11:00-18:00 クイックメイク26部屋

今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とP君(20代前半・元自衛官)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)とWさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)、X君(20代前半・腰痛持ち)と私の勤務のハズだった。

イヤな予感はしたがP君が出勤せず、私とX君のチームにDさんが加わった。フロントの人がP君へ連絡するも、連絡がとれないそうだ。前回、X君と組んだ時に「P君が辞めるって言ってました」と聞いたが、無い無いそんなの有り得ない!と心の中で全否定してた。

改めてX君に尋ねると、P君は「俺、今日で辞めるから」と言っていたそうで、帰りにフロント二宮和也似君にその旨を伝えようとしたら、二宮君が帰った後で言えずにそれっきりになったようだ。「辞める」って連絡入れようよ>P君

更にX君に話を聞くと、風呂の排水溝を開けたら汚物が入っていてP君は「やってられない!」と言ったり、「夏だから土日は遊びたい」とか「一緒に辞めれば怖くない。X君も一緒に辞めよう」と言っていたそうだ。

P君と最後に1時間ぐらい話をした時の会話の断片が頭に浮かんだ。そう言えばP君は私に「俺はみかやんが思ってるような好青年じゃないんすよ。みかやんが俺をそう思ってくれてたから、そういう男になりたかっただけで、本当の俺はいい加減な奴です」と言っていた。

それでも私は、P君は1コ年下のX君の前で悪ぶって見せたかったんだろう…としか思えない。Dさんは私に「P君居なくなって寂しいでしょ?」と声を掛けてくれたが、もう「はい」としか言えなかった。

「愚鈍さんなんか俺が許さない!」とか「また帰りに一緒になったら、そこのビアガーデンで一杯引っ掛けて帰ろうね」って言ってくれたの、P君だよね?ね?ね?

P君はどうして私に「辞める」と言ってくれなかったんだろう。言おうとして言い出せなくて話が1時間にも及んだのか、愚鈍さんの攻撃に萎えている私に追い打ちをかけるような事をしたくなかったのか。

P君がいい加減な子だなんて思いたくない。最後の最後に一生懸命に私を励まし続けてくれた優しい子だ。さよなら、P君。有能な歯科技工士さんになってね。仲良しだったP君に「さよなら」を言って貰えなくて、オバサン寂しいよ。でも仕方ないね。元気でね。

今日は愚鈍一味が休みで元々過ごし易い日ではあったけど、昼休みはWさんが何だかんだと私に話しかけてくれ、SさんもDさんと笑いながら話をしていて、X君はいつもどおりニコニコしていて、Dさん、Sさん、Wさん、X君、(P君)、あたしゃ若い人が好きだ!と思った。

ねじ曲がったオバサンは嫌い!でもふと気付いたら、今日は私が最年長だった(哀)しかもダントツ。

夕方”男同士”のカップルと遭遇し、その男同士カップルが使った部屋をベッドメイクする事になり、いつもの私ならグッとテンションと血圧が上がるところだけど、それほどでもなかった。

若干「激しいかも?うふ♪ホテルQには、ベッドの分厚いマットごとズレるほど激しかったらしい男同士カップルが居たものよ。うっしっし」と期待してその部屋へ行ったけど、私は風呂係に当たり、風呂には毛の1本も落ちてなくて物足りないぐらいだった。

Dさんと組むのはは1ヶ月ぶりぐらいだけど、他愛無い話で笑い、Cさんの物真似合戦をして笑い、以前と変わらない態度で接してくれた。それが嬉しくて有り難くて、なのに動揺して、コーヒーカップの受け渡しに失敗しカップは木っ端微塵になった。

カップが割れたのは私のせいなのに、Dさんは「私が…みかやんは動かないで」と言って、素早く始末をしてくれて「みかやんが怪我しなくて良かった♪」と・・・。Dさんは、そういう人だ。

P君が居なくなった寂しさと、Dさんの心の優しさ&心の暖かさに胸を打たれたのとで、泣きそうになった。

嗚呼それなのに私は、涙を堪えたら鼻がムズムズしてクシャミが止まらなくなった。色気も何も無い。

帰りは、X君がニコニコーッと笑いながら手を振って帰ってった。今日もX君の笑顔に何度も救われた。X君には、爺さんになってもココに居て笑ってて欲しい!と思った。

コメント

ジャスミン
ジャスミン
2006年7月16日16:00

なんだか寂しいわね。
私も涙がこぼれそうになりました。

みかやん。
みかやん。
2006年7月18日17:50

>ジャスミンさん

もうとっても寂しいです。
ジャスミンさんのお気持ちが有り難くて、またしんみりしました。
ありがとうございました。

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