ラブホ318日目:鬼門
2007年1月7日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1+廊下掃除+リネン折り
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんと私はまたも最上階スタートで、しかも因縁の10号室へ行くことになり、出動早々萎え萎えだった。何度思い直しても最上階の10号室へ行くと酷い目に遭うので、私達は災いを呼ぶ場所として忌み嫌っている。まるで鬼門だ。
仕事なのでスルーするワケにもいかず、業務用エレベーターの中で「また、うちらが最上階の10号室ですよ。三人組に行って欲しいのに」とか「ま、4P部屋へ二人で行くよりはいいんじゃない?」とかブツクサ言いながら最上階へ。
問題の10号室へ入り、お互いの持ち場をチラ見チェックすると、風呂は泡と垢だらけ、部屋は荒れ放題で床もゴミだらけの様子。諦めて無言でベッドを組んだ。
モニターを見ながらベッドを組んでいたら、突然モニターがブチンと切れて真っ黒な画面になり思わず「うわーっ!」と叫ぶと、Sさんも振り返って真っ黒な画面を見て固まった。
フリーズしている私達が見てる前で、今度は真っ黒な画面に一列ずつゆっくりと画面が復元されてきて、二人ともそんな画面を見るのは初めてなので気持ち悪いったらありゃしない。
みかやん「もーっ!Sちゃんたら、怖いからそーゆーのやめてよね!きっとSちゃんが妙な波長とか念波とか音波を出してるから、こーなるんだよ」
Sさん「うちじゃないですよ。きっとみかやんなんですよ」
みかやん「だってSちゃん以外の人と居て、こんな目に遭うこと無いもん」
Sさん「うちだって、そーですよ。もーっ!」
Sさん&みかやん「もーーーっ!(笑)」
とっとと片付けて他の階へ避難したいので、テンション丸下がりながらも黙々と仕事をしたのに、ミストサウナ付きの部屋が空いてしまい、昨日と全く同じようなパターンになった。
その後、私達は完全にツキに見放されたように、酷い部屋に当たりまくり、お客様に遭遇しまくった。
どこへ行っても部屋は荒れ放題、風呂は湯気でベチャベチャ。部屋の中を走り回っても思うように仕事が捗らず焦るし苛ついてくる。走り回っているので暑いが、外が暴風雨やら猛吹雪で窓が開かず、イライラがつのるばかりで悪循環だ。
夕方になって「うちもう無理!暑くて死にそう!泣けてきた!」と言って、遂にSさんが泣き出してしまった。
みかやん「えーーーっ!?(ちょっと!ホントに泣いてるよ!どーしよー!)」
Sさん「だって暑くて死にそうなんだもん!」
みかやん「えーーーっ!?(”暑い”って泣く人を初めて見たよ!)」
Sさん「うち、もう本気でキレそうなんだもん!」
みかやん「や…キレてないっすよ(長州小力ふう・寒)」
この場にふさわしくないギャグ…しかも全然似てないし…自分で言ったセリフに自分で凍てついてどうするよ、私。
何とか取り繕おうとしどろもどろになりながらも必死で喋る私と、涙を流したことが恥ずかしくなったのか必死で喋り出すSさん。何を喋ったか全く覚えてないが、会話はまるで噛み合ってなかった。
会話はちっとも噛み合ないまま帰る時間になり、Sさんは前回ブチギレて段ボールを蹴り倒した時のようにおとなしく先に帰ってしまった。
一人取り残された私は暫く放心状態だった。
今時の若い子の扱いは難しい・・・というか良い意味で解釈すれば、私の前ではこんなにも(?)素の部分を曝け出してくれてるワケだし、甘えて懐いてくれてるんだろうってことで。
Sさんて「どうせうちが部屋係だから洗う食器がてんこ盛りなんですよ」とか「どうせうちが風呂係だから風呂ラッキーなんか無いんですよ」などとネガティブな発言が多い。
それに私も同調してしまうと負のスパイラルにハマってしまうので、明るく跳ね返して行かないとね。でもやっぱり、最上階の10号室はSさんと私にとって鬼門だと思う。
それにしても、この忙しさはいつまで続くのだろう。
今日は、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とTさん(同い年・ホテルC出身)とZさん(20代後半・ZARD似)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)と私が遅番の勤務。
Sさんと私はまたも最上階スタートで、しかも因縁の10号室へ行くことになり、出動早々萎え萎えだった。何度思い直しても最上階の10号室へ行くと酷い目に遭うので、私達は災いを呼ぶ場所として忌み嫌っている。まるで鬼門だ。
仕事なのでスルーするワケにもいかず、業務用エレベーターの中で「また、うちらが最上階の10号室ですよ。三人組に行って欲しいのに」とか「ま、4P部屋へ二人で行くよりはいいんじゃない?」とかブツクサ言いながら最上階へ。
問題の10号室へ入り、お互いの持ち場をチラ見チェックすると、風呂は泡と垢だらけ、部屋は荒れ放題で床もゴミだらけの様子。諦めて無言でベッドを組んだ。
モニターを見ながらベッドを組んでいたら、突然モニターがブチンと切れて真っ黒な画面になり思わず「うわーっ!」と叫ぶと、Sさんも振り返って真っ黒な画面を見て固まった。
フリーズしている私達が見てる前で、今度は真っ黒な画面に一列ずつゆっくりと画面が復元されてきて、二人ともそんな画面を見るのは初めてなので気持ち悪いったらありゃしない。
みかやん「もーっ!Sちゃんたら、怖いからそーゆーのやめてよね!きっとSちゃんが妙な波長とか念波とか音波を出してるから、こーなるんだよ」
Sさん「うちじゃないですよ。きっとみかやんなんですよ」
みかやん「だってSちゃん以外の人と居て、こんな目に遭うこと無いもん」
Sさん「うちだって、そーですよ。もーっ!」
Sさん&みかやん「もーーーっ!(笑)」
とっとと片付けて他の階へ避難したいので、テンション丸下がりながらも黙々と仕事をしたのに、ミストサウナ付きの部屋が空いてしまい、昨日と全く同じようなパターンになった。
その後、私達は完全にツキに見放されたように、酷い部屋に当たりまくり、お客様に遭遇しまくった。
どこへ行っても部屋は荒れ放題、風呂は湯気でベチャベチャ。部屋の中を走り回っても思うように仕事が捗らず焦るし苛ついてくる。走り回っているので暑いが、外が暴風雨やら猛吹雪で窓が開かず、イライラがつのるばかりで悪循環だ。
夕方になって「うちもう無理!暑くて死にそう!泣けてきた!」と言って、遂にSさんが泣き出してしまった。
みかやん「えーーーっ!?(ちょっと!ホントに泣いてるよ!どーしよー!)」
Sさん「だって暑くて死にそうなんだもん!」
みかやん「えーーーっ!?(”暑い”って泣く人を初めて見たよ!)」
Sさん「うち、もう本気でキレそうなんだもん!」
みかやん「や…キレてないっすよ(長州小力ふう・寒)」
この場にふさわしくないギャグ…しかも全然似てないし…自分で言ったセリフに自分で凍てついてどうするよ、私。
何とか取り繕おうとしどろもどろになりながらも必死で喋る私と、涙を流したことが恥ずかしくなったのか必死で喋り出すSさん。何を喋ったか全く覚えてないが、会話はまるで噛み合ってなかった。
会話はちっとも噛み合ないまま帰る時間になり、Sさんは前回ブチギレて段ボールを蹴り倒した時のようにおとなしく先に帰ってしまった。
一人取り残された私は暫く放心状態だった。
今時の若い子の扱いは難しい・・・というか良い意味で解釈すれば、私の前ではこんなにも(?)素の部分を曝け出してくれてるワケだし、甘えて懐いてくれてるんだろうってことで。
Sさんて「どうせうちが部屋係だから洗う食器がてんこ盛りなんですよ」とか「どうせうちが風呂係だから風呂ラッキーなんか無いんですよ」などとネガティブな発言が多い。
それに私も同調してしまうと負のスパイラルにハマってしまうので、明るく跳ね返して行かないとね。でもやっぱり、最上階の10号室はSさんと私にとって鬼門だと思う。
それにしても、この忙しさはいつまで続くのだろう。
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