ラブホ219日目:毛地獄
2006年7月29日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク19部屋
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)が早番、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)と私が遅番の勤務。ホントは今日はP君と私が遅番で、私はずっと楽しみにしてたのに。私は、P君が辞めたのを未だに信じられずにいる。
私は一人で遅番なので、最悪、一日中セット(ハガシ)かも知れないと泣きそうだったが、Wさんが来てくれた。フロント二宮和也似君がWさんに遅番で出勤するよう指示してくれたそうだ。二宮和也似君たら、そんな事をして私を泣かせようとして…ってホントに泣きたいほど嬉しかった。
一方、早番チームのX君が出勤しておらず、一瞬「え?X君もP君みたいにフェードアウト?」と思ったが、X君はテスト休みだそうだ。テストが終わったら夏休みだなんて羨ましい限りだ。
一日中セットor一人風呂掃除を免れた私は、二宮和也似君とWさんが天使に見えた。Wさんは顔も声も可愛らしく癒し系だ。私には何でも話してくれる。
Wさん「あの…こないだTさんと初めて組んだんですけど…普通の人…」
みかやん「それがその。私、Tさんに”Tさんの第一印象は良くなかったんだけど、そこへ愚鈍さんが追い打ちをかけるようにTさんを悪く言うもんだから、すっかり騙されちゃって、Tさんの悪口言ったの。ゴメンね”みたいに謝ったんだ」
Wさん「そんなふうに謝るなんて、みかやんて凄い!」
みかやん「いやいやいや、悪く言い過ぎたし(汗)。Tさんも同じ事を言って私に謝ってくれたんだよ。”おあいこだからナシにしよう”みたいになって和解したんだ」
Wさん「すごーい。二人とも大人ですね」
みかやん「いやいや、愚鈍さんに踊らされててさ。お恥ずかしい話だよ」
なんて話をしながら、二人して床を這って毛拾いをしていた。1部屋目からずっと毛地獄だ。私並みに細くて見えにくい毛髪から剛毛に白髪、すね毛みたいな毛にジンジロ、どの部屋へ入っても毛だらけで参った。
こんな日はとことん毛に祟られる。イヤな予感を覚えつつも風呂で排水溝の蓋を開けたら、中の目皿が毛だらけになっていた。ティッシュで毛を掴み取ると、毛に絡まった痰や唾液の類がネローンと出てきて寒気がした。
萎え萎えでいると、Wさんが「私、みかやんに話したくて仕方ない事があったのに、なかなかみかやんと組まなくて…」と話を始めた。
先日、WさんとSさんが組んだ時、二人揃ってやり直しの憂き目に遭ったが、それが言いがかりもしくはイジメのようなもので、Wさんは物凄く凹み、Sさんはキレかかっていたそうだ。
Wさん「私は無能だ〜と思って凹みましたけど、私もみかやんみたいに好きでこの仕事を続けてるんで、頑張ろう!と思い直したんですよ♪実は私の母親はラブホAのオープニングスタッフだったんで、ベッドメイクの経験があるんですよ」
みかやん「えーっ!親子二代でベッドメイクって凄くない?」
Wさん「いえいえ。母親が”またベッドメイクの仕事してるの?あんな大変な仕事、よくやるね”って言うんですよ。だから私”この仕事が好きで、もう何年もベッドメイクしてる先輩も居るもん!”って言ったんです」
みかやん「ま、好きでやってる仕事だから、いろんな事、我慢できるんだとは思う」
Wさん「そうですよね!私も好きでやってる仕事なんで、頑張ります♪」
それと私には、この”DiaryNote”という逃げ道(?)がある事が随分と救いになっていると思う。一人で悶々としてたら耐えられなかったような酷い出来事も多々あったけど、DiaryNoteに書く事で気持ちがラクになったし、ストレス解消にもなった(すみません)。
そんなこんなで、私の愚痴に付き合って下さる皆様には、申し訳ない気持ちと有り難い気持ちでいっぱいです。
愚鈍さんには今もゲキマジムカツク状態ではあるけれども、私が好きな仕事をする上で愚鈍さんなんか関係ない!と思い直した。
晴れ晴れとした気持ちで風呂の排水溝の蓋を開けたら、目皿の上にジンジロ毛がてんこ盛りになっていた。ラブホの夏の風物詩として、砂、日焼けの皮、虫、などがあったけど、脇の下や局部の毛処理もあったことを思い出した。
やっぱり最後まで毛に祟られた。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)が早番、Wさん(20代半ば・ビジネスホテル出身)と私が遅番の勤務。ホントは今日はP君と私が遅番で、私はずっと楽しみにしてたのに。私は、P君が辞めたのを未だに信じられずにいる。
私は一人で遅番なので、最悪、一日中セット(ハガシ)かも知れないと泣きそうだったが、Wさんが来てくれた。フロント二宮和也似君がWさんに遅番で出勤するよう指示してくれたそうだ。二宮和也似君たら、そんな事をして私を泣かせようとして…ってホントに泣きたいほど嬉しかった。
一方、早番チームのX君が出勤しておらず、一瞬「え?X君もP君みたいにフェードアウト?」と思ったが、X君はテスト休みだそうだ。テストが終わったら夏休みだなんて羨ましい限りだ。
一日中セットor一人風呂掃除を免れた私は、二宮和也似君とWさんが天使に見えた。Wさんは顔も声も可愛らしく癒し系だ。私には何でも話してくれる。
Wさん「あの…こないだTさんと初めて組んだんですけど…普通の人…」
みかやん「それがその。私、Tさんに”Tさんの第一印象は良くなかったんだけど、そこへ愚鈍さんが追い打ちをかけるようにTさんを悪く言うもんだから、すっかり騙されちゃって、Tさんの悪口言ったの。ゴメンね”みたいに謝ったんだ」
Wさん「そんなふうに謝るなんて、みかやんて凄い!」
みかやん「いやいやいや、悪く言い過ぎたし(汗)。Tさんも同じ事を言って私に謝ってくれたんだよ。”おあいこだからナシにしよう”みたいになって和解したんだ」
Wさん「すごーい。二人とも大人ですね」
みかやん「いやいや、愚鈍さんに踊らされててさ。お恥ずかしい話だよ」
なんて話をしながら、二人して床を這って毛拾いをしていた。1部屋目からずっと毛地獄だ。私並みに細くて見えにくい毛髪から剛毛に白髪、すね毛みたいな毛にジンジロ、どの部屋へ入っても毛だらけで参った。
こんな日はとことん毛に祟られる。イヤな予感を覚えつつも風呂で排水溝の蓋を開けたら、中の目皿が毛だらけになっていた。ティッシュで毛を掴み取ると、毛に絡まった痰や唾液の類がネローンと出てきて寒気がした。
萎え萎えでいると、Wさんが「私、みかやんに話したくて仕方ない事があったのに、なかなかみかやんと組まなくて…」と話を始めた。
先日、WさんとSさんが組んだ時、二人揃ってやり直しの憂き目に遭ったが、それが言いがかりもしくはイジメのようなもので、Wさんは物凄く凹み、Sさんはキレかかっていたそうだ。
Wさん「私は無能だ〜と思って凹みましたけど、私もみかやんみたいに好きでこの仕事を続けてるんで、頑張ろう!と思い直したんですよ♪実は私の母親はラブホAのオープニングスタッフだったんで、ベッドメイクの経験があるんですよ」
みかやん「えーっ!親子二代でベッドメイクって凄くない?」
Wさん「いえいえ。母親が”またベッドメイクの仕事してるの?あんな大変な仕事、よくやるね”って言うんですよ。だから私”この仕事が好きで、もう何年もベッドメイクしてる先輩も居るもん!”って言ったんです」
みかやん「ま、好きでやってる仕事だから、いろんな事、我慢できるんだとは思う」
Wさん「そうですよね!私も好きでやってる仕事なんで、頑張ります♪」
それと私には、この”DiaryNote”という逃げ道(?)がある事が随分と救いになっていると思う。一人で悶々としてたら耐えられなかったような酷い出来事も多々あったけど、DiaryNoteに書く事で気持ちがラクになったし、ストレス解消にもなった(すみません)。
そんなこんなで、私の愚痴に付き合って下さる皆様には、申し訳ない気持ちと有り難い気持ちでいっぱいです。
愚鈍さんには今もゲキマジムカツク状態ではあるけれども、私が好きな仕事をする上で愚鈍さんなんか関係ない!と思い直した。
晴れ晴れとした気持ちで風呂の排水溝の蓋を開けたら、目皿の上にジンジロ毛がてんこ盛りになっていた。ラブホの夏の風物詩として、砂、日焼けの皮、虫、などがあったけど、脇の下や局部の毛処理もあったことを思い出した。
やっぱり最後まで毛に祟られた。
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