11:30-18:30 クイックメイク20部屋+リネン折り

今日はKさん(50代前半・チビウザ)とNさん(30代前半・永作博美似)とP君(20代前半・元自衛官)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。

昨日の帰り、Dさんが「ええっ!明日、Cさんとみかやんが遅番って事は、KさんとNさんとP君だよ!ヤバいっしょ!えーっ!?P君が危険だよ!」と言っていたけど、どうしようもない。

Cさんが気を回して遅番なのに早めに出勤したらば、案の定KさんはP君を相手にはしゃいでいたそうだ。私はその話を聞いただけでウンザリだ。

おまけにフロント渦巻き君に「今日、フロントがわたし一人なんですよぉ。あんまり追い立てないで下さいねぇ」と言われ、「忙しいんだからとっととセットしてくれよ!。働き盛りの男だろっ!」という言葉をグッと飲み込んだ。

なんかもう、この時点でテンション丸下がり。

そんな私に追い討ちをかけるように、Cさんが「Kの事なんかほっときたいのに、P君みたいないい子に辞められたら困るから、ほっとくワケにいかないもね。面倒臭いわぁ。ホントにまぁKだったら・・・」って、ずっとKさんの話を振ってきていた。こっちはKさんの話題に相づちを打つのさえ既に面倒くさい。

遅番なのでP君チームより30分遅れて休憩に入った。Kの奴、大はしゃぎでお戯れだろうと思いながら休憩室に入ったら、KとP君とNさんは無言でお通夜状態だったので、すっかり拍子抜けしてしまった。

Cさんは「わちらの前だから、おとなしくしてんだべさ。三人で部屋に入ったらまた騒ぐんだべさ。Eさんも居なくて天下取った気でいるべさ。役者だねぇ」とか「みんなに”Kに気を付けろ”って言われてるから、P君がKを全く相手にしなかったのかもね」とか、ぐちゃぐちゃ言ってた。

どうでもいいんだけどさ。

掃除部屋が無くなったのでリネン折りを始めたら、P君がフロント二宮和也似君に呼ばれて、力仕事を手伝う事になった。キビキビと働くP君をKさんがウットリと見つめていたのを私は見逃さなかった。

私の視線に気付いたKさんはハッとして「本当にP君てキビキビとよく働くねぇ。お婿さんに・・・。ああっ、や、その、だ、誰かお婿さんに貰ったら?」と言ったが、あまりの事に誰も返事が出来なかった。

本気でP君をお婿さんに貰おうと思ってたって事だよね?うわーっ!何が哀しくてP君がこんなババアどもの中から嫁を選ばなきゃなんないんだか。そもそもP君のような普通の若者がこんな所に嫁探しに来るワケが無いよ!

有り得ねーっ!

違う意味でテンションが上がったし、Cさんのお腹立ちがよ〜く分かった。ちなみにP君21歳、Kさん51歳、P君の母親55歳だよ。すっとぼけた事を考えてないで、真面目にリネン折りをして欲しいもんだわ。

P君て、フロント二宮和也似君と似てるとよく言われているだけあって、確かに顔の系統は似ている。二人とも色白で頭が良さげでお育ちも良さげの爽やかな男前だ。その二人がペアで力仕事をしてたんだから、額に入れたいぐらいのいい絵だったよ。

だけど、それを51歳の人が婿として見ていたとは思わなかった。私のオヤジ目線の上を行く、嫁目線だったとは…。

次に出動した時は、Cさんのテンションも下がってしまい、重苦しい雰囲気の中でベッドメイクをした。別に自分らが悪い事したワケじゃないんだけどさ。

こんな気分で働いていたら、ホントにろくな事がなくて、コーヒーの粉がぶちまかれた部屋に当たったり、水滴でズブ濡れの風呂に当たったり、ウン○だらけのトイレに当たったり・・・散々だった。

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