ラブホ303日目:子守り
11:30-18:00 本メイク1部屋+クイックメイク19部屋+ベッドのみ1

今日はCさん(60代前半・元看護師)と愚鈍さん、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

木曜には珍しくSさんと私は最上階のクイックメイクスタートになったのは良いとして、そうじゃなくても手強い最上階がどの部屋も荒らされ放題だった。セット(ハガシ)に入ったフロント補助係も大変だったと思う。

コーヒー皿で得体の知れないグロいモノを食べてドロドロにしてたり、勝手にトイレに土を撒いてる!と思ったら湿ったコーヒーカスだったり、風呂の排水溝の上にタバコの吸い殻十数本を捨てて勝手に消火活動をしていたり…。

みかやん「なんか今日って変な部屋にばっかり当たるよね」

Sさん「うち、もう疲れた!さっきだってトイレがウン○でコッテコテで、頑固で頑固で取れないんだもん!」

みかやん「さっきはコーヒーカップに冷たい飲み物を注いで、そこへお湯じゃなきゃ溶けない妖し気な粉を混ぜようとした人が居たらしくて、カップもスプーンもベタベタのコッテコテさ」

Sさん「今日、ホント何か変!」

みかやん「ホントに何のおまじないなのか儀式なのか意味分かんないワ」

Sさん「うち…この部屋…特に…何か怖いし」

みかやん「ちょっと!こ、怖いこと言わないでよ〜(ビビリ)。私もさっきからそう思ってたよ。ダメだ!怖い!逃げよう!」

先を争う様にその部屋を飛び出て、下の階へ逃げた。最上階は昼間でも薄暗くて不気味な時がある。

下の階へ降りて安心していたのに、滞り無くベッドメイクを済ませて部屋を出ようとしたら、突然モニターの画面がブチッ!と消えて真っ暗になり、大音量で有線放送が流れだした。

Sさん&みかやん「ぎゃーーーーっ!」

この時ばかりは二人してマキシマムザホルモン級の大騒ぎをしながらも、大急ぎでSさんは有線の音量を下げ、私はモニターのリモコンを探してモニターの画面を戻した。

私だって心臓が痛いぐらいバクバクだし、以前もSさんと二人で部屋の毛拾いをしていた時に、勝手にジェットバスのスイッチが入って飛び上がって驚いた事があったのを思い出して本気で怖かったけど、何事も無かったかのように隣の部屋へ移動した(今、思えばかなり不自然)。

幸い、隣の部屋は明るくこじんまりとしていて、しかも部屋全体が奇麗に使われていたので、今度こそ一安心だと思った。「お客さん、ありがとう!」と心から思ったその時、トイレの汚物入れに血まみれの海綿が入っているのを発見した(画像参照)。

「そっか。デリヘル嬢さんが使った部屋だから奇麗なんだ。ありがとう。助かります」と思いながら海綿を捨てようとしたら、Sさんが「なんですか?それ!うわぁ!血じゃないですかっ!うち今日もう、そーゆーのイヤ!」と、また騒ぎ出そうとした。

これは以前にその筋の方から直々に教えて頂いたので「いやいや、お嬢さん!それは多分こーゆーことよ」→ http://www.tinkle.co.jp/spot/tools/01.html と説明すると、Sさんは「へえぇ。うち初めて知りました」と落ち着きを取り戻した。

この手の話を逆に私がSさんに教わったりしたら、それはそれで怖いから。つーか、やるな!私。Sさんの子守りも巧くなったもんだ(自画自賛)。

17時過ぎ、さすがに疲れてきた。Sさんも壊れてくる時間帯だ。私が床の毛と格闘していると、Sさんが風呂係を終えて部屋に来た。

みかやん「ごめん。ちょっと待っててね。毛だらけで…」

Sさん「いつも待たされてるからいいです」

みかやん「(ぶっちゃ毛、逆だけど)Sちゃん、そんな風に思ってたんだ。ごめん」

Sさん「ぎゃーーーっ!間違った!違う!ごめんなさい!どーしよー!逆です逆!うちがいつも待たされてて…」

みかやん「いつもお待たせして申し訳ありません(笑)」

Sさん「ぎゃーーーっ!また間違った!すみません!ごめんなさい!うちがみかやんをいつもお待たせしてるのに!すみません!ごめんなさい!どーしよーーっ!うち、もうダメ!死にたいっ!」

結局はマキシマムザホルモン級の大騒ぎになった。Sさんの子守りはまだまだ難しい。

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