11:30-18:00 本メイク4+クイックメイク10部屋+ベッドのみ1
 
今日はYさん(50代前半・スナックのママ)と愚鈍さん、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。部屋へ入るとEさんが、何かこうシンミリと「いつもDさんと組んだ日はどんな話をしてるの?」と聞いてきた。

「いろんな話をしますけど、エログロい話が多いですね」と答えると「例えば?」と突っ込まれ、先日の顔射事件や一連の白チソvs黒チソの話をした。私だってEさんとはあまりエログロい話はしないから、物凄く抵抗が有った。

Eさん「誰もそーゆー話を私には振ってくれないのよねぇ」

みかやん「や、たまたまEさんがお休みだったんですよ」

Eさん「やっぱりみかやんは話し易いのよ。感覚は若いし話術も有るし」

みかやん「いえいえ噛みまくりですし」

Eさん「X君とはどんな話をしてるの?」

みかやん「X君は、最近じゃ自分から自分のことを話してくれるようになりましたから、話を聞いて茶化して(?)ますね」

Eさん「私…DさんやX君や若い子達とは何を話していいか分かんないし、私が黙ってると相手も黙ってるから、殆ど喋らないで仕事してるの」

みかやん「私なんか愚鈍さんと組んだら一言も喋りませんから。あはは!はははは…(乾)」

Eさん「私だって経験が無いわけじゃないんだから、そーゆー話(エログロ系)をしてくれてもいいのに。みかやんが居る所はいつも楽しそう…」

みかやん「や、たまたまですって・・・」

昼休みで階下へ降りてきたYさんが「(愚鈍さんと一緒で)私もう頭、クルクルパーになりそう」とボヤいてたのを聞いて、思わず「あはは!”クルクルパー”って久しぶりに聞いた」と笑ってたら、Eさんが「私なんか元々ノータリンだから」と呟いた。

出たっ!over50の死語の世界だよ!「クルクルパー」や「ノータリン」でいちいち笑ってらんないんだから。今日なんかYさんに「バッチグー!」って言われちゃったんだから!懐かしいよね(違)!

夕方、ベッドを組み終え、Eさんは洗面所へ、私は風呂へと別れようとしたその時、ほぼ同時に「ええっ!何これ?」「うわっ!オイワサン!」となった。

私は浴室の床に長い黒髪が束になってゴッソリと抜け落ちているのを見て驚き、Eさんは、洗面ボウルが真っ黒になるほどの大量の髪の毛に驚いていた。ラブホQではこんな時、先に気付いた方が「オイワサン出ました」と言って、大量の毛が有ることを知らせたものだ。

Eさん「ちょっと!何これ?どーなってるの?」

みかやん「これはもう、オイワサンとイエモンさんの仕業ですね」

Eさん「取っ組み合いのむしり合いかい?”俺の言うことが聞けないのか!オラ!”って、こーお?」

と、Eさんは相手の髪の毛を鷲掴みにして自分の股間へ近づける身振り手振りをした。

みかやん「あはは!そーかも知れませんよね。”オラオラ!もっとだ!”って」

私は、こんなノリのEさんを見るのは初めてだったので、驚くやら可笑しいやら。でも、すぐに笑えなくなった。風呂の排水溝は髪の毛で詰まって真っ黒になっていたし、浴室の床も洗面所の床も毛だらけ、部屋の床も毛だらけ。

結局はEさんと二人、床を這いつくばって毛拾いに追われ、気付いたら二人とも無言でスチャッスチャッと床にガムテを貼ったり剥がしたりの音だけが響いていた。無言の空間の中で、さっきのEさんの有り得ないポーズを思い出し、無性に笑えてきて思わず吹き出した。

Eさん「だって、こんなオイワサンとイエモンさんのカップルが有り得ないっしょ〜。なんぼなんでも毛ぇむしり過ぎだもの〜(照)」

みかやん「私なら元々髪の量が少ないんで、こんなにむしられたら今頃、毛なんか残ってないですね」

Eさん「これなら私だって残ってないって。よっぽど言うことをきかなくて強情な女だったんだろうけど、もうむしる髪も無いだろうからねぇ・・・」

そう言いながらEさんが遠い目をした。昔を思い出しているような様子だったので、そっとしておいた。

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