ラブホ148日目:最上階に一人
2006年4月3日 らぶほ211:30-17:30 本メイク5+クイック5+廊下掃除
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・チビウザ)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と新人Tさん(同い年・ホテルC出身)と私の勤務。朝からEさんとKさんが代わる代わる「私もトシだから」と言っていた。
何かと思ったら昨日、10代のSさんが「疲れた。死にそう。私もトシだから…もうダメ!」と言っていたそうで、50代のEさんとKさんがかなりの衝撃を受けたらしく、二人して「冗談じゃないよねぇ。30年早いよ」と嘆いていた。
Dさんがボソっと「何もEさんとKさんの前で言わなくたって…」と言っていたけど、まぁ子供の言う事ですから。そう言えば、Sさんと初の対面をしたP君が「Sさんて、Dさんにタメグチなんすよ!有り得ないっすよね!年上だし先輩なのに!」と鼻息を荒くしていたけど、まぁ子供がした事ですから。
休憩前は例によって本メイクだったが、Tさんの仕事が終わるのが早く、TさんはDさんの仕事を手伝い始めた。するとDさんが「こっちはいいから、自分の仕事の点検をして。本メイクなんだから、奇麗に丁寧にして」とピシャリ。
先輩達は「みかやんみたいに手早くて部屋の中を走ってる人なら仕事が早いのも分かるけど、手が遅くてのんびり歩いてるのに仕事が早く終わる人は手を抜いてるとしか思えない」と、よく言う。それでCさんなんかはかなり怪しまれているが、このままじゃTさんも怪しまれる。
でも、Tさんて朝のA班と昼の我がB班とのかけ持ちの人で、朝のA班では仕事が遅いと相方にどんどん置いて行かれるそうなので、置いて行かれないように必死なのかも知れない。けど、本人が言うとおりTさんの仕事ぶりは「大雑把」かも。
本メイクなのに、掃除機なんかもチャチャッとかけて終わりで、ケロロ軍曹の歌みたいに「四角い所は丸く掃け〜♪」的なやり方に、ちょっとビックリした。掃除機をかけた後は普通なら落ち毛も1本か2本程度なのに、Tさんが掃除機をかけた後は落ち毛が多い。
うわ〜。Cさんとキャラかぶったりしないよね?
班によって仕事のやり方や進め方が微妙に違うし、もっと言えばその先輩によって違う。A班とB班のかけ持ちで合計十数人の先輩が居るんだから、Tさんて人知れず物凄い苦労をしてそう。そう思えば、物凄〜く気の毒になる。
夕方、三人で廊下掃除をする事になった。廊下掃除はいつも2人で組んでやってて、一人が掃除機をかけて、もう一人が高い所の埃払いや拭き掃除をしていた。Dさんに「3人でやった事ないけど、どーする?」と聞かれて、「じゃあ私、最上階から一人で先に掃除機だけかけてきます」と答えた。
ところが、昼間でも薄暗くて何となく不気味な感じがする最上階が、なんと!無人だった。お客さんが居ない上に掃除部屋も無いので、フロント陣も作業に来ない為、広〜い最上階のフロアに私一人。急に怖くなった。
私一人しか居ないのに、物音や人の声が聞こえたような気がして、何度も何度も振り返りながら怖々掃除機をかけた。廊下の奥へ行けば行くほど怖いような気がして、ダーッと掃除機をかけて、逃げるように階下へ降りた。もう怖くて怖くて掃除機どころじゃなかった。そうです、私はヘタレです。
下の階でDさんとTさんと合流した時は、心からホッとした。
Dさん「みかやん、最上階のエレベーターホールに掃除機かけた?」
みかやん「すみません!階下へ降りる時に思い出したんですけど、怖くて怖くて戻れませんでした。すみません。すみません。申し訳ありません」
Dさん「きっちり拭き掃除してきたからいいよ。私もみかやんの立場だったら怖くて戻れないもの。それどころか無人の最上階を一人で掃除機かけるなんて、怖くて私には絶対無理だもの」
みかやん「すみません」
Dさん「つーか、うちらが二人で最上階から攻めて、みかやんには下の階から攻めて貰えば良かったよね」
みかやん「あ、それもそうでしたね。はは、はははは」
三人で大笑いしたけど、笑いごとじゃないから。あたしゃ本気で怖かったんだから(泣)。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・チビウザ)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と新人Tさん(同い年・ホテルC出身)と私の勤務。朝からEさんとKさんが代わる代わる「私もトシだから」と言っていた。
何かと思ったら昨日、10代のSさんが「疲れた。死にそう。私もトシだから…もうダメ!」と言っていたそうで、50代のEさんとKさんがかなりの衝撃を受けたらしく、二人して「冗談じゃないよねぇ。30年早いよ」と嘆いていた。
Dさんがボソっと「何もEさんとKさんの前で言わなくたって…」と言っていたけど、まぁ子供の言う事ですから。そう言えば、Sさんと初の対面をしたP君が「Sさんて、Dさんにタメグチなんすよ!有り得ないっすよね!年上だし先輩なのに!」と鼻息を荒くしていたけど、まぁ子供がした事ですから。
休憩前は例によって本メイクだったが、Tさんの仕事が終わるのが早く、TさんはDさんの仕事を手伝い始めた。するとDさんが「こっちはいいから、自分の仕事の点検をして。本メイクなんだから、奇麗に丁寧にして」とピシャリ。
先輩達は「みかやんみたいに手早くて部屋の中を走ってる人なら仕事が早いのも分かるけど、手が遅くてのんびり歩いてるのに仕事が早く終わる人は手を抜いてるとしか思えない」と、よく言う。それでCさんなんかはかなり怪しまれているが、このままじゃTさんも怪しまれる。
でも、Tさんて朝のA班と昼の我がB班とのかけ持ちの人で、朝のA班では仕事が遅いと相方にどんどん置いて行かれるそうなので、置いて行かれないように必死なのかも知れない。けど、本人が言うとおりTさんの仕事ぶりは「大雑把」かも。
本メイクなのに、掃除機なんかもチャチャッとかけて終わりで、ケロロ軍曹の歌みたいに「四角い所は丸く掃け〜♪」的なやり方に、ちょっとビックリした。掃除機をかけた後は普通なら落ち毛も1本か2本程度なのに、Tさんが掃除機をかけた後は落ち毛が多い。
うわ〜。Cさんとキャラかぶったりしないよね?
班によって仕事のやり方や進め方が微妙に違うし、もっと言えばその先輩によって違う。A班とB班のかけ持ちで合計十数人の先輩が居るんだから、Tさんて人知れず物凄い苦労をしてそう。そう思えば、物凄〜く気の毒になる。
夕方、三人で廊下掃除をする事になった。廊下掃除はいつも2人で組んでやってて、一人が掃除機をかけて、もう一人が高い所の埃払いや拭き掃除をしていた。Dさんに「3人でやった事ないけど、どーする?」と聞かれて、「じゃあ私、最上階から一人で先に掃除機だけかけてきます」と答えた。
ところが、昼間でも薄暗くて何となく不気味な感じがする最上階が、なんと!無人だった。お客さんが居ない上に掃除部屋も無いので、フロント陣も作業に来ない為、広〜い最上階のフロアに私一人。急に怖くなった。
私一人しか居ないのに、物音や人の声が聞こえたような気がして、何度も何度も振り返りながら怖々掃除機をかけた。廊下の奥へ行けば行くほど怖いような気がして、ダーッと掃除機をかけて、逃げるように階下へ降りた。もう怖くて怖くて掃除機どころじゃなかった。そうです、私はヘタレです。
下の階でDさんとTさんと合流した時は、心からホッとした。
Dさん「みかやん、最上階のエレベーターホールに掃除機かけた?」
みかやん「すみません!階下へ降りる時に思い出したんですけど、怖くて怖くて戻れませんでした。すみません。すみません。申し訳ありません」
Dさん「きっちり拭き掃除してきたからいいよ。私もみかやんの立場だったら怖くて戻れないもの。それどころか無人の最上階を一人で掃除機かけるなんて、怖くて私には絶対無理だもの」
みかやん「すみません」
Dさん「つーか、うちらが二人で最上階から攻めて、みかやんには下の階から攻めて貰えば良かったよね」
みかやん「あ、それもそうでしたね。はは、はははは」
三人で大笑いしたけど、笑いごとじゃないから。あたしゃ本気で怖かったんだから(泣)。
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