11:00-18:00 クイックメイク15部屋

今日からWさんとX君という新人が入った。二人ともP君と同じ土日祝祭日勤務だそうだ。男の子が入ったので、P君と漢(オトコ)メイクかな?と思ったら、P君は第三頸椎を痛めた為、欠勤した。

で、今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とX君(20代前半・腰痛持ち)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とCさん(60代前半・元看護師)、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)と私の勤務になった。

このWさんて子が可愛いのなんの!顔が可愛い上に声も可愛くてハキハキしていて、若い頃の私を見ているようだった(嘘です。大嘘です)。Wさんの事を何も知らないまま、1部屋目の部屋に入ったら・・・。

Wさん「あれぇ?ハガシしてあるんですね!」

みかやん「ハガシって。この仕事してたの?」

Wさん「はい。4年ほどビジネスホテルで働いていました。私、この仕事が好きで戻ったんです」

みかやん「えーっ!私もなの!前は地元のラブホで働いてたの。嫌う人が多いけど、私もこの仕事が好きでさぁ・・・」

あっという間に意気投合した。

ベッドメイクの経験者で、同じ区に住んでいて、かつて私がしていた仕事の掛け持ちをWさんは今していて、何だか共通項が多い。ベッドメイク経験者という事で、教える事も少なく指導もラクラクだった。

昼休みは、X君の愛想の良さに驚かされた。ニコニコとゴキゲンな子で参った。ノリもいい。

Eさん「X君たら若いのに腰が痛くて身体が固くて、ベッドの上に枕を置けないの。背、高いし手も長いハズなのに。若いのに」

みかやん「は?はあぁぁ?」

X君は立ち上がって上体を前に倒してみせるが、上体は殆ど曲がっておらず、伸ばした手の先が膝にも届いていないのに「痛タタタっ」と顔を歪めた。

みかやん「えーっ!爺さんみたい!」

Eさん「そう!お爺ちゃんとベッド組んでるみたいだったの。ベッドの脇に立って、枕を真ん中に置くでしょ。その時に手が届かなくてジタバタしてるんだもの」

一同大爆笑で、X君本人も笑ってた。物凄い笑顔だ。

Wさんは可愛いし、経験者なので初日からバリバリ働いてくれたし、X君は家族に愛されて真っ直ぐに育った子という感じで無邪気だ。一度に二人入って、二人とも大当たりという感じ。これからは土日が楽しみだ。

そう思っていたら、Cさんが「明日、ブタ(Tさん)来るんだべしゃ!誰と組むんだべねぇ。わち、明日休みで良かった♪」と言った。明日、私はSさんと二人で遅番なので、Tさんと組む事は無いが、となるとWさんとX君のどちらかがTさんと組む事になるかも知れない。

また、SさんとUさんのような「自分は仕事が遅い」とノイローゼ化している患者が増えなきゃいいけど。

Dさんが「みかやんに着信拒否された」と言ったが意味が分からない。何かと思ったら、先日の飲み会で2次会のカラオケ店に着いたら私が居なくて、P君に「帰った」と聞いて、若手一同で外へ私を探しに出たそうだ。

おまけに私のケータイに連絡したのに私が出なかったそうで、本当に面目ない。でも着信履歴を見たら、Dさんから電話がきた形跡は無かった。Dさんたら私のケータイ番号を間違って登録してた。

私の為に、みんなで外へ出て探してくれただなんて(泣)。あの時はコッソリ帰ろうとしたらP君に見つかって、でもP君本人に「あたしゃアンタを待ってて風邪ひいたわよ」なんて言えるワケもなく、適当に言い訳して元気なフリして帰ったんだった。

若手の皆様、申し訳ありませんでした。

P君をはじめ、Sさん、Uさん、Wさん、X君、私の後輩はみんないい子だ。

帰り、WさんがC班の人達に可愛い顔と可愛い声で「はじめまして」と挨拶をした。するともう「やー!アンタ可愛いね!B班に入ったのぉ?」「やー!めんこいねぇ」「お人形さんみたいだねぇ!」と、オバサン達大騒ぎで大絶賛だった。

私の若い頃を思い出す・・・や、思い出さない。

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