ラブホ135日目:マイバディー
2006年3月11日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク22部屋+リネン折り
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、P君(20代前半・元自衛官)と私の勤務。P君と二人で組むのは初めてだった。P君は昨日、プールで5km泳いで、岩盤浴へ行って、また朝まで飲んでいたそうだけど、それでも元気だ。
早速、P君と二人の時にKさんがどんな様子か聞いてみたら、P君は「なんて言うか…」と言葉を濁しながらも「Kさんは、多分自分(P君の事ね)を意識してると思うんですけど、キャー!キャー!騒いで、何事か?と行ってみると”何でもないから〜!大丈夫!”と言うんです」と教えてくれた。
みかやん「うわ〜。そんな手でP君の気を引こうとするんだ。オバサンに変に意識されても困るよね」
P君「はい!本当に何かあったらって、様子を見に行くと何でもないんすよ…。Kさんて自分より年上の息子さんがいるんすよね?」
「はい!」と即答するあたりが素直だわ。相手がKさんでも、何かあったら救出しなければ!と思うんだろね。さすが元自衛官だよ。でも、人のいいP君が露骨に「迷惑っす!」って言動だったから、よほどKさんの攻撃がキツいらしい。
今日もP君はポツリポツリと自衛隊時代の話をしてくれた。で、そのまま昼休みへ突入。休憩室にはP君と私と瞑想中のフロント渦巻き君だけだった。すると、P君は何故自衛官を辞めたかって話をしてくれた。
P君「退官式の時、自分の両側に100人ぐらいずつ自衛官が並んで敬礼してて、その真ん中を自分が一人で歩いて…寂しさと悔しさと有り難さみたいのがごっちゃになって号泣しました。今でも同期と飲むと泣けるんすよ」
みかやん「だよね。誰より濃い1年半を過ごしたもんね。それは泣けるわ」
P君「はい。その1年半の事が走馬灯の様に・・・」
みかやん「えっ?泣いてる?」
P君「まさか自分が自衛官を辞めるなんて思ってなくて。自分、その時ゼロになって・・・」
って話してるところに、DさんとEさんが休憩室に来た。二人は「あらまぁ仲良く並んで座っちゃって」とか「おひなさまみたい〜」と冷やかしてくれたけど、P君は話を続けるし、真剣な話だし、先輩達にはボケをかましたり、ノリツッコミをする事は出来なかった。
休憩明けの部屋へ入ってから話を再開した。
みかやん「P君て、戦車や自衛官の頃の写メ見せてくれた時も、自衛官時代の話をする時も凄く嬉しそうで”この子は本当に自衛隊が好きなんだ”と思って見てたよ。だから何で辞めたんだろ?って謎だった」
P君「いつか話そうと思ってたんすよ」
P君が自衛官を辞めた理由は今のところ私しか知らない。なんか得した気分だ。
P君「バディーって分かります?」
みかやん「んと、相方とか相棒って意味の?」
P君「そっす!自衛隊ではバディーって言ったんすよ。自分らバディーすよね」
そう言ってニコニコ笑ってるP君を見てたら、何だか赤面してしまった。その後は、P君が私の仕事を手伝ってくれた時に「ありがとう」と言うと、「バディーすから」と言ってニコニコしてた。気分はすっかりELLEGARDENの「45」って曲で、心の中で「マイバディー♪」と歌ってた。
EさんとCさんは「P君とはトシが違い過ぎて何を話していいか分かんないし、P君も喋らないからお互い黙々と仕事してる」と言ってたけど、私には元カノさんの話や、エロ話までしてくれる。
オバサンの中に一人、P君みたいな若い男の子が居たら、もっと気を遣う状況になるかと思ってたけど、取り敢えずは私にだけでも心を開いてくれてるみたいだ。
仕事の後、コーラを飲んで一服して一緒にホテルを出た。前から若いカップルが手を繋いで歩いて来たのを見てP君が「これからチェックインすかね?」なんて言うから笑ってたら、後ろを歩いてたカップルに追い越された。
みかやん「あの人達はチェックアウトかい?」
P君「そっすね!スッキリした顔をしてました。それに心無しか足取りも軽いっすよね」
みかやん「そーだね。晴れ晴れとした顔だった。うちらだってチェックアウト組だと思われてるかもね」
大笑いしながら地下鉄駅到着。地下鉄を待つ間は”正しい敬礼の仕方”を教わった。来週は”正しい匍匐前進”を教えて貰おう。大通り駅では「お疲れ様でした」と敬礼して別れた。
みんなの前ではおとなしいP君が、ここまで打ち解けてくれて何よりだった。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、P君(20代前半・元自衛官)と私の勤務。P君と二人で組むのは初めてだった。P君は昨日、プールで5km泳いで、岩盤浴へ行って、また朝まで飲んでいたそうだけど、それでも元気だ。
早速、P君と二人の時にKさんがどんな様子か聞いてみたら、P君は「なんて言うか…」と言葉を濁しながらも「Kさんは、多分自分(P君の事ね)を意識してると思うんですけど、キャー!キャー!騒いで、何事か?と行ってみると”何でもないから〜!大丈夫!”と言うんです」と教えてくれた。
みかやん「うわ〜。そんな手でP君の気を引こうとするんだ。オバサンに変に意識されても困るよね」
P君「はい!本当に何かあったらって、様子を見に行くと何でもないんすよ…。Kさんて自分より年上の息子さんがいるんすよね?」
「はい!」と即答するあたりが素直だわ。相手がKさんでも、何かあったら救出しなければ!と思うんだろね。さすが元自衛官だよ。でも、人のいいP君が露骨に「迷惑っす!」って言動だったから、よほどKさんの攻撃がキツいらしい。
今日もP君はポツリポツリと自衛隊時代の話をしてくれた。で、そのまま昼休みへ突入。休憩室にはP君と私と瞑想中のフロント渦巻き君だけだった。すると、P君は何故自衛官を辞めたかって話をしてくれた。
P君「退官式の時、自分の両側に100人ぐらいずつ自衛官が並んで敬礼してて、その真ん中を自分が一人で歩いて…寂しさと悔しさと有り難さみたいのがごっちゃになって号泣しました。今でも同期と飲むと泣けるんすよ」
みかやん「だよね。誰より濃い1年半を過ごしたもんね。それは泣けるわ」
P君「はい。その1年半の事が走馬灯の様に・・・」
みかやん「えっ?泣いてる?」
P君「まさか自分が自衛官を辞めるなんて思ってなくて。自分、その時ゼロになって・・・」
って話してるところに、DさんとEさんが休憩室に来た。二人は「あらまぁ仲良く並んで座っちゃって」とか「おひなさまみたい〜」と冷やかしてくれたけど、P君は話を続けるし、真剣な話だし、先輩達にはボケをかましたり、ノリツッコミをする事は出来なかった。
休憩明けの部屋へ入ってから話を再開した。
みかやん「P君て、戦車や自衛官の頃の写メ見せてくれた時も、自衛官時代の話をする時も凄く嬉しそうで”この子は本当に自衛隊が好きなんだ”と思って見てたよ。だから何で辞めたんだろ?って謎だった」
P君「いつか話そうと思ってたんすよ」
P君が自衛官を辞めた理由は今のところ私しか知らない。なんか得した気分だ。
P君「バディーって分かります?」
みかやん「んと、相方とか相棒って意味の?」
P君「そっす!自衛隊ではバディーって言ったんすよ。自分らバディーすよね」
そう言ってニコニコ笑ってるP君を見てたら、何だか赤面してしまった。その後は、P君が私の仕事を手伝ってくれた時に「ありがとう」と言うと、「バディーすから」と言ってニコニコしてた。気分はすっかりELLEGARDENの「45」って曲で、心の中で「マイバディー♪」と歌ってた。
EさんとCさんは「P君とはトシが違い過ぎて何を話していいか分かんないし、P君も喋らないからお互い黙々と仕事してる」と言ってたけど、私には元カノさんの話や、エロ話までしてくれる。
オバサンの中に一人、P君みたいな若い男の子が居たら、もっと気を遣う状況になるかと思ってたけど、取り敢えずは私にだけでも心を開いてくれてるみたいだ。
仕事の後、コーラを飲んで一服して一緒にホテルを出た。前から若いカップルが手を繋いで歩いて来たのを見てP君が「これからチェックインすかね?」なんて言うから笑ってたら、後ろを歩いてたカップルに追い越された。
みかやん「あの人達はチェックアウトかい?」
P君「そっすね!スッキリした顔をしてました。それに心無しか足取りも軽いっすよね」
みかやん「そーだね。晴れ晴れとした顔だった。うちらだってチェックアウト組だと思われてるかもね」
大笑いしながら地下鉄駅到着。地下鉄を待つ間は”正しい敬礼の仕方”を教わった。来週は”正しい匍匐前進”を教えて貰おう。大通り駅では「お疲れ様でした」と敬礼して別れた。
みんなの前ではおとなしいP君が、ここまで打ち解けてくれて何よりだった。
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