時もある。
昼休み、休憩室へ戻る途中、Bさんは何気にフロント二宮和也似君に話しかけた。
Bさん「や〜、ちょっと〜!さっき部屋にパンツの忘れ物有ったのさ〜。あははは!」
二宮君「あはははってあの、何時頃何番の部屋ですか?連絡くれました?」
Bさん「連絡?しないよ、だってゴミだもの?見るかい?汚いパンツさ、ねえ!」
Cさん「ゴミ、ゴミ。だってドロドロのパンツだもの」
二宮君「通達見てないんですか?フロントへ連絡を貰えないと、最悪”窃盗”って事になるんですよ」
Bさん&Cさん「・・・・」
で、休憩室へ戻ると何故か二人で怒りだした。
Bさん「ちょっと!聞いたかい?窃盗だってさ、大袈裟な!」
Cさん「あんな汚いパンツ、誰がわざわざ盗むってさね〜」
Bさん※「パンツ渡したら、二宮の奴、食い入る様に見てたよね」※
Cさん※「イヤラシいねぇ〜」※
みかやん「あのぅ。コレが噂の通達ですよ」
Bさん※「通達なんて見てないもの!」※
Cさん※「見てない、見てない!初めて見たよ」※
「見てないって自慢になりませんよ!」とは言えないし、「見とけ!」と言えるワケがない。
Bさん※「あんな汚いパンツのために盗人扱いだなんて冗談じゃないよね」※
Cさん※「汚いから捨てたんだべさね〜。あんなの」※
夕方になっても、BさんとCさんはまるで歌詞カードのように「※」の部分の台詞を繰り返していた。しかも二人とも”今、初めてする会話”みたいなノリで話してる…何度も…。端で聞いててビックリするもの。
BさんとCさんは同い年で、私の母親とも同い年だ。私の母もこのノリなのか?と思うとちょっと哀しくなった。
お年寄り一人の相手でも私はいっぱいいっぱいなのに、一度に二人はキツい。私は老人介護の仕事には向いてないようだ。
BさんとCさんは帰る頃になっても、※印をリピートしていて、私は本気で萎えてきた。困った事に二人はその都度、真剣に話しているので笑えるような状態ではない。
「ああ見えてあの二人は女優さんで、台詞の練習をしてるのよ」と思い直して諦める事にした。
私は一度で話が通じて、同じ話を何度もしない年寄りになりたい。
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