10:45-18:30 クイックメイク24部屋+廊下掃除+リネン折り

今日はCさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)とTさん(同い年・ホテルC出身)が遅番、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私が早番の勤務のハズだったが、あまりの忙しさに全員急遽早出残業の勤務になった。

出勤してモニターを見たら、朝から満室だし、お客様がたは待合室で売り部屋が出来るのを待ってらっしゃるようだし、早出せざるを得ない状況だ。

先日、雪上で転倒して負傷したYさんは欠勤し、氷上で転倒したEさんは出勤はしたものの、やはりあちこち痛むらしい。

Eさんが氷上で転倒した時は、買物をしたネギや野菜が散乱し、氷上の雨水で服や下着はずぶ濡れで「痛い!」と思うより「恥ずかしい」という気持ちが先行して”痛くなんかないわよ!”という顔をして逃げるように現場を立ち去ったことが、打ち身やねん挫を悪化させたそうだ。

私もずっと体調が思わしくないし、Eさんも満身創痍なので、お互い庇い合い助け合いながら仕事をした。昼休み前に忙しいのも13時頃までだ。

今日も昼休み明けからの地獄の追いかけっこが始まった。私達ベッドメイク係がセット(ハガシ)をするフロント係を追いかける→鬼の様にベッドメイクをする→ベッドメイク中の部屋に点検や手伝いをするフロント係が来て追い立てられる…というパターンだ。

これが、なかなかどうして精神的に追いつめられる。しかも今日、Eさんと私のペアのところに手伝いに来て下さったのは、同じパートのフロント渦巻き君やフロント可愛い人ではなくて、社員さんの中でも一番偉い方(俗に支配人という)だった。

私は、この社員さんの中でも一番偉い方に、失礼ながら心の中で”千手観音様”とあだ名を付けさせて頂いた。この方クラスともなると、セットも風呂掃除も点検も一瞬なのにも関わらず完璧で、改めて弟子入りしたいぐらいだ。

我々凡人には見えないけど、沢山の手にダスターやら風呂スポンジやら水切りワイパーのベッドメイク道具を持ち、残る沢山の手で一瞬にしてベッドメイクやらセットや点検を終わらせてしまわれるのだろう。

その千手観音様が風呂掃除をして回って下さった後を、Eさんと私で洗面&トイレ係と部屋&玄関係をして追いかけるというパターンになったので、遅れをとるわけにはいかず、必死で追いかけた。

途中、廊下に出たら「ギャーッ!」でも「キャーッ!」でもない「キーーーッ!」という絶叫が聞こえ、あまりの忙しさに遂にSさんが壊れたんだろう…Eさんも私もそう信じて疑わなかったが、犯人はSさんではなくお客様だった。

紛らわしい・・・そうじゃなくて。夕方、薄暗い廊下に悲鳴が轟いたら怖いので勘弁してほしい。

17時45分になり、Eさんが「はあぁ。この部屋で今日一日がやっと終わるねぇ」とつぶやいた直後、千手観音様に「あのぅ。30分、残業して貰えませんかねぇ」と言われた。断われるワケがない。

ホントにもう有り得ない忙しさだった。

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