11:15-18:30 クイックメイク19部屋+リネン折り+セット

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)とTさん(同い年・ホテルC出身)、Zさん(20代後半・ZARD似)と私の勤務。

私は15分ほどセット(ハガシ)早出をしてから、Zさんと合流することになった。忙しくてセットが追いつかないから私が駆り出されるわけで、15分という短い時間の中でダラダラとセットをしていては、招集された意味がない。

大慌てでセットをするが、暑さにやられてすぐバテる。この時期の北海道では年配客は特に全開に暖房を入れていたりするので、部屋のドアを開けたとたんに熱波が押し寄せ、泊まりの年配客は朝風呂に入っていることも多いので、風呂のドアを開けたら熱波が押し寄せ…で、暑がりの私にはキツい。

こんな暑い部屋の中でよくもまぁ寝ていられるもんだよ、布団なんか要らないじゃん!つーかさ、こんなに暑かったらセックスどころでなくね?そっか、年寄りは激しくないから平気なんだ。お寒いセックスですか。そーですか、そーですか。

・・・と、一人虚しく毒づきながらセットを終えた。だって暑さがホントにハンパないんだもん。

ラブホQグループと比べたら、ココは部屋にしろ通路にしろ兎に角暑い。ということはラブホQグループじゃ暖房代をケチっていたってことすか?ラブホPなんかは部屋の玄関のドアを開けたらすぐ外だったし、建物の構造の違いが大きいんでしょうけど。

年寄りの家じゃないんだから、こんなに暑くしなくたって!と思うのよ。あ、だからココは年配客が多いんだ…と勝手に納得した。

Zさんと合流してベッドメイクを始めたら、遭遇するお客様の殆どが白髪の男性だったりして、改めて「ほら、やっぱり!」と思った。

そんなことを考えながらトイレ掃除をしていて、水洗のレバーを回したらウンともスンとも水が流れなかった。どうにもならないのでフロントへ連絡をすると、すぐにフロント二宮和也似君が来てくれて、タンクの蓋を開けて直し方を教えて下さった。

直し方は習ったけど、私がトイレ係の時は出来れば壊れていてほしくない。汚いわけじゃないけど、トイレタンクの蓋を開けるのって勇気が要るよね。よく、拳銃や犯行に用いられた凶器が隠されていたりするよね…って、それはドラマの中の話だから。

夕方、部屋に入るとフロントイケメン君がショボーンとセットをしていた。何か寂しそうだと思ったら「俺、今日で最後なんすよね」と言われ、イケメン君は明日から深夜〜早朝のフロントさんになるそうだ。

我が班にはCさんをはじめ、手のかかる年寄りが多いってのに、私達を置いて居なくなるなんて酷いよ>イケメン君。

イケメン君て「おはようございます」と声をかければ「ざいま〜す!」という返事、「お疲れ様です」と声をかければ「うぃ〜す!」という返事で、異色の社員さんという感じで面白かったのに。その後”うぃ〜す禁止令”を発令されていたけど。

深夜〜早朝といえば、私もかつてはその時間帯のラブホで働いていたのよね。蘇る楽しかったラブホQでの思い出、それはもう走馬燈のように…昨日のことのように…鮮やかに…美しく…?

イケメン君が居なくなる寂しさと、ラブホQを思う時のホームシックのような寂しさとで、何だかすっかりもの悲しくなってしまった。

ま、昔のことは美化され易いもんだからね。

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