ラブホ350日目:特掃氏
2007年2月27日 らぶほ211:30-17:00 クイックメイク12部屋
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私とフロント特掃氏(50代後半・調理師)の勤務。
出勤途中、うちのラブホの前で白髪の爺さんがゴミ拾いをしているのを目撃した。
ご近所さんとはいえ、うちのラブホの前のゴミまで拾ってくれるなんて、感心な爺さんだわ!と「おはようございます♪」と頭を下げてよく見たら、うちのフロント陣と全く同じカーゴパンツをはいているではないの!
ええ?見たことも聞いたこともないけど新しいフロントの人なの?私は昨日休みだったから知らないだけで、昨日入った新人フロントさんなのかも知れない。
出勤すると休憩室に支配人様がさっきの爺さんを伴って現れて「今日から入った特掃さんです。Eさんとみかやんで14時までベッドメイクを教えて下さい」とのことだった。
特掃さんというのは、ホントはどんな字なのか知らないけど、私達は勝手に”特殊な掃除をするから特掃さん”だと思っている。
冬に玄関前の除雪をしたり、檜風呂のぬめりを取ったり、岩風呂の水垢を取ったり、窓の外側を拭いたりと、私達ベッドメイク係やフロント補助係が普段しないようなことをしているらしい。それでも一応、ベッドメイクやセット(ハガシ)は習うようだ。
だけど、辞めたM氏のように掃除機の使い方も分からないのにプライドだけ高くて頑固で偏屈な爺さんだったり、辞めたV君のように「僕、食器なんか洗ったこと有りません」では辛いものがある。
Eさんも私も、爺さん=辞めたM氏=手強い!という勝手な先入観を抱いてしまって、どうにも憂鬱だった。
ところが特掃氏はおトシの割に物覚えは良く几帳面で、ベッドなんかは最初から物凄く綺麗に組むことができたし、何でも「私がやります」「私が持ちます」と意欲的で、辞めたM氏とは大違いで実にベッドメイク係向きだった。
試しに「特掃氏は家で茶碗なんか洗ったりしますか?」と聞いたら「はい、わたくし調理人の端くれなので台所周りの掃除には自信があります」という返事で頼もしいではないか。
うっかり者の私は思わず「爺さん!」と呼びそうになるので、念のためにおトシを聞いたら、50代後半とのことで驚いた。絶対にCさんより年上だと思ってたのに、CさんよりもEさんよりも年下だった。どーりで物覚えも良いハズよね。
Eさんと私で交互にベッドメイクを教えて、昼休みを迎えた。
昼休み明けはEさんと私と二人だけのベッドメイクに戻り、特掃氏の居ない所で好き勝手なことを言っていた。
Eさん「特掃氏って独身だろうか?や、きっと独身だよね」
みかやん「はい。うちのCさんとどうでしょう?お似合いじゃないですかね?二人とも小柄で…」
Eさん「私もそう思ってたの!トシの順からいってCさんから片付いて貰わないと私、お嫁に行けないもん(笑)」
みかやん「ですよね(笑)まずはCさんですよね。Cさんの方が5〜6歳年上ですけど丁度良いですよね」
Eさん「ねーっ!特掃氏は良い人だけど私の好みじゃないからCさんに譲るわ」
みかやん「Cさんにも、もう一花咲かせて貰わないと…ですよねぇ」
Eさん&みかやん「ねーーーっ!」
特掃氏とCさんをくっつけよう大作戦で大いに盛り上がった。Cさんが密かに恋していた他班のフロント男性(50代前半)が知らぬ間に辞めていたので、丁度良かったかも知れない。
やはりCさんにはもう一花咲かせて貰わなければ!
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私とフロント特掃氏(50代後半・調理師)の勤務。
出勤途中、うちのラブホの前で白髪の爺さんがゴミ拾いをしているのを目撃した。
ご近所さんとはいえ、うちのラブホの前のゴミまで拾ってくれるなんて、感心な爺さんだわ!と「おはようございます♪」と頭を下げてよく見たら、うちのフロント陣と全く同じカーゴパンツをはいているではないの!
ええ?見たことも聞いたこともないけど新しいフロントの人なの?私は昨日休みだったから知らないだけで、昨日入った新人フロントさんなのかも知れない。
出勤すると休憩室に支配人様がさっきの爺さんを伴って現れて「今日から入った特掃さんです。Eさんとみかやんで14時までベッドメイクを教えて下さい」とのことだった。
特掃さんというのは、ホントはどんな字なのか知らないけど、私達は勝手に”特殊な掃除をするから特掃さん”だと思っている。
冬に玄関前の除雪をしたり、檜風呂のぬめりを取ったり、岩風呂の水垢を取ったり、窓の外側を拭いたりと、私達ベッドメイク係やフロント補助係が普段しないようなことをしているらしい。それでも一応、ベッドメイクやセット(ハガシ)は習うようだ。
だけど、辞めたM氏のように掃除機の使い方も分からないのにプライドだけ高くて頑固で偏屈な爺さんだったり、辞めたV君のように「僕、食器なんか洗ったこと有りません」では辛いものがある。
Eさんも私も、爺さん=辞めたM氏=手強い!という勝手な先入観を抱いてしまって、どうにも憂鬱だった。
ところが特掃氏はおトシの割に物覚えは良く几帳面で、ベッドなんかは最初から物凄く綺麗に組むことができたし、何でも「私がやります」「私が持ちます」と意欲的で、辞めたM氏とは大違いで実にベッドメイク係向きだった。
試しに「特掃氏は家で茶碗なんか洗ったりしますか?」と聞いたら「はい、わたくし調理人の端くれなので台所周りの掃除には自信があります」という返事で頼もしいではないか。
うっかり者の私は思わず「爺さん!」と呼びそうになるので、念のためにおトシを聞いたら、50代後半とのことで驚いた。絶対にCさんより年上だと思ってたのに、CさんよりもEさんよりも年下だった。どーりで物覚えも良いハズよね。
Eさんと私で交互にベッドメイクを教えて、昼休みを迎えた。
昼休み明けはEさんと私と二人だけのベッドメイクに戻り、特掃氏の居ない所で好き勝手なことを言っていた。
Eさん「特掃氏って独身だろうか?や、きっと独身だよね」
みかやん「はい。うちのCさんとどうでしょう?お似合いじゃないですかね?二人とも小柄で…」
Eさん「私もそう思ってたの!トシの順からいってCさんから片付いて貰わないと私、お嫁に行けないもん(笑)」
みかやん「ですよね(笑)まずはCさんですよね。Cさんの方が5〜6歳年上ですけど丁度良いですよね」
Eさん「ねーっ!特掃氏は良い人だけど私の好みじゃないからCさんに譲るわ」
みかやん「Cさんにも、もう一花咲かせて貰わないと…ですよねぇ」
Eさん&みかやん「ねーーーっ!」
特掃氏とCさんをくっつけよう大作戦で大いに盛り上がった。Cさんが密かに恋していた他班のフロント男性(50代前半)が知らぬ間に辞めていたので、丁度良かったかも知れない。
やはりCさんにはもう一花咲かせて貰わなければ!
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