11:30-18:00 クイックメイク18部屋

今日はEさん(60代前半・高見沢俊彦似)と愚鈍さん改めUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。

先日はCさんと私で556君(20代前半・お隣さん)のことを熱く語ったけど、今日はEさんが556君を「明るくて元気で仕事ぶりもしっかりしててホントに良い子だ」と力説していた。

Eさんの話によると、昨日は4人勤務だった我が班に、556君と他班で修行してきた$君(10代後半・ギター少年)が加わった為、平日に無駄に6人も居たそうだ。

Eさん「556君は凄いわ!もう殆ど完璧に仕事が出来てるの。明るくて元気で仕事もきっちりしてくれて、いい子が来てくれたわ。ずっと”あっはっはっ!あーはっはっ!”って笑ってて陽気でいいよね」

みかやん「(でしょう!私が仕事を教えたんだもん!…なぁんちゃって←辞めたYさん風)どうせ働くなら楽しく働きたいですからねぇ」

Eさん「で、風呂から556君の一際大きな笑い声が聞こえてきたから様子を見に行ったら”滑りました”って股間を押さえててね、見たらズボンの股が全開に破れてたの」

Eさん&みかやん「あはははは!」

Eさん「”太ってるから腰パンになって、ズボンの股が膝にきてる”って聞いてたけど、頑丈なズボンがあんなに破れると思わなかったもの。ビックリ!って言うより可笑しくて…本人もゲラゲラ笑ってたし、可笑しくて仕事にならないって」

みかやん「些細なことでもつられて笑っちゃいますよね。いろんな意味で笑かしてくれる子ですね」

Eさん「普通に歩いててもズボンの裂け目からパンツが見えるから、着替えてきて貰ったの。あんなのみかやんが見てたら笑いが止まらなくなって大変だったわ」

私だったら笑って涙が流れて咳き込んで大変だったと思う。昨日は休みで良かった。

556君の話で大笑いしてテンションが上がったところで出動したのに、部屋へ入ると絨毯からただならぬアシガ臭(腋が臭いのがワキガなら足が臭いのはアシガってことで)が漂っていてSさんと咽せていると、フロント可愛い人が点検に来た。

可愛い人「あらぁ〜。二人ともど〜したのぉ?(おっとり)」

みかやん「どうしたもこうしたもアシガ臭が酷くて。ファブリーズをお願いしようと思っていたところです」

可愛い人「ええ〜?足の匂い?これ、新しい絨毯の匂いじゃない?張り替えたばっかりっぽいものぉ(おっとり)」

Sさん&みかやん「えーーっ!これはどう嗅いでも足の匂いですよ!」

可愛い人「なぁんて言ってて、新しい絨毯の匂いでも足の匂いでもなくて、ベッドの下に死体が有って腐ってたりしてねぇ。うふふ(おっとり)」

Sさん&みかやん「いやーっ!勘弁して下さい!怖いじゃないですか!」

そういや”お逝きなさい!”のドラマ”スカイハイ”で、ラブホのベッドの下に死体を隠すシーンが有ったような…。わー!怖い怖い怖い怖い。

フロント可愛い人って私と同い年なんだけど、緊迫した中でも一人おっとりしていたり、超可愛い声でおっとりと過激なことを言ったりで、ホントに可愛い人だ。

フロント可愛い人のお陰で私まで、おっとり&ほんわかした気持ちで風呂掃除を始めたのに、排水口の蓋を開けたら目皿にウン○が3粒詰まっていた。涙声で「Sちゃ〜ん…た…助けて〜」と救援を求めた。

水で流そうにもウン○は目皿に詰まって流れない。かと言って目皿からウン○をほじくり出す勇気も無い。悩んだ末に便所ブラシでウン○を目皿に押し込むようにして擦って、苦境を切り抜けた。目の前からウン○が消えて、やれやれだ。

みかやん「あ!目皿の下のカップの中でウン○がいつまでもプカプカ浮いてたらどうしよう!本メイクの時に目皿外してカップを取り出そうとしてウン○が浮いてたら泣いちゃうよね」

Sさん「忘れて下さい!や…忘れましょうよ!もう、うちらには関係ないんですよ。ほら、何事も無かったかのように綺麗じゃないですか」

みかやん「そ、そうだね。そうだよね(滝汗)」

粒状に残った固いウン○も砕けて流れ去ったんだと信じよう。

それにしても。

テンションが下がりきってる時や、ムカついてる時にベッドメイクをすると酷い目に遭うのは分かるけど、今日はテンションアゲアゲで、ほんわかと優しい気持ちで居たのに、こんな目に遭うなんて酷い。

酷過ぎる(泣)

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