11:30-18:00 本メイク4+クイックメイク10部屋+べっどのみ1

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とYさん(50代前半・スナックのママ)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私の勤務。某年寄り2名が出動前から大はしゃぎだった。

Yさん「アレ、どこだっけ?」

Cさん「アレってなんだの?」

Yさん「ええと。ほら、アレ!アレさ、頭の…」

Cさん「ドライヤーヘッドだの?」

Yさん「いやソレでなくて、もう一つの頭の…」

Cさん「もう一つの???」

Yさん「アレさアレ!クシ!え?いや違ったブラシさブラシ!」

万事こんな調子の二人だ(萎)。ただこの時はCさんが「もう一つの頭?亀○かい?」とでも言ったらどうしよう?とハラハラした。そんな事を言われて、ご高齢の方特有の甲高い声でキーキーと騒がれたんじゃ適わない。

クジ引きでCさんとYさんがペアになり、Dさんが「大丈夫なんだろうか?ちゃんと話、通じてるんだろうか?」と心配していた。元々言い間違いや聞き違いやド忘れの多い二人だけど、通じてないことに気付いてないというか、通じてなくても特に気にしてませんから。

ドアや壁にぶつかったり物を落としたりして大騒ぎしながら出動する二人の後ろ姿を見送った。

昼休み、CさんとYさんの間で禁断の会話が始まった。

Cさん「わち、ケータイ変えようと思って。もう5年だもの」

Yさん「あぁメーカー変えるのね(機種変のこと)。5年も使ってるなら点数も貯まってタダとか何千円で新しいの買えるからね」

Cさん「点数?わち、そんなのつけてないもの?みんな点数なんかつけてたんだの?」

みかやん「あの…点数つーかポイントはつけなくても勝手に貯まるから」

Yさん「今は点数じゃなくて”ポイント”って言うんだね」

この間、Dさんは「メーカー!」「点数!」と言って笑っていた。

先日、Cさん宅へお邪魔した時、Cさんのケータイが鳴ったが、Cさんはケータイの画面を見ながら「誰だろ?後でかけ直そう」とか言ってた。その間もケータイが鳴っていたので見てみたら、番号(デカ文字)だけで名前は表示されてなかった。

ケータイが鳴り止んでからCさんはやにわに手帳を開き「誰の番号だろ?」と言いながら、手帳とケータイに表示されている番号を照らし合わせていた。

みかやん「手帳に書いてあるケータイ番号を自分のケータイに登録すればいいんじゃないの?(念の為に言ってみる)」

Cさん「なんも!手帳見た方が早いって!すぐだもの」

暫く経ってCさんは「元の病院の人の番号だわ。明日、会うことになってたんだの。ほれ、すぐだべさ?」と言ったが、全然”すぐ”じゃないから。

もう1つ。Cさんはケータイの裏にベッタリとガムテープを貼り、その上に自分のケータイ番号をデカデカと書いてある。皆はそれを見て笑うが、本人は「番号聞かれた時に手帳を見せなくていいべさ?手帳持って歩くの面倒だし」と得意気だ。電話番号表示のボタンを押せば、自分の番号が表示されることなど知る由も無い。

Cさんは手帳至上主義だ。さっきの「点数をつける」という発言も、Cさんの中では「点数を手帳につける」=「点数を手帳に書き記しておく」=「自分は手帳に点数など書いていない」という事に違いない。

根本的にケータイの使い方を間違っていやしませんか?

見かねたDさんが「Cさんが機種変する時はYさんがついてってあげればいいんだよ」と言ったが、更にCさん&Yさんとドコモのオネエチャンの間に入る通訳が要ると思う。そんなDさんも、Yさんに「バッチグー!だね」とトドメを刺された。

CさんとYさんの間でケータイにまつわるトンチンカンな会話は尚も続き、Dさんと私は萎え萎えだった。CさんとYさんにケータイの話をさせちゃイカン。

萎えながら出動したら、Dさんが風呂の排水溝の目皿に茶色い豆というかウサギのウン○みたいなモノが挟まっているのを発見した。Dさんが果敢にソレをティッシュで拾おうとしたその時、ソレはティッシュに茶色いシミを残してこつ然と消えた。

目皿の下のカップに落ちた気配はないし、茶色い泡だったわけでもなく明らかに実体として有ったものが無いのに、ティッシュには茶色いモノが有った証が残った。

暫く困惑したが、CさんとYさんの毒気にやられて泡が固形物に…という幻覚を見たのだろうということで無理矢理納得した。

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