11:30-18:30 クイックメイク18部屋+リネン折り

今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と新人V君(10代後半・大学生)、Sさん(10代後半・初バイト)とTさん(私と同い年・ホテルC出身)、P君(20代前半・元自衛官)と私の勤務。

せっかくP君と遅番だったのに、私は朝から酷い生理痛に見舞われ、出動の頃には萎え萎えのヨレヨレでテンションも上がらず。最初に「ゴメン。今日はぜーんぜん頭が働かないから」とP君に詫びておいた。

詫びておいて良かった。1部屋目で、客用風呂スポンジ一式を忘れた事に気付き、動揺してワイングラスを割るという大失態。それでもP君はニコニコしながら一緒に破片を拾ってくれた。全く面目ない。それでも、頭は働きださないようだった。

みかやん「今、P君に”生理がズレるといつにも増してお腹が痛いよね”って言おうとしたよ」

P君「あはは!さすがにそれは分かんない。無いし」

みかやん「だよね。P君に”そうっすよね。キツいっす”って言われたら倒れるとこだった」

P君「ソレだけは、どんなのか分かんないっすよ。代わってあげられないし…でもホント、キツそうっすよね」

私のワケ分かんない話にも真剣に答えるP君て、ホントに真面目だ。今日もキビッと「人生は一度きりですよ!楽しまなきゃ!エンジョイしなきゃ!」と言った。いつもP君の台詞には照れてフニャフニャになっていたけど「ホントの愛」でトドメを刺されてからは、多少の事には動じないようになった。

だよね〜、人生は一度きりだし終わりかけてるし…なんて思ってたら、フロントから「その部屋の掃除が終わったら×○3号室へ行って下さい。お客さんが待ってます」と指示があり、P君と走って×○3号室へ向かった。

二人してあまりにも急いで部屋の中で大暴れの状態になり、思わず大笑いしてしまった。笑いながら超特急ベッド組みをしていると、P君が「こんな時こそ楽しまなきゃ!」と言ってまた笑った。ベチャベチャの風呂や、山盛りの食器に見舞われながらも9分でその部屋を出た。

やれやれと次の部屋へ向かおうとしたら、P君が「あの・・・自分、便所行ってきていいっすかね?あの・・・”大”なんすけど。あはははは!」と言って笑った。笑いながらもどこか切羽詰まった雰囲気だったのが何だか笑えて、大笑いしながらトイレへ行くP君を見送った。

掃除部屋が無くなったので階下へ降り、SさんとTさんがやっていたリネン組みを引き継ぐ事になった。リネン組みと言うのは、シーツに包布を重ね、その上に足マットや枕カバーを乗せて棚に積んでおく作業なので、ブツを順番に揃えると作業がスムーズだ。

ところが、あちこちにシーツや包布が散乱し「SさんとTさん、この状態でどやってやってたの?」って感じだったので困惑していた。するとTさんが戻ってきて「これね、シーツに包布を重ねて折ったら、枕カバーを乗せて…」と説明を始めた。

もう何度もやっている作業なので、今更新参者のTさんに教えて貰う筋合いは無い。軽く驚いてP君と私は暫しポカーンとなった。ちょっと辞めたKさんに似てる???

みかやん「Kさんが辞めたって聞いた時、ぶっちゃけどう思ったの?」

P君「ぶっちゃけ。ぶっちゃけっすよ。辞めたって聞いて正直ホッとしました」

みかやん「だよね〜。けどココ、変な人が辞めたらちゃんとまた変な人が入って来るんだよね。もうずっと一難去ってまた一難の繰り返しなんだもの」

そう言いながら”また一難”=Sさん?Tさん?Uさん?V君?誰?と思いイヤーーーんな気持ちになった。

帰り、いつもは大通駅で別れるのに、P君が「自分、今日はこっちから帰ります」と言って、私が乗る地下鉄のホームまで一緒に歩いてくれた。元自衛官のP君はいつも「自分と一緒に居て何かあったら困るじゃないすか!」と不測の事態を想定している。

P君て心配性ね…と思いながら、頭の中では「一泊旅行でカバン3つ〜になった〜♪あ〜俺は〜心配性♪」と久々にマイナスターズの心配性を歌っていた。

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