11:00-17:30 クイックメイク17部屋+廊下掃除+リネン折り

今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さんが遅番、Tさん(同い年・ホテルC出身)と私が早番の勤務。

早速、Tさんに昨日愚鈍さんがやらかした”血の包布事件”を話した。Tさんも「クレームがきても”面倒臭かったから”って理由で許されるワケないよね」「そんなベッドメイク係、初めてだわ!」と驚くやら呆れるやらだった。

昨日、私が風呂係をしている時、愚鈍さんとX君がベッドを組みながら話をしているのが聞こえてた。X君が「白いシーツは○3号室だけです」とか「間違ってます」と言っていたのが聞こえていたのに、風呂に愚鈍さんが来た。

愚鈍さんが「みかやん、お忙しいところすみませんが、この部屋のシーツはグレーですよね?」と言ってきたので、わざわざ風呂から出てベッドの様子を見に行ったら、グレーのマットカバーの上に白いシーツを掛けていたところだった。

グレーのマットカバーの上にはグレーのシーツと決まっているし、X君もそのことを言っていたハズなのに、愚鈍さんはまるで「こんな事に気付くのは私だけです」とか「これを発見したのは私の手柄です」みたいに言ってきたので、聞いた私が恥ずか死ーーーくなった。

その話もしたら、Tさんは「フロントの人だって用意するシーツを間違える事だってあるんだし、そんなの間違ってるって一目瞭然なんだから、黙って取り替えればいいのにね」とまた呆れていた。

階を移動しようと業務用エレベーターに乗ったら、フロントママさん(40代前半・二児の母)が居て、大事そうに夕張メロンを抱えながら「お客さんの忘れ物なの♪」と微笑んでいた。

休憩に入ったら、さっきの夕張メロンが食べ易くカットされて出てきた。冷えていたし熟していて「お客さん!ありがとう!」と思いながら美味しく頂いた。

X君に「あれ?今日は前髪結んでないんだね?」と声を掛けると、X君は「持ってるんですけどね」と言いながら昨日の髪ゴムを出してきたので、また結んであげた。するとやっぱり、みんなに「犬みたい」と言われていた。どう見ても子犬だ。

昨日も今日も巷の皆さんがお盆休みに入っているせいか、土日なのに平日並みにヒマだ。休憩明けは階下でリネン折りをしながら部屋が空くのを待ち、部屋が空いたらフロント補助係の人と一緒に出動するパターンになった。

出動して目的の部屋の前でフロント可愛い人が「あ!この部屋!お爺ちゃんが入ってたんだ!」と思い出したように叫んだ。お爺ちゃんお婆ちゃん世代は部屋を奇麗に使ってくれる人が多いので、期待して部屋へ入るとやはり部屋は奇麗だった。

部屋を荒らし放題に荒らして、たった二人で部屋ん中でお祭り騒ぎをしているのは、極端に若い世代か中年だ。若い人が使った風呂は垢だらけだったりするけど、お爺ちゃんクラスともなれば、お肌が乾いてくるせいか(?)垢だらけなんてことはまず無い。

お爺ちゃんが使った奇麗な部屋の中でベッドを組んで、Tさんは風呂へ、私は洗面へと別れた。すると風呂から「うわーっ!油断したーっ!垢だらけーっ!」というTさんの叫びが聞こえてきた。

Tさん「爺さんて、婆さんを連れて来たんじゃないの?」

フロント可愛い人「うーん。連れまでは見なかった」

Tさん「爺さん婆さんだと思ってたら垢だらけだよ〜。きっと連れは若い人だったんだわ。うわーっ!やられたーっ!」

お爺ちゃんたら若い女の子を連れてきたのかしら♪でも、若い女の子が垢だらけって何?つーか、垢だらけの風呂に出くわした時はいつも「普通は身体を洗って流してから浴槽に入るんじゃないのかい?普通は!」と思う。

汚い身体で浴槽に飛び込まれて、泡の入浴剤を入れられて、ジェットのスイッチなんか入れられた日にゃ、浴槽の底にはどす黒い泡が残っていて、浴槽には見事な垢の輪がこびり付いて、泡と垢が排水溝へ流れていくから輪から浴槽の底まで垢だらけで酷い目に遭う。

Tさんが当たったのもまさにそんな風呂だった。勝手に若い連れの垢だと思ってるけど、ホントは垢だらけの爺さん&婆さんだったりしてね。

Tさんの仕事を手伝ってやれやれと思ったら、今日も30分の早帰りになった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

日記内を検索