11:00-18:00 点検18+セット+コスプレ回収+フード運び他

今日は、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と$君(10代後半・ギター少年)が遅番、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私が早番の勤務だったが、私は「前半だけ」ということでフロントをすることになった。

聞けば、フロント可愛い人(同い年・居酒屋勤務)が病気治療の為に今朝退職したそうだ。同い年トリオだったのに、Tさんも可愛い人も退職して私一人になった。

出動直後から忙しかったが「前半だけフロント」という言葉を信じて、セットに点検、フード運びやコスプレ回収に励んだ。フードを運ぶと部屋から男性が出て来る場合が多く、コスプレ回収に伺うと部屋から女性が出て来る場合が多いようだ。

このような場所で同性と対面するのはどうも気まずい感じがするので、どうせ客前へ行かなければならないなら、コスプレ回収よりフードの方が安心かも。

昼休み前にはセットや点検をする部屋が無くなり、作業室でリネン折りやらブラシ洗いの作業をしながら、フロントX君(20代前半・魔性のアゴ)にフロントの仕事について質問をしていた。

そこへフロント渦巻き君(年齢非公開←でも私より年上)が来て、一言「うわっ!いちゃついてる!」と言って立ち去った。珍しく真面目に仕事の話をしてたのに酷いよ、渦巻き君。

それからというもの渦巻き君は、X君と私が話をしてるのを見る度に「うわっ!またいちゃついてる!」とか「まだいちゃついてる!」と言い残して立ち去った。全然いちゃついてなんかないのに…。年下だし後輩だし可愛いし優しいし、仕事の話はX君が一番尋ね易いのに…。

昼休みに社員さんに恐る恐る「お昼済んだらメイクに戻っていいんですよね?」と尋ねてみたら「フロントの人が居ないんで引き続きお願いします」という回答で見事に騙された。

今日はX君が16時迄の勤務で、渦巻き君が17時半迄の勤務だ。17時半から18時までのクッソ忙しい時間にフロントが不慣れな私だけって…お客様方が一斉に帰り始める決して侮れない30分なのに…(泣)。

哀れな私に社員さん達は「僕達も手伝いますから」と言って下さったが、社員さん達は私達より遙かにお忙しい身の上だ。甘えるわけにはいかない。

昼休み明けに決死の覚悟で点検を始めたら、急いでる時に限ってコンビニボックスの補充の有無を確認し忘れて部屋に入り、そんな部屋に限ってコンビニボックスがスッカラカンで、補充のドリンク取りに戻らなきゃ!と思ったら、X君が届けに来てくれた。

なんて有り難い!X君のアゴに後光が差して見えた。こんなふうにX君が、この哀れな年寄りに何度も救いの手を差し延べてくれたので本当に助かった。X君たら、こんなことをして私を泣かせようとして…。

やがてX君が帰り、渦巻き君が帰り、私一人になった。自分がベッドメイク係の時、帰る間際にセット済みの部屋が無いとイヤなので、我が班2隊の為にセット済みの部屋を作った。

これがまた急いでる時に限って、おねしょマットまで血まみれの部屋やら、ポテトチップスやティッシュが散乱した部屋やら、使用済みスキンだらけの部屋に、使用済みナプキンだらけの部屋で散々だった。女だったらナプキンは汚物入れに入れとけや(怒)という感じ。

ようやく最後の点検にこぎ着けた。それが終わったらセットバッグ作りだ。速やかに点検して最後に窓のロールカーテンを下げようと思ったら、窓の位置が高くてロールカーテンを下げる紐に手が届かなかった。

テレビ台に乗ってロールカーテンを下げ、テレビに寄りかかって降りようとしたら、テレビがベッドの上に倒れた(驚・身体重すぎ?)。他の部屋は板のような薄型テレビだというのに、この部屋は分厚い元祖テレビだ。

テレビは辛うじてベッドの角に乗っていて、床に倒れて壊れたりせずに済んだが、元へ戻そうにも重くてびくともしない。泣く泣くフロントへ電話して助けを求め、フロント早口君が駆けつけて下さったが、状況を見て半笑いだった。情けないやら恥ずかしいやら…。

階下へ降りるとセットバッグは綺麗に片付けられていた。社員さん達や渦巻き君が片付けて下さったのだろう。若い男性達の親切を無性に有り難く感じてしまうのはトシのせいだろうか?皆に助けられ感謝の気持ちでいっぱいだった。

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