ラブホ389日目:モーテル
2007年5月1日 らぶほ2 コメント (4)
11:30-18:00 本メイク7部屋+クイックメイク4部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
Eさんからも、Cさんが「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたことを聞いた。
みかやん「いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなきゃ!と思ったんですよ。なんて言うか…Cさんがボケるんじゃないかって心配で」
Eさん「私も同じこと考えてたよ。Cさんはココを辞めたら本当にボケちゃうと思うもの。絶対、危険だって!」
みかやん「病院時代のCさんの同僚が頻繁にCさん宅に遊びに来てるのって、もしかしてボケ防止というか、発見が遅れて手遅れにならないようになんでしょうか?」
Eさん「あ!気付かなかったけど絶対そうだわ!間違いないよ!介護に来てるんじゃないの?やっぱりみんな考えることは同じなんだわ!」
こんなふうに心配されてるって本人は気付いてないんだろうけど、外で他人の中で働いているというのに、自宅にいるかのようにくつろいでいたり、好きなように仕事をしていたりで、緊張感まるでナシだもの。
昼休み、Cさんチームはフロント渦巻き君に「あの泡立ちが半端無い新しい入浴剤を使うと、一見お風呂がツルツルになるんですけど、ちゃんと洗って流さないと乾いたら白く残りますからね!気をつけて下さい!」と注意されていた。
いちいち言わなくても分かってるだろうと思っていたことも、CさんやUさんには通用しないようだ。いつまで経っても手の掛かる二人に、Eさんと私は閉口してしまった。
夕方、ベッドメイク中の部屋に渦巻き君が突然凄い勢いで入って来た。
渦巻き君「隣の部屋の内装が変わったの、見ました?」
Eさん「うん。私は見たよ。酷いよね!」
みかやん「ええっ?私、見てないですよ。どうなったんですか?」
渦巻き君に連れられて隣の部屋へ行って私も驚いた。玄関も部屋も壁紙が真っ赤になっていたからだ。
渦巻き君「これって”昭和”のラブホだよね!(興奮)」
みかやん「うん!それも”モーテル”と呼ばれていた頃の!」
渦巻き君「この辺にエアーシューターとか付いてそうじゃない?(大興奮)」
みかやん「あはは!エアーシューターって懐かしい!今の若い人達はエアーシューターなんか知らないよね」
ポーカーフェイスの渦巻き君も、珍しくかなり興奮してて「じゃ、来て下さい!」って私を隣の部屋まで連行してったぐらいだもの。
一瞬にして蘇る青春の日々。私が十代の頃、函館あたりのラブホには精算機なんかなくて、エアーシューターが主流だった…と思う(自分でお金を払っていなかった為に記憶が朧気)。
エアーシューターで支払いの時は、フロントへ「帰ります」と連絡すると、フロントからエアーシューターでカラの容器が送られてきて、その中へお金を入れてエアーシューターで送り返すってシステムだったハズ。ちなみにエアーシューターって吹き矢の原理なんだってさ。
当時はフロントへ「帰ります」ではなくて、「今、終わりました」とか「済みました」というような生々しい連絡をする人が多かったって話だ。
おまけに当時は普通に鏡張りの部屋や回転ベッドも有った。ガラスボウルのようなお風呂にだって入った入った…。
で、やっぱり私は画像の”Satellite of Love ラブホテル・消えゆく愛の空間学”って写真集が欲しいのだけど、普通に売ってない(泣)。
商品説明には”回転ベッド、鏡張りの部屋、ガラスの浴室・・あの懐かしきスタイルのラブホテルが、いま絶滅の危機に瀕している。風営法改悪によって、もうすぐ体験できなくなる、うれし恥ずかし愛欲空間。これが日本のオリジナリティだ!”と書いてあって、読んだだけでクラクラするのに、売ってない(涙)。
モーテルという言葉が死語になり、回転ベッドや鏡張りの部屋が絶滅した今、写真集を見て思いっきり昭和のノスタルジーに浸りたい。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元愚鈍さん・悪霊憑き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。
Eさんからも、Cさんが「わち辞めたくなってきた」と漏らしていたことを聞いた。
みかやん「いずれCさんが本当に引退したら、Cさんの兄姉の連絡先を聞いておいて、定期的にCさんの様子を見に行かなきゃ!と思ったんですよ。なんて言うか…Cさんがボケるんじゃないかって心配で」
Eさん「私も同じこと考えてたよ。Cさんはココを辞めたら本当にボケちゃうと思うもの。絶対、危険だって!」
みかやん「病院時代のCさんの同僚が頻繁にCさん宅に遊びに来てるのって、もしかしてボケ防止というか、発見が遅れて手遅れにならないようになんでしょうか?」
Eさん「あ!気付かなかったけど絶対そうだわ!間違いないよ!介護に来てるんじゃないの?やっぱりみんな考えることは同じなんだわ!」
こんなふうに心配されてるって本人は気付いてないんだろうけど、外で他人の中で働いているというのに、自宅にいるかのようにくつろいでいたり、好きなように仕事をしていたりで、緊張感まるでナシだもの。
昼休み、Cさんチームはフロント渦巻き君に「あの泡立ちが半端無い新しい入浴剤を使うと、一見お風呂がツルツルになるんですけど、ちゃんと洗って流さないと乾いたら白く残りますからね!気をつけて下さい!」と注意されていた。
いちいち言わなくても分かってるだろうと思っていたことも、CさんやUさんには通用しないようだ。いつまで経っても手の掛かる二人に、Eさんと私は閉口してしまった。
夕方、ベッドメイク中の部屋に渦巻き君が突然凄い勢いで入って来た。
渦巻き君「隣の部屋の内装が変わったの、見ました?」
Eさん「うん。私は見たよ。酷いよね!」
みかやん「ええっ?私、見てないですよ。どうなったんですか?」
渦巻き君に連れられて隣の部屋へ行って私も驚いた。玄関も部屋も壁紙が真っ赤になっていたからだ。
渦巻き君「これって”昭和”のラブホだよね!(興奮)」
みかやん「うん!それも”モーテル”と呼ばれていた頃の!」
渦巻き君「この辺にエアーシューターとか付いてそうじゃない?(大興奮)」
みかやん「あはは!エアーシューターって懐かしい!今の若い人達はエアーシューターなんか知らないよね」
ポーカーフェイスの渦巻き君も、珍しくかなり興奮してて「じゃ、来て下さい!」って私を隣の部屋まで連行してったぐらいだもの。
一瞬にして蘇る青春の日々。私が十代の頃、函館あたりのラブホには精算機なんかなくて、エアーシューターが主流だった…と思う(自分でお金を払っていなかった為に記憶が朧気)。
エアーシューターで支払いの時は、フロントへ「帰ります」と連絡すると、フロントからエアーシューターでカラの容器が送られてきて、その中へお金を入れてエアーシューターで送り返すってシステムだったハズ。ちなみにエアーシューターって吹き矢の原理なんだってさ。
当時はフロントへ「帰ります」ではなくて、「今、終わりました」とか「済みました」というような生々しい連絡をする人が多かったって話だ。
おまけに当時は普通に鏡張りの部屋や回転ベッドも有った。ガラスボウルのようなお風呂にだって入った入った…。
で、やっぱり私は画像の”Satellite of Love ラブホテル・消えゆく愛の空間学”って写真集が欲しいのだけど、普通に売ってない(泣)。
商品説明には”回転ベッド、鏡張りの部屋、ガラスの浴室・・あの懐かしきスタイルのラブホテルが、いま絶滅の危機に瀕している。風営法改悪によって、もうすぐ体験できなくなる、うれし恥ずかし愛欲空間。これが日本のオリジナリティだ!”と書いてあって、読んだだけでクラクラするのに、売ってない(涙)。
モーテルという言葉が死語になり、回転ベッドや鏡張りの部屋が絶滅した今、写真集を見て思いっきり昭和のノスタルジーに浸りたい。
コメント
これにお目に掛かる前に遊戯施設NGで撤去…
悲しい。
エアシューターは古い病院に行くとたまにありますね。
http://loveho.ai/search/17443.html
今でもあるみたい(爆)
ご無沙汰してスミマセン。コメントありがとうございます。
私は田舎育ちで他に娯楽も無くモーテルデビューが早かったので
辛うじて回転ベッドで回ることが出来ました。
当時は回転ベッドがいずれ無くなる物とは夢にも思ってませんでした。
>もげさん
もげさん、いつもコメント&URL貼りありがとうございます♪
古い病院に行くとたまに回転ベッドも有れば良かったのですが…(笑
北海道の片田舎ならともかく都会の真ん中にもエアシューターが
残ってるんですね。ビックリです。
しかも病院にエアーシューターがついていたとは知りませんでした。
いつも貴重な情報をありがとうございます。