ラブホ144日目:石の上にも三年
2006年3月27日 らぶほ211:30-17:00 本メイク4+クイックメイク6
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と新人Sさん(10代・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務になった。
最近クジ引きをすると、Kさんが居る時はKさんとCさんがペアになるが、Kさんが居ない日はCさんと私がペアになるようだ。Kさんが居ないばかりにCさんとペアって、なんてこった!Kさん、居てよね!と、こんな時だけKさんが居ないのが残念だった。
今日一日Cさんの介護と思って諦めて、平常心で働かなければ!と思った。ところが1部屋目でCさんから意外な誘いを受けた。
Cさん「わち近々年金入るんだの。そしたらわちの家で焼肉やろうや。わちとDちゃんとみかやんと三人で。肉とご飯はわちが用意するから、Dちゃんとみかやんは自分の飲み物だけ買ってくればいいっしょ」
みかやん「マジで?いいの?」
Cさん「いいのいいの。やりましょうや。わちね、みかやんとDちゃんに対しては腹に何も無いの。他の人に対しては腹にイチモツ有るけどね。ひゃひゃひゃ!」
みかやん「やややや、そんな・・・」
Cさん「アンタ達は明るくて性格良いもの。よく働くし、他人の分まで働いてもモンクも言わないし」
みかやん「や、ちょっと!どーしたのさ?えーっ?様子がおかしいよ」
Cさん「なんも。たまには御礼しないとバチが当たるからね。わちなんか助けて貰ってばっかりだもの」
みかやん「え〜〜〜」
お陰ですっかり調子が狂った。
Eさんは、Cさんに対して「Cさんはどうしようもない。頑固で言う事をきかない」と、とっくの昔に匙を投げていた。Eさんには言えなかったけど、Dさんには「Cさんをほっといたら、うちの班全体のレベルが低いと思われるよね」と言って、何とかDさんにもCさんの面倒を見て貰えるように仕向けた。
Cさんの事では私も随分と気をもんだけど、こんな形で少しでも報われて良かった。
昼休みは作業室に、すんごいギャル系の子が面接に来ていた。茶髪と金髪が混ざった髪をして、迷彩柄の服を着て、ギャル特有のあの喋り方で面接を受けていた。あーゆー子を見て「あらあら…」と思うのはトシとった証拠かしら。
そのギャルを見そびれたDさんに、いかにギャル系だったかと伝えた。Dさんは大のギャル嫌いなので「ギャルなんかうちの班に要らないよ!居るだけでムカつく!」と怒りだし、Eさんも「普通の話し方から教えなきゃならないなんて!」と不服そうだった。
ま、あのギャルが面接で受かるとは思えない。先日は20代後半〜30そこそこの男性が面接に来ていた。顔はあどけないがヘアスタイルが鉄拳だった。「あの鉄拳君がうちの班に入ったら、おでこに字を書きたい衝動にかられるよね」と言ってたけど、鉄拳君も採用にはならなかったようだ。
何人か面接に来ているけど「Sさんが入ったし、急に休む人も居ないし、うちの班はもう人は要らないよね〜。今せっかく良い状態だしね〜」って事でみんなの意見が一致してる。でも、どうなるやら?だ。
夕方、みんなでリネン折りをしていると、DさんとEさんと私がフロントに呼ばれた。フロントに用意された椅子は3つ。なのに、ちゃっかりと私の後にCさんがついてきていて椅子に座った。フロント二宮和也似君に「Cさんはいいです」と断わられて、すごすごとリネン折りに戻った。
私達三人は二宮和也似君に「シフトの件で」と呼び出されたが、何か悪い知らせではないか?とドキドキだった。
だけどそれは、身に余る光栄というか、驚くほど有り難いお話だった。あまりの事に私達三人は暫し「ポカーン」とした。二宮和也似君に口外しないよう言われた後、私達は「ありがとうございます!」と言ってリネン折りに戻った。私なんかは二宮和也似君の手を握って御礼を言いたい勢いだった。
今更ながら「努力は報われる」「頑張っていれば誰かが認めてくれる」と、しみじみと思って、青春ドラマかスポ根ドラマのヒロイン的な気持ちになった。口止めされたので言えないけど、顔の緩む三人と神妙な顔のCさん。明暗クッキリだ。
好きでやってる仕事だし、好きこそ物の上手なれとか言うし、加齢にも負けず今後もますます頑張らなければ!
晴れがましい気持ちで会社を出た。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と新人Sさん(10代・初バイト)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務になった。
最近クジ引きをすると、Kさんが居る時はKさんとCさんがペアになるが、Kさんが居ない日はCさんと私がペアになるようだ。Kさんが居ないばかりにCさんとペアって、なんてこった!Kさん、居てよね!と、こんな時だけKさんが居ないのが残念だった。
今日一日Cさんの介護と思って諦めて、平常心で働かなければ!と思った。ところが1部屋目でCさんから意外な誘いを受けた。
Cさん「わち近々年金入るんだの。そしたらわちの家で焼肉やろうや。わちとDちゃんとみかやんと三人で。肉とご飯はわちが用意するから、Dちゃんとみかやんは自分の飲み物だけ買ってくればいいっしょ」
みかやん「マジで?いいの?」
Cさん「いいのいいの。やりましょうや。わちね、みかやんとDちゃんに対しては腹に何も無いの。他の人に対しては腹にイチモツ有るけどね。ひゃひゃひゃ!」
みかやん「やややや、そんな・・・」
Cさん「アンタ達は明るくて性格良いもの。よく働くし、他人の分まで働いてもモンクも言わないし」
みかやん「や、ちょっと!どーしたのさ?えーっ?様子がおかしいよ」
Cさん「なんも。たまには御礼しないとバチが当たるからね。わちなんか助けて貰ってばっかりだもの」
みかやん「え〜〜〜」
お陰ですっかり調子が狂った。
Eさんは、Cさんに対して「Cさんはどうしようもない。頑固で言う事をきかない」と、とっくの昔に匙を投げていた。Eさんには言えなかったけど、Dさんには「Cさんをほっといたら、うちの班全体のレベルが低いと思われるよね」と言って、何とかDさんにもCさんの面倒を見て貰えるように仕向けた。
Cさんの事では私も随分と気をもんだけど、こんな形で少しでも報われて良かった。
昼休みは作業室に、すんごいギャル系の子が面接に来ていた。茶髪と金髪が混ざった髪をして、迷彩柄の服を着て、ギャル特有のあの喋り方で面接を受けていた。あーゆー子を見て「あらあら…」と思うのはトシとった証拠かしら。
そのギャルを見そびれたDさんに、いかにギャル系だったかと伝えた。Dさんは大のギャル嫌いなので「ギャルなんかうちの班に要らないよ!居るだけでムカつく!」と怒りだし、Eさんも「普通の話し方から教えなきゃならないなんて!」と不服そうだった。
ま、あのギャルが面接で受かるとは思えない。先日は20代後半〜30そこそこの男性が面接に来ていた。顔はあどけないがヘアスタイルが鉄拳だった。「あの鉄拳君がうちの班に入ったら、おでこに字を書きたい衝動にかられるよね」と言ってたけど、鉄拳君も採用にはならなかったようだ。
何人か面接に来ているけど「Sさんが入ったし、急に休む人も居ないし、うちの班はもう人は要らないよね〜。今せっかく良い状態だしね〜」って事でみんなの意見が一致してる。でも、どうなるやら?だ。
夕方、みんなでリネン折りをしていると、DさんとEさんと私がフロントに呼ばれた。フロントに用意された椅子は3つ。なのに、ちゃっかりと私の後にCさんがついてきていて椅子に座った。フロント二宮和也似君に「Cさんはいいです」と断わられて、すごすごとリネン折りに戻った。
私達三人は二宮和也似君に「シフトの件で」と呼び出されたが、何か悪い知らせではないか?とドキドキだった。
だけどそれは、身に余る光栄というか、驚くほど有り難いお話だった。あまりの事に私達三人は暫し「ポカーン」とした。二宮和也似君に口外しないよう言われた後、私達は「ありがとうございます!」と言ってリネン折りに戻った。私なんかは二宮和也似君の手を握って御礼を言いたい勢いだった。
今更ながら「努力は報われる」「頑張っていれば誰かが認めてくれる」と、しみじみと思って、青春ドラマかスポ根ドラマのヒロイン的な気持ちになった。口止めされたので言えないけど、顔の緩む三人と神妙な顔のCさん。明暗クッキリだ。
好きでやってる仕事だし、好きこそ物の上手なれとか言うし、加齢にも負けず今後もますます頑張らなければ!
晴れがましい気持ちで会社を出た。
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