11:30-18:00 本メイク2部屋+クイックメイク18部屋+ベッドのみ1+風呂のみ1

今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。昨日、暑さでバテていたCさん(60代前半・元看護師)が欠勤し、三人で出動準備をしているところへフロント渦巻き君が来た。

渦巻き君「Cさんは”老化”でお休みなんですか?」

一同「・・・」

みかやん「あはは!多分、そうだよ!どうしよー!”違う”って言い切れない!」

渦巻き君と私は大爆笑だったが、Eさんと#さんは無言だった。「私も欠勤したら老化と言われて笑われるんだ」と思ったに違いない。申し訳ないことをした。

出動して#さんの仕事をチェックさせて貰ったら、またドライヤーのコードがグチャグチャだった。再三言ったし#さんには綺麗な仕事をしようという意志が無く「どうでもこうでも形になってりゃいいんでしょ」みたいな考え方が鼻につくので、また言わせて頂いた。

みかやん「前も言ったけど”ドライヤー使ってない!パス!”じゃなくて、例え使ってなくてもチェックしたり手直ししたりする癖をつけた方がいいよ。これは誰の目から見ても手直ししないと酷いよね?」

#さん「だから!フックに掛ければ戻るんだわ!何か方法あるの!?(怒)」

Eさん「何回でも巻き直したらいいでしょ!やり直しなさい!(怒)」

#さんの怒鳴り声を聞いて、Eさんが加勢してくれたので助かった。#さんは返事もせず鬼の形相でドライヤーのコードを巻き直し、一度でクリアした。出来るなら最初からやれ!って感じ。

トイレをチェックしたら、便座の下や便座の裏が水飛沫だらけで、水を流した後まるで拭き掃除がなされてないということだ。

「トイレによっては飛沫がかかることもあるから、水を流した後は必ずチェックしてね」と言ったら、#さんは速やかに水飛沫を拭いてからEさんに聞こえるように大きな声で「あぁ、これはダスターの拭きムラだわ」と言った。

明らかに”水飛沫”なのに、Eさんに見られないよう証拠を隠滅してから”拭きムラ”だなんて…拭いてないのに…。私が呆れて絶句したのでEさんは#さんをギロリと睨んだ。

すると#さんは、Eさんに見えないように背を向けてから、肩をすくめ両手を肘の部分から挙げて首を傾げた。洋画でよく見る「知らんがな」とか「なんでやねん」とか「うちやないやろ」という時のshrugというジェスチャーだ。

とてもじゃないが「欧米か」とはつっこめなかった。

#さんのあまりといえばあまりに老獪な手口に身の毛がよだった。やはり#さんはトシをとり過ぎて、もはや人間ではない。

私あたりは性格がハンムラビ法典的なので、ささやかな(?)抵抗をした。最上階用の10センチ以上あるティッシュケースの中にティッシュが3センチほどしか入ってなかったので、すかさずEさんも立ち会いのもとで#さんに指摘した。

みかやん「#さん、前回も言ったけど最上階は特にティッシュを足さないと…これじゃ全然…」

#さん「そんなに足したのに、まだ足さなきゃなんないの!?(怒)」

また私が言い終わらないうちに#さんが逆ギレして私を怒鳴りつけた。「Eさん、何とか言ってやってよ」と思ったけど、あまりのことにEさんも絶句していた。どう見てもティッシュは足されていないし、大嘘だということは火を見るよりも明らかだ。

#さんの得意技「ティッシュ使ってない!パス!」をして、確認しなかったのだろう。初期の#さんは「どうしたら効率良く出来るだろう」と悩んでいたようだが”手抜き”という形で解決したらしい。

すっかりEさんも私も口が重くなり、最後に4P部屋のベッド組みをした。

Eさんと#さんでベッドを組んでいたので、私は一人でもう一つのベッドを組んでいたら、#さんが異常に明るい声で「みかやん、待っててね〜♪こっち終わったら、そっち行ってあげるから♪」と叫んだ。

Eさんが言ったなら私も「はい。お願いします」と答えただろうが、テメエの仕事も満足に出来ないようなパッと出の年寄りに、なんで私が「行ってあげるから」と言われなきゃなんないんだか。「一人で出来ます!」と突っぱねた。

帰りにEさんは「#さんは、どうしようもないわ。あの人はダメだ」と頭を抱えていた。それでも何とかしなければ、みんなの為にも、お客様のためにも、うちのラブホのためにもならない。何とかしなければ…。

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