ラブホ近所の公園でおまつりをやっていて、公園の隣のホテルではおまつり期間だけビアガーデンをやっているそうで、Cさんが「アンタも色々ストレスも溜まってるだろうからビール付き合ってや。わちおごるから」と声をかけてくれたので、喜んで同行することにした。
仕事の帰りに寄ってみたら、おまつり帰りの人でごった返していて座る席など無く、座席難民は芝生の上に座っている状態だった。Cさんに食券の購入を頼まれたので並んで買って芝生へ行こうとしたら、いつもより一段と甲高い声で「こっちこっち!ここの席、空いたよ!」とCさんが叫んだ。
私より先に食券を買った人達も唖然としていた。なんて目ざとい!
Cさんの好プレーのお陰で一番後から来たのに、まんまとテーブル席についた。戦後すぐの昭和を生き抜いた人は凄い。
着いた当初は蒸し暑かったので、私も珍しく生ビールが美味いと感じたものの、Cさんの飲みっぷりに圧倒されてスミノフへ変更。Cさんたら、その辺の若者よりガンガン飲んでるんだもの。
すっかり気を良くして忘れていたけど、Cさんは割と酒癖が悪いし、今日は体内ガス弾暴発事故を起こされたばかりだ。が、時すでに遅く「ビール飲むとゲップも出るけどガスも出るよね」と言って、Cさんはまた豪快に笑っていた。
語りモードに突入すると、Cさんは天敵であるUさんと渦巻き君と#さんの話で止まらなくなった。
「Eさんとアンタが休みの日は、ずっと渦巻きとUとでヒソヒソ話してるんだの。あの二人はデキてるわ。間違いない!似た者同士だもね。だけども気持ち悪いわ!」
「#は#で若ぶっててしゃ、わちに”トシだ婆さんだって言うから老けるんだ”だとさ。どう見たってわちより#の方が婆さんに見えるべしゃ!冗談でないわ!」
「Uだら社員さんに関わりたくて仕方ないんだわ。くだらないことでもすぐフロント行ったり電話したり、あんなにしつこくしたら頭悪いと思われるだけだべさ。実際Uは頭悪いけど見てたらイヤラシイぐらいだよ!」
とは言ってたけど、Cさんあたりは実際にUさんや渦巻き君や#さんに会ったら、それはそれは仲むつまじく談笑したりしている。私には絶対に真似の出来ない芸当だ。その分、私なんかより余程ストレスが溜まってそうだ。
またいつものように散々酒をあおって泣き出すのでは?とヒヤヒヤした。
ところが「アンタは明るくて人気者だし、よく働くし頭はいいし、馬鹿どもが妬んで足を引っ張ろうとしてるから気をつけなさい!裏表無いのがアンタのいい所だけど、あんまり真っ直ぐ過ぎても上手くないもんだよ。わちは病院でアンタみたいな若い子が馬鹿や意地悪な年寄りに潰されて辞めていくのを何人も見てきたから」
と真顔で言った後「さ、お腹いっぱいになったし帰るか」と帰り支度を始めた。
もしかして私に何か言いたいことが有るんだろうか?とは思ったけど、それを言うのにCさんたらビールを10杯以上飲んでたよ。Cさんの台詞の直後は思わずポカーンとなったけど、Cさんの後ろ姿を見送ってる間にとっても申し訳なく思った。
Cさんは奴等の悪巧みでも聞いてしまったのだろうか?だとしても怖くて聞けない。そこまで言ってくれたなら一部始終を事細かに教えて貰えないと、あたしゃ頭が悪くて分かんないってば(泣)。
仕事の帰りに寄ってみたら、おまつり帰りの人でごった返していて座る席など無く、座席難民は芝生の上に座っている状態だった。Cさんに食券の購入を頼まれたので並んで買って芝生へ行こうとしたら、いつもより一段と甲高い声で「こっちこっち!ここの席、空いたよ!」とCさんが叫んだ。
私より先に食券を買った人達も唖然としていた。なんて目ざとい!
Cさんの好プレーのお陰で一番後から来たのに、まんまとテーブル席についた。戦後すぐの昭和を生き抜いた人は凄い。
着いた当初は蒸し暑かったので、私も珍しく生ビールが美味いと感じたものの、Cさんの飲みっぷりに圧倒されてスミノフへ変更。Cさんたら、その辺の若者よりガンガン飲んでるんだもの。
すっかり気を良くして忘れていたけど、Cさんは割と酒癖が悪いし、今日は体内ガス弾暴発事故を起こされたばかりだ。が、時すでに遅く「ビール飲むとゲップも出るけどガスも出るよね」と言って、Cさんはまた豪快に笑っていた。
語りモードに突入すると、Cさんは天敵であるUさんと渦巻き君と#さんの話で止まらなくなった。
「Eさんとアンタが休みの日は、ずっと渦巻きとUとでヒソヒソ話してるんだの。あの二人はデキてるわ。間違いない!似た者同士だもね。だけども気持ち悪いわ!」
「#は#で若ぶっててしゃ、わちに”トシだ婆さんだって言うから老けるんだ”だとさ。どう見たってわちより#の方が婆さんに見えるべしゃ!冗談でないわ!」
「Uだら社員さんに関わりたくて仕方ないんだわ。くだらないことでもすぐフロント行ったり電話したり、あんなにしつこくしたら頭悪いと思われるだけだべさ。実際Uは頭悪いけど見てたらイヤラシイぐらいだよ!」
とは言ってたけど、Cさんあたりは実際にUさんや渦巻き君や#さんに会ったら、それはそれは仲むつまじく談笑したりしている。私には絶対に真似の出来ない芸当だ。その分、私なんかより余程ストレスが溜まってそうだ。
またいつものように散々酒をあおって泣き出すのでは?とヒヤヒヤした。
ところが「アンタは明るくて人気者だし、よく働くし頭はいいし、馬鹿どもが妬んで足を引っ張ろうとしてるから気をつけなさい!裏表無いのがアンタのいい所だけど、あんまり真っ直ぐ過ぎても上手くないもんだよ。わちは病院でアンタみたいな若い子が馬鹿や意地悪な年寄りに潰されて辞めていくのを何人も見てきたから」
と真顔で言った後「さ、お腹いっぱいになったし帰るか」と帰り支度を始めた。
もしかして私に何か言いたいことが有るんだろうか?とは思ったけど、それを言うのにCさんたらビールを10杯以上飲んでたよ。Cさんの台詞の直後は思わずポカーンとなったけど、Cさんの後ろ姿を見送ってる間にとっても申し訳なく思った。
Cさんは奴等の悪巧みでも聞いてしまったのだろうか?だとしても怖くて聞けない。そこまで言ってくれたなら一部始終を事細かに教えて貰えないと、あたしゃ頭が悪くて分かんないってば(泣)。
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